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2009.09.30

教育実習生がんばる!

 本日,大阪市立天王寺小学校を訪れ,本学の学生が取り組んでいる教育実習を見学した。2時間目から5時間目までに6人の実習生が実施した研究授業をすべて見学し,6時間目に時間帯に,私なりにコメントさせてもらった。
P1100730 我が実習生たちは,ていねいに,教材を研究して指導案を作成し,様々な道具を準備して,研究授業に臨んでくれた。授業中も,真摯な姿勢を見せてくれた。子どもたちにも,彼らの頑張りは伝わったに違いない。細かい技術が不足している点や今日の教育の動向を十分には把握していない点はあれど,今日のような態度で授業づくりに励み続ければ,きっとよい教師になれるだろう。実習生さん,お疲れ様。
 ついでではあるが,本日は,自分を褒めてあげたいくらい,私もがんばった。上記の見学と指導の他,教育委員会や教育センターのスタッフとのミーティングが3件。9時から12時間以上,働き続けた。

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2009.09.29

「未来の教室-テクノロジーを教室に-」(大阪教育大学開学60周年記念事業)

 大阪教育大学は本年度,開学60周年を迎える。それを記念して,5つのシンポジウム&講演会が催される。その第4回が10月3日(土)の「未来の教室-テクノロジーを学校に-」である。まず,基調講演を野中先生(横浜国立大学)にお願いしている。ICT環境が整備された,内外の教室・学校の様子をご紹介いただく。次いで,野中先生の他に,インテルの教育プログラムを柳原氏に,そしてICT活用や情報教育の取り組みを守口市立八雲小学校の重松先生にご登壇・ご報告いただき,ICT環境を活かした,新しい教育のあり方,それを実現する際の課題について幅広く論じる。
 定員にあと少し余裕があるようなので,参加を希望なさる方は,ここにアクセスして,急ぎお申し込みいただきたい。

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2009.09.28

単元構成を工夫して思考力等の育成に迫る(尼崎市立七松小学校)

 本日,尼崎市立七松小学校の校内研修会に参加した。同校は,「自ら考え共に学び続ける子ども~知識・技能の活用をめざした,思考力・判断力・表現力を高める学習指導を探る~」という研究テーマを掲げて,教師たちは,実践研究に着手している。
P1100668 例えば,第6学年の国語の授業では,教科書題材の読解前に,似たようなテーマの題材による学習を挿入し,それを活かして,教科書題材の読解を支援している。また,教科書題材の読解後には,それを活かした文章を作成し,それを前学校長に届けるといったプロジェクトに子どもを従事させている。つまり,単元構成の工夫が豊かである。
 同校は,12月7日に自主公開研究会を開催する。そこでは,全学年の授業が公開され,分科会形式の事後協議会が設定されている。参加すれば,得るものが多いだろう。

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2009.09.27

『日本の授業研究 下巻 授業研究の方法と形態』(日本教育方法学会編,学文社,2009年9月)

 先日,自宅に,『日本の授業研究 下巻 授業研究の方法と形態』(日本教育方法学会編,学文社,2009年9月)が届いた。これは,『日本の授業研究 上巻 授業研究の歴史と教師教育』とともに,日本教育方法学会のメンバーが,我が国の授業研究を体系的に論じた著作である。
 私も,下巻の第6章「授業研究を基礎とした学校づくり」の執筆を担当し,学校研究と授業研究の関連性,後者の今日的な姿,それを実現するためのミドルリーダーの力量等を論じた。

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2009.09.26

やっぱり家庭学習が大切

P1100552 さらに,香港のHKMA K S LO College(香港管理事業協会 羅桂祥中学校)の授業について紹介したい。写真は,第2学年の理科の授業を受けていた子どもが持っていた手帳である(男性アイドルのシールが貼られているのは,ご愛敬)。これは,家庭学習の内容を記し,それを果たしたことを保護者がサインするものである。英国でもよく見かけた(スクールジャーナル等と呼ばれていた)。
 さらに,一昨日も紹介したように,第1学年の数学の授業では,宿題だけでなく,関連Webを紹介して,発展学習にも誘っていた。今,家庭学習による学力向上が世界各地で進んでいる--。

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2009.09.25

よく練られた習得型の授業

 昨日に続き,香港のHKMA K S LO College(香港管理事業協会 羅桂祥中学校)の授業について紹介したい。写真は,第2学年の理科の授業である。音の伝導に関する内容であるが,教師も生徒も,英語でやりとりをしている。つまり,イマージョン教育である。この学校には,経済的には豊かでない家庭の師弟が通っているのであるが,小学校卒業時のテストの結果によって,英語による授業を繰り広げるクラス(数学,理科等)とそうではないクラスに分けると聞いた(1学年7クラスのうち,3クラスが英語による授業のクラス)。
P1100560 いずれにしても,授業は,よく練られた習得型ものである。まず,前時の内容の復習,そして本時の目標の確認,教科書を用いた基本的な考え方の説明,それを確認するための映像資料の活用(写真の様子),実感的な理解を図るための(グループによる)実験等である(この部分は,活用型授業に迫っている)。これが,40分で展開されるのだから,そのスピードにも驚かされる。

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2009.09.24

香港でもきめ細かな授業

P1100591 本日,香港のHKMA K S LO College(香港管理事業協会 羅桂祥中学校)を訪問し,授業を観察するとともに,教師たちにヒアリングを試みた。この学校は,いわゆる学力テストの成績はそれほどよくはないが,教師たちが,授業研究を重ねて,授業のデザインや教材を工夫していると,訪問前に聞いた。なるほど,授業を見せてもらうと,それがよく分かった。例えば,写真のような「きめ細かな指導」が繰り広げられていた。これは,中学校1年の数学の授業である。教師は,生徒の発表に対して,実にていねいに反応していたし(「よくがんばった」「間違ってもいいんだよ」等々)。

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2009.09.23

香港の教師たちの授業研究

P1100510 本日,香港教育学院で,日本や香港の授業改善,授業研究,学校研究について,研究者たちと意見交換をした。香港の授業研究は歴史は浅いが,急成長を遂げていることがよく分かった。特に,政府や大学が支援して,学校内で,教科単位で教師グループを構成し,教材研究や事前・事後テスト等を駆使した科学的な研究については,その模様を写した映像を見せてもらったが,たいへんしっかりしているし,それが教師たちの力量形成に役立っていることも分かった。日本では,大学附属等が実施しているもの,大学院で学ぶ現職教員が取り組む修士論文等の内容や構成に似ているように思った。
 一方,日本の学校のように,授業とそれを題材とする語り,それを通じた授業づくりのアイデアの環流については,あまり重視されていないようだった。学習内容や学習者研究を重視するので,香港では,授業研究を「learning study」と呼ぶ。両者の間に,似ているとところとそうでないところがあるのが,おもしろい。

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2009.09.22

またまた香港へ

 本日,またまた香港を訪れた。日本女子大学の吉崎先生を代表者とする,研究プロジェクト「初等・中等・高等教育における教育方法の改善・開発に関する総合的研究」の一環で,国際学力調査において中学校の成績のよい,香港の教育機関でヒアリングを実施したり,学校で授業を観察したりするためだ。
 明日,香港教育学院を訪問するのだが,ヒアリングのはずが,いつの間にか,こちらのプレゼンテーションに長い時間を費やすこととなってしまった。私は,学力向上のための授業研究の推進について発表する。

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2009.09.21

「ヨーロッパの学会で発表したら--」と言われて

 昨夜の日本教育工学会第25回全国大会の懇親会にて,教育工学研究の大家たる,ある先生から,私がシンポジウムで発表した内容について,コメントをしていただいた。それは,「カリキュラム・リーダーシップに関する理論的・実践的研究-語りと探究のコミュニティの可能性と課題」は,ヨーロッパの学会等で提案すると,なおいっそう学術的に高く評価されるであろうというものであった。カリキュラム・リーダーシップの概念は,アメリカ発なのであるが--。
 また,その方は,私が「私の発想や取り組みは教育工学的ではないんです--」と言い訳すると,教育工学会にこだわることなく,関心を共にする学術コミュニティに自我関与すればよいのであって,「(ひとつの)学会(の枠組み)に,研究者が『合わせる』必要はない」とさらりと言われた。これについても,いろいろ考えるところである--。私は,教育「何」学を研究していることになるのだろうか--。

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2009.09.20

シンポジウム「変革を支える教育工学:サスティナビリティとスケーラビリティ」(日本教育工学会第25回全国大会)

 本日も,日本教育工学会第25回全国大会に参加した。そして,シンポジウム「変革を支える教育工学:サスティナビリティとスケーラビリティ」に登壇した。私は,「カリキュラム・リーダーシップに関する理論的・実践的研究-語りと探究のコミュニティの可能性と課題」というタイトルで,カリキュラム・リーダーシップの概念の台頭とその背景を整理し,そのモデルを提案するとともに,それを実践に適用している様子やそれで果たしている役割についても,報告した。その結果を,組織社会学や経営学の専門家がコメントしてくれた。自分がやっていることの意義や課題について再検討できた。

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2009.09.19

日本教育工学会第25回全国大会始まる

 本日から3日間,東京大学(本郷キャンパス)を会場として,日本教育工学会第25回全国大会が開催される。昨年度までは,担当理事として,大会企画委員会委員長を務めねばならず,3日間ずっと気が張っていた。今年からは,もう少しリラックスして,参加できる。
 シンポジウム1B「学習指導要領のスタートに向けて,『教育の情報化』のために,教育工学は何をすべきか」では,各登壇者がそれぞれの立場から,教育の情報化の施策や学習指導要領,実践の現状等についてレポートしていた。それらは正鵠を射たものであったと思うが,現行の施策等を前提とした議論に留まっていたように思う。学会が催すシンポジウムであるから,さらに踏み込んで,これまで培ってきた教育工学的知見から,施策等を批判的に検討し,さらにそれをリードする(次の施策を生み出す論理を呈する)ことも話題にしてもらいたかった。2時間という短い時間設定だから,難しいのであろうが--。

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2009.09.18

放送教育全国大会での実践等の発表

 本日,渋谷のNHKで,全国放送教育研究会連盟(全放連)の研究プロジェクトたる「放送学習による人間力育成プロジェクト」のミーティングが催された。私も,アドバイザーとして参加した。本日は,10月27・28日に愛知県・豊橋市等で開催される第60回放送教育全国大会(第13階視聴覚教育総合全国大会を兼ねる)の研究分科会・小学校で,全放連の研究プロジェクトたる「人間力育成プロジェクト」のチームが報告する内容を検討した。15分しかない発表時間であるが,人間力の概念の説明,番組紹介,実践の様子のレポート,プロジェクトの概要説明等に,プロジェクトリーダーの竹下さん(千代田区立九段小学校教諭),草柳さん(川崎市立夢見ヶ崎小学校教諭)がトライしてくれる。この分科会では,他にも4つの実践報告が計画されている。放送教育の実践研究に取り組んでいる読者は,ぜひ参加をご検討いただきたい。

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2009.09.17

「おかえりなさい」のケーキ

P1100499 本日,大学院の修論ゼミをおこなった。ゼミ修了後,院生たちが,南アフリカ共和国からの無事帰国を祝って,ケ
ーキを買ってきてくれた。写真のとおりである。持つべきものは学生である(しかし,修論の内容・構成については,厳しく指導したが)。

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2009.09.16

教育実習の訪問指導にて

 本日,卒論指導学生の教育実習校に出かけ,そこで,算数等の授業を見学した。教員志望学生として,一生懸命に授業に取り組む姿は好感が持てた。しかし,やはり,目標が多すぎて,学習内容や学習活動が焦点化されていないので,どうしても,子どもが納得するに至らない。「要するに,この授業で一番大切にしたいことは何なのか」を突き詰めて考えるよう,アドバイスした。
 授業見学前に,校長室にて,「大学教員は学校の現状を把握していない」ということで,「公立校の現状」について数十分,ご講義いただいた。お話を拝聴し,勉強させていただいた。

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2009.09.15

研究授業におけるチャレンジ(三次市立三和小学校の研究発表会)

 広島県三次市立三和小学校の校内研修会に参加した。同校は,11月27日(金)に,授業公開を伴う研究発表会を開催する(6月19日にも催したので,第2弾である。ちなみに,2月には第3弾が催される)。公開される授業のプランを聞き,それについて私なりにコメントした。
 すべてのクラスで(といっても6クラスしかないのであるが),そして全教師が研究授業を行う。彼らは,思考力・表現力育成のためにICT活用を試みるが,すべて,タイプの異なるものである。一斉指導における教師の電子情報ボードの活用もあれば,コンピュータ室における子どもの自主的な情報収集(作品制作)等もある。
 さらに,敬意を表したいと思うのは,教師たちのチャレンジ精神である。同校は,昨年度も同じ時期に研究会を開
催した。たまたま,今年度も,同じ教科を同じ学年で指導することになった教師たちもいるが,あえて昨年度とは異なる教材(題材),異なるスタイルのICT活用を,彼らは試みている。それが自らの力量形成,学校研究の発展に資するからと考えるからだ。すばらしいことである。

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2009.09.14

文部科学省で催された会議に出席して

 今日は,虎ノ門の文部科学省で催された会議に出席した。委員の数が多く,しかも,おそらく私が最若手である。だから,大人しくしておこうと思ったが,せっかくだから一言だけと思って,ある資料についてのみ,ちょっとだけコメントした。

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2009.09.13

NHK2011のプロジェクトのゴール

 本日,新橋で,NHK2011のプロジェクトの打ち上げがおこなわれた。このプロジェクト,正式な名称は,「2011年以降の学校放送番組とデジタルコンテンツのあり方に関する調査研究」である。昨年度から,アンケート調査,インタビュー調査(国内外)を経て,学校放送番組の編成方針や新しい番組のプロトタイプを開発し,その妥当性をヒアリングによって確認してきた。その成果が報告書にまとまった。2011年以降の学校放送番組の活用イメージを教室のエピソードとして示すという,ユニークな提言も盛り込まれている。
 熊本大学の鈴木先生,玉川大学の堀田先生,東京大学の山内先生,早稲田大学の森田先生,そして椙山女学園大学の亀井先生の参画を得て,プロジェクトが企画・運営された。NHKや日本放送教育協会のスタッフによるサポートにも助けられ,なんとかゴールを迎えられた。我々の提言がどこまで実現の運びとなるか,楽しみである。

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2009.09.12

なぜか,元気!

P1100227 26時間の旅を終えて,南アフリカ共和国から帰国した翌日(半日後),大学院入試のため,柏原キャンパスに向かった。このスケジュール,やや無理がある。「入試の最中に眠くなったらどうしよう」と当初は不安であった。
 しかし,なぜか元気である。日中,眠くなったりしない。かなりの雨の中,高速道路を走ったり,逆に渋滞の中,ノロノロ運転をしたりしても,なんともない。今も,集中講義の成績処理をしている。よほど,南アフリカ共和国の風土や文化が,水に合ったのか--。写真のように,ケープ半島のある海岸で,ペンギンに癒されたからかもしれない。

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2009.09.11

無事帰国して

P1100355 第3回IAACS(カリキュラム研究に関する国際学会)での発表を終え,会場を後にして26時間後,大阪,関西空港に到着した。事前に南アフリカ共和国は危険であるという注意を受け続け,私を含むチームは多少不安を抱いて出発したが,ほとんどそれを感じることなく,むしろ,南アフリカ共和国の人々の思いやりや親切にたくさんふれることができた。学会では,世界中の国々の研究者たちに会い,いろいろな情報を得た。また,発表については,日本の学校の教師たちの取り組みの可能性,それを(前提の異なる)各国の研究者に伝えることの難しさを再確認した。長い旅だったが,よい経験となった。
 ちなみに,この学会は3年に1度催される。次は,2012年に,ブラジルのリオデジャネイロでの開催と聞いた。

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2009.09.10

ケープ州の美しい自然

 南アフリカ共和国のケープタウン州は,ヨーロッパ的な香りを漂わせながら,自然が美しい。写真のような様子である。
P1100147 P1100349

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Lesson Studyへの熱い眼差し

 ケープタウンの9日16時から,IAACS(カリキュラム研究に関する国際学会)での発表が始まった。大阪市立大学の矢野先生,愛知江南大学の森さんとの共同発表だ。タイトルは,「Development of a vital model of curriculum leadership」である。カリキュラム・リーダーシップに関する文献研究,ケーススタディを通じて考案した,3つのモデルを呈した。
 発表,質疑応答とも,まずまずの出来か--。教育課程行政の概要を説明しなかったため,我が国の学校におけるカリキュラム・リーダーシップの意義について,さらに説明が必要になった。外国の聴衆は,我々が前提としている枠組みをもう少していねいに説明する必要があることを痛感した。
 しかし,発表後に複数の聴衆から補足説明を求められたのは,カリキュラム・リーダーシップの舞台の一つたる,授業研究の方法論であった。ここでも,Lesson Studyには,熱い眼差しが注がれている。

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2009.09.09

カリキュラムと教室実践

P1100342 また今日も,カリキュラム研究に関する国際学会でいくつかの発表を聴いた。今日は,1つ共感できる,また説得される発表があった。それは,トルコの教員志望学生の「カリキュラム」に関する思考に関するものであった。発表者は,カリキュラム,そして授業,学校,教師等々に関する講義をおこない,そこでの学生の会話を記録・分析した。それをマップに位置づけると,「カリキュラム」と「教室実践」は対極に位置づくという。つまり,前者は,国家が定める枠組みであり,机上のものであり,教室における営みと乖離していると学生は認識しているというわけだ。トルコの教員たちの思考はどうか,我が国の教員志望学生の場合は--等々,いろいろ考えさせられた。

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様々なスタイルの発表を聴いて

P1100340 今日も,カリキュラム研究に関する国際学会でいくつかの発表を聴いた。それにしても,様々なスタイルの発表があるものだ。何の資料もないトークだけのもの,パワーポイントの画面を読み上げるだけのもの(つまり文字ばかりのスライドが続く)などは,20年以上も学会参加を続けている私も,見たことがないものだ。そうかと思うと,写真のようなビジュアルなポスターを利用した発表もある(いわゆるポスターセッションではないので,口頭で発表していたが)。それぞれのスタイルがあってもよいのだろうが,しかし,やはりトークだけのものを聴くのは骨が折れる。

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2009.09.07

More Appreciative--

P1100320 国際学会もいよいよ発表が始まった。最初の基調講演では,華東師範大学の研究者が,孔子とデューイの指導を比較検討しながら,国際的なカリキュラム研究に求められる要件を呈していた。その講演の中で,彼が,含蓄のある表現を用いていた。それは,「More Description, Less Evaluation--」と「More Appreciative, Less Critical--」である。なるほど,研究交流の際には,これを旨とするのがよろしかろう。そういえば,私が学校現場の教師たちと交わる時には,自然にこれに即しているようにも思う。

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白亜の街,ステレンボッシュ

P1100309 ケープタウンを発って,ステレンボッシュに到着した。ステレンボッシュ大学を訪問し,そこで,学会の参加登録を行う。それに先んじて,スタッフが,大学とその周辺を案内し,特徴等を説明してくれた。大学の建物も,街のそれも,多くは,壁が白い色で塗られている。ステレンボッシュは,白亜の街である。

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2009.09.06

ケープタウンからステレンボッシュへ

 ケープタウンに到着して3日目に,ステレンボッシュに移動した。ここのホテルを会場にして,国際カリキュラム学会が催される。我々のグループの発表準備にも熱が入ってきた。

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2009.09.05

ケープタウン2日目

P1100188 昨日南アフリカ共和国に到着し,今日は,ケープタウン2日目である。学会発表の準備の後,せっかくだから喜望峰等を訪ねた。写真のような風景である。ここがアフリカの南端だ--遠いところまで来たものだ。

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2009.09.04

ようやくケープタウンに

 日本時間の4日19時頃,南アフリカ共和国のケープタウンにようやく到着した。まあ,順調な旅だったと言えるだろう。長旅にも関わらず,まずまず元気であるし。しかし,初めてのアフリカ訪問で,初めて経験に戸惑うこともある。二度とアフリカに来ることはないかもしれないので,それを人生の糧にしたい。読者にも,日本から,学会発表が成功するよう応援していただきたい。

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2009.09.03

南アフリカ共和国に向けて出発

 3日の午前6時45分に自宅を出て,関西空港から,南アフリカ共和国に向けて旅立った。今,日本時間だと,22時50分だが,まだ経由地の香港にいる。あと2時間後にようやくヨハネスブルグに向けて出発だ。それから13時間以上のフライト,それを終えて今度はケープタウンへの2時間の国内便での飛行。学会発表を行う,ケープタウンは遠い。

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2009.09.02

「授業レジリエンス力」を考える

 前にも述べたが,現在,教師の力量を考える上で,「レジリエンス」という概念は重要である。ベネッセ教育研究開発センターと共同で,授業力に関する調査研究を企画中であるが,それに,この概念を組み入れたいと考えている。私の授業力量の3層モデル,一般の教師レジリエンス調査の知見,さらには教師のライフストーリー研究の知見等を参考にして,授業づくりの葛藤や矛盾に向き合い,それに対処する能力,すなわち「授業レジリエンス力」を概念化・モデル化し,調査したい。

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2009.09.01

低学力の子どもにはどのような授業がよいのか

 ある中学校で,学力向上について話題提供を行った。講演後出てきた質問の1つは,「低学力の子どもには,教科書の内容を上手に板書し,それを写すことが授業の主柱にならざるをえないのではないか」というものであった。それは,たとえ生徒に忍耐を強いたとしても,生徒に知識を注入すべきではないかという考え方に基づく。
 この考え方,ある意味では正しい。しかし,今日の中学生は,本当に耐えてくれるのか--。いくつかの教室を巡ってみると,そのようなトレーニングの意義を感じられずに,学びから離れてしまっているケースも目にする。そもそも,例えばペアトークやグループ学習における表現を通じて,つまり能動的な活動を経て,学習参加が促され,生徒の習得が促進されるとも思うのだが--。
 低学力の子どもに対しては,どのような授業が期待されるのか。私は,学力が低いからこそ,活動や活用を尊重する授業デザインを彼らは受け入れる(望む)とも考える。

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