国際学会もいよいよ発表が始まった。最初の基調講演では,華東師範大学の研究者が,孔子とデューイの指導を比較検討しながら,国際的なカリキュラム研究に求められる要件を呈していた。その講演の中で,彼が,含蓄のある表現を用いていた。それは,「More Description, Less Evaluation--」と「More Appreciative, Less Critical--」である。なるほど,研究交流の際には,これを旨とするのがよろしかろう。そういえば,私が学校現場の教師たちと交わる時には,自然にこれに即しているようにも思う。
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