修士論文の作成には2年をかけないと
本日午後,私が修士論文の作成について指導を担当している学生(といっても現職教員)たちに,集中ゼミを実施した。講義期間中は,毎週1回修士論文作成の進捗状況についてレポートしてもらっているが,昼間は所属校で勤務している彼らであるから,ゼミのための時間を確保するのは難しい。だから,夏休みや冬休みにはたっぷり時間をかけて,各人の構想や今後のアクション等について意見を交換することにしている。
修士論文の作成は2年次になってからでよいという考え方もあるが,私は,スタートを早くしてもらうことにしている。実践研究の論文は,相手や状況に依存する部分が少なくない。だから,できる時に文献や資料,各種のデータを集めておくのがベターだと思うからだ。4名の修士課程1年次の学生には,本年度中に3分の1から半分くらいを目処に,修士論文にまとめる研究の過程や成果を文章化してもらうつもりである。
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