こんな家庭学習なら子どもは熱心に取り組む(津山市立北陵中学校にて)
津山市立北陵中学校を訪問して,社会科教室で,1年生が取り組んだ地図づくりの成果物を目にした。これは,生徒が自分でテーマを定めて,それに即した情報をWeb等から収集し,地図に貼り付けるものだ。例えば,「世界遺産」「料理」「盛んなスポーツ」がそのテーマである。
1年生の作品を3年生が興味津々という様子で,眺めていた。「やってみたい?」とたずねたら,「楽しそう,やってみたい」と答えてくれた。こういう課題ならば,どの子どもも熱心に取り組むはずだ。昨年度,授業と家庭学習を連動させる授業モデルの開発,それを生かした調査研究に従事したが,そこで明らかになった,「ドリル的な課題と探求的な課題をバランスよく与えている教師が指導している子どもの学力は高い」という知見の確からしさを実感した。
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