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2009.11.30

「元気いっぱい」の研究授業

 大阪市教育センターの研究活動のサポートのため,大阪市立酉島小学校を訪問した。中堅教師の算数の授業を見学し,それと事後協議会の企画・運営について,アドバイスするためだ。
P1120849 学校に到着し,校長室で,学校長から授業者を紹介された。「『元気いっぱい』の教師です」と。授業は,なるほど,元気よく進められた。子どもたちも,それに触発されてか,元気よく,自分たちが見つけてきた「生活の中の九九」を,ICTを操作しながら,発表してくれた。
 事後協議会で,授業者は,自分がこれまで取り組んでこなかったスタイルの授業にチャレンジしたと述べた。それが,このプロジェクトチームのメンバーが,活用型授業のデザインについて,よりよく考える機会を提供してくれた。

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2009.11.29

学校評価を通じた成長

 本日午前,大阪市立昭和中学校の学校評議員会に出席した。この学校は,平成18年度に学校評価に関する実践研究に着手した。研究期間終了後も,同校の教師たちは,地道にその取り組みを継続させてきた。その成果たる学校改革の推進を本日確認できた。例えば,「学校生活の手引き」が制作された。保護者等に対するアンケート項目が改変されている。研修の回数が増えたり,研究指定を受けて授業公開や研究発表の機会が用意されたりしている。
 学校評価を通じて,学校が成長している。こういう学校を訪ね,教師たちに接するのは,心地よいことである。

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2009.11.28

日本教育工学会創立25周年記念シンポジウム

 本日,東京・田町で催された,日本教育工学会の創立25周年記念シンポジウム準備委員会に出席した。同学会の企画委員会委員長を拝命しているため,役職指定(?)で,この準備委員会のメンバーとなった。
 シンポジウムは,2010年6月19日(土)に,聖心女子大学を会場として,開催される。教育工学研究の領域ごとに知見を整理する,他学会の取り組みと比較する,創立以来の歴史をひもとくといった内容で構成される予定である。登壇者等の詳細は未定であるが,内容の濃いシンポジウムになろう。参加を検討されたい。

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2009.11.27

成長する学校の研究発表会(三次市立三和小学校)

P1120733 広島県三次市立三和小学校が研究発表会を催した。国語と算数の6つの授業の公開,ポスターセッション形式の事後協議会(写真の様子),三次市教育委員会指導主事の講評,ICT活用に関するワークショップ(実物提示装置,電子情報ボードの操作等),講演,振り返りタイムという,よく練られたプログラムである。
 昨年度までの取り組みと比較すると,ICT活用や活用型授業の多様性が増している。参加型事後協議会の運用上の工夫(スタンプラリー制の導入),参加者全員の授業改善を促すワークシートの活用等も,新たに採用された。この研究発表会の企画・運営は,同校が「成長する学校」であることを雄弁に物語っている。

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2009.11.26

高等学校の授業の多様性

P1120595 大阪府内の2つの高等学校を訪問し,授業を見学した。このところ,高等学校の授業を見学する機会が増えた。それは実に多様であると思う。大学でもあまり見られなくなった,一方的な講義を目にすることもある。生徒が寝ていても,内職をしていても,まるで見なかったかのごとく,トークを続ける教師もいれば,写真は,ある生物の授業で,ウニの発生を電子顕微鏡で観察させ,それがどのような段階に至ったものかを判断させて,ワークシートに記入させているところである。音楽・美術・書道等の選択授業で生徒が真摯な姿勢で課題に取り組んでいる場合もあれば,学校設定科目で生徒がコンピュータでフォトレタッチを楽しんでいる場合もある。
 授業研究を実施する高等学校も少しずつではあるが,増加している。それが高等学校にも浸透し,授業改善を活性化する装置となりうるか。見守っていきたい。

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2009.11.25

またまた我が卒業生が研究授業でがんばる

P1120539 昨日,大阪市立田辺小学校を訪問して,初任教師の研究授業を見学した。彼女も,この3月に大阪教育大学を卒業したのだが,私が卒論指導を担当した学生であるが,算数の研究授業を見せてくれた。九九表の導入を図っていたが,子どもたちの興味を高めるために,教材・教具を工夫し,充実した授業を展開していた。この調子でがんばってもらいたい。
 学校長をはじめとして,同僚の先生方が私に次々とあいさつしてくださり,彼女の努力をたたえてくださっていた。学校の一員として認められている証左であろう。

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2009.11.24

教育実習生も研究授業でがんばる

 本日,本学の附属平野小学校に赴き,3コマ,教育実習生が実施する研究授業を見学した。いろいろ細かい点には問題があれど,皆,真摯な姿勢で研究授業に取り組んでいた。細案(指示等の言葉も載せた詳細案)を作成し,資料を丁寧に準備して。ああいう姿勢をこれからも,教員になっても,持続してもらいたいものである。

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2009.11.23

学校放送番組の活用は,教師の学びを促す

 本日,渋谷のNHKで,全国放送教育研究会連盟の研究プロジェクト「放送学習による『人間力育成』プロジェクト」のミーティングに参加した。このプロジェクトでは,授業研究を重要視するが,今年度も7月10日に続き,12月11日に,実施する。目黒区立下目黒小学校の田端教諭が,今年度新たに放送されている『カラフル!』を活用して,子どもたちに,家族愛等を考えさせる授業を実施する。本日は,その指導案を検討した。
 議論の過程で,「学校放送番組の活用は,教師の学びを促す」を再認識した。NHKの学校放送番組は,毎年度,その編成が変わる。新番組は,当然,新しい教材であるから,その利用自体が,教師にとって新たな挑戦となる。また,学校放送番組の利用は,教科書や副読本(道徳の場合)の利用との連結や差別化を考えざるをえなくなる。それにもまた,工夫が求められる。さらに,放送番組は,活字資料以上に,子どもたちの反応を多様に導き出すので,その予想や対応への備えに腐心することになる。
 こんな検討は面倒だろう。しかし,それが,教師の力量形成に資することは,自明である。放送教育に取り組む教師は,成長志向の教師と言ってよい。私にとって,放送教育は,教育メディア研究であると同時に,いや,それ以上に,教師の成長に関する研究として把握したいフィールドである。

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2009.11.22

卒論は,最後の最後まで見直しをして

 今日は,卒業論文等の作成に関するゼミ指導の日であった。彼らが論文を提出するまで,あと2月ほど。既に,r論文のボリュームは私が当初示した基準を超えた学生がいる。「データを取り終えた」と言い切る学生もいた。彼らは皆,まじめに取り組んだからこそ,速いペースで執筆を進めている。それは,それで,よいことである。
 しかし,私は,あえて,「卒論は,最後の最後まで見直しをしてから,提出締め切り日にへとへとになって提出す
るのがよいのだ」と,彼らに訴えた。内容にせよ,構成にせよ,表現にせよ,およそ人が綴る文章に「完璧なもの」はないからだ。我がゼミ生たちには,論文の独自性,了解性,そして実践的有効性(特に彼らは教職志望者であるから,自身の教職人生に論文への取り組みが資することが望ましい)等について,何度も何度も点検し,推敲に推敲を重ねて,卒業論文を提出してもらいたいものだ。決して,妥協することなく。

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2009.11.21

学習経験の蓄積は子どもの学力向上に資する

 たつの市立小宅小学校の授業研究会に参加した。3年生と4年生の社会科の授業を見学したが,いずれのクラスも,指導者が子どもたちに多様な学習経験を提供していた。その学習経験の蓄積は,子どもたちの学習参加の可能性を高め,彼らに思考の材料を豊かに与えていた。
P1120353P1120359 例えば,4年生の子どもたちは,教師から与えられた,ゴミの分類表をもとに,自分たちでゴミの弁別に取り組み,その結果をイラストで表現している。ゴミについてのイメージマップを作成したり,見学や聞き取りにも従事したりもする。本時だけでも,グラフや写真の分析,その結果の発表や交流等,幾重にも及ぶ活動が用意されていた。そして,子どもたちは,きちんと,それらを消化していた。例えば私が,「あのイラストはどうやって描いたの?」とたずねると,いつどのような手法で整理したのかをさっと答えてくれたのであった。

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2009.11.20

こんなにも熱心な協議ができるなんて--

 たつの市立小宅小学校の授業研究会に参加した。これは,揖龍地区の小学校教育研究会社会科部会とタイアップするものであった。校内の教師40名弱,学校外からの教師10数名が,2つの授業を見学し,8つのグループに分かれて,その特長と課題に関する議論を繰り広げた。
P1120433 協議の時間は,たった20分。それでも,それぞれの授業を多角度で検討し,代表者が,写真のように,気づきをコンパクトにまとめて発表してくれた(各グループ2分程度)。短い時間で,あれだけの議論ができるとは,驚きである。こんなにも熱心な協議ができるなんて--。すごいことである。
 ちなみに,このグループ報告の後は,3人の教師と私による,パネルトークをまとめに据えた。これもまた,工夫sされた,研修のデザインである。

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2009.11.19

研究授業を見学する教師たちのスタンスには--

 ある中学校の英語科の研究授業を見学した。1年生に,一般動詞を用いた否定文を理解させ,それを用いた表現活動に従事させるものであった。授業者は,風邪(?)で声がかれる中,すがすがしく,がんばっていた。文法を習得させるために工夫していた。それらは,ねらいの明示,分かりやすい説明,パターン練習,振り返り活動の設定等である。
 一方,授業を見学する同僚の中には,やや消極的な姿勢が見られた。例えば,教室の中に入らずに,廊下で遠巻きにしている。メモもとらない--。確かに38名の生徒を抱える教室は狭いし,指導する教科が異なるとその特徴と課題が分かりにくいだろう。でも,だからこそ,いろいろ,工夫して,授業の全体像に迫らねばならないのだ。研究授業を見学する教師たちのスタンスには,その学校の実践研究の底力がはっきりと現れる。

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2009.11.18

松浦教諭の研究授業の構想を聞いて-そのチャレンジ-

 今夜,我が研究室を,守口市立橋波小学校の松浦教諭が訪ねてきた。彼は,今月27日に,第5学年社会科の研究授業を実施する。所属校の研究主題は,「主体的に考え,表現する子を育てる」である。それに迫るために,彼が選んだ単元は,「情報化した社会の様子と国民生活のかかわり」である。この内容は,新学習指導要領に登場した,新しいものである。先行事例は,皆無であろう。しかし,だからこそ,やりがいがあると彼は言う。学校放送番組『日本とことん見聞録』の視聴を導入して医療ネットワークの存在等を示唆し,それを活用させて,地域の福祉ネットワークの構築について,子どもたちに思考・表現させると聞いた。私は,高齢者が「豊かに生きる(たんに困っていることをたすけてもらうだけでなく)」ためのネットワークの意義やその具体的な取り組みについて聞き取りや資料活用に子どもに取り組ませることを提案してみた(彼がそのとおりにするかどうかは分からないが)。
 よく分からないが,本時では電子黒板の活用も組み入れないといけないという事情もあるそうだ。学校研究のテーマに迫る,新しい学習内容の指導に取り組む,新しいメディアを活用してみる等,二重三重の課題を伴う研究授業に,松浦教諭は果敢に挑戦する。まだ作成途中の指導案は,既に7ページ(ワークシート案を含む)である。この授業,あまりの難題に,失敗するかもしれない。けれども,そのチャレンジは,彼の今後の授業づくりに,同僚のそれに,必ず資するであろう。なお,彼は,指導案をA4判2ページに圧縮する方が大変です(不可能です)と,私の昨日のブログの内容について語ってくれた。

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2009.11.17

A4判2ページの指導案を作成するのは大変か

 ある中学校の体育の研究授業を見学した。マット運動の指導であるが,開脚前転等の技能を獲得させるために,適切な指示が与えられ,また効果的な練習が授業に採り入れられていた。特に,ペアでの取り組みが機能していた。
 事後協議会で,ある教師が,「1人だけがこんな大変な指導案を書いて研究授業を実施するのではなく,全員が授業改善のポイントを明らかにし,公開し,アドバイスするというデザインの研修の方がよい」といった趣旨の発言をされた。私は,それに対して,それも複数ある研修のデザインの1つとして,試みてみるとよいでしょうと批評した。同時に,今回作成された,「A4判2ページ」の指導案よりずっとずっと書き込んだ指導案を作成するからこそ,当人にも同僚にも得るものがあるという可能性についても検討してもらいたいと述べた。
 読者のまわりでは,どうであろうか。果たして,A4判2ページの指導案(単元計画も,評価規準も記されていない,学校の研究主題との関わりも論じられていない)を作成する営みが大変であるという理解は,一般的であろうか。私は,全国の学校の授業研究に接していて,そうは思わないのである。

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2009.11.16

「重ね着」のデザイン(家庭科における活用型授業)

P1120074 京都府久世郡久御山町立久御山中学校で様々な授業を見学した。そのうちの1つに,家庭科における活用型授業があった。被服に関するものだ。教科書で,被服の歴史や衣類のデザインの効果(印象)を確認した後,教師は,子どもたちに,いくつかのテーマを設けさせる(明るい感じ,大人の雰囲気等々)。それをもとに,個々の子どもに,「重ね着」の色やデザインを考案させ,その妥当性を相互評価させていた。また,相互にテーマを与えさせ,それにマッチする服のデザインを構想させてもいた。この年頃の子どもたちは,自分が着ける衣服に興味津々だ。彼らは,楽しそうに,また,しっかりと,上記の活動に従事していた。

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2009.11.14

活用型学力の育成に資する,言語数理運用科の教材

P1120032 広島市立白島小学校では,広島市の小中学校に導入されている,ひろしま型カリキュラムの「言語数理運用科」の授業も見学した。6月にも見学し,その時にも感じたのだが,この教科に準備されている教材は,よく練られていると思う。活用型学力,すなわち思考力や表現力の育成に,地域素材が位置づけられているからだ。例えば,写真は,学校給食の歴史や現状について調査し,それを踏まえて,30年後の給食を構想し,提案する学習のまとめの段階である。ここでは,指導者が,給食調理員さんの思いを子どもたちに伝えている。
 その他にも,広島の街の交通(路面電車)や標識等々が教材として準備されているそうだが,よく構想したものだと思う。

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2009.11.13

番組と子どもとの出会いを大切に

 広島市立白島小学校を訪問し,同校の授業を見学した。同校は,「共に学び合う子どもを育てる-放送・機器の活用を通して-」という研修主題の下,授業研究を重ね,その成果を,研究発表会を開催してオープンにしている学校である。本日は,6つの授業が公開された。それは,実に多様であった。番組等の利用についてであれば,まず,教科・領域が幅広い。国語,道徳,理科というレパートリーが示された。その方法については,丸ごと視聴もあれば,分断視聴もあった。番組を全員で視聴させる場合も,子どもたちにクリップを選択させる場合も登場した。
P1110967 また,2年生の道徳の授業については,『ざわざわ森のがんごちゃん』視聴後の展開を複数構想し,授業中に即時的に妥当なものを選択するというプランが作成されていた。番組と子どもとの出会いを大切にしようとする,指導者の姿勢に共感させられた。

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2009.11.12

『2011以降の学校放送番組とデジタルコンテンツのあり方に関する調査研究 最終報告』

 先日,いわゆる「NHK2011」,すなわち,「2011年以降の学校放送番組とデジタルコンテンツのあり方に関する調査研究」の報告書が刊行の運びとなった。2011年以降のNHKの学校向けサービスの全体像,番組の編成や構成,デジタル教材の配信や教員向けサポート等について,1年半かけて,6名のメンバー,NHK・日本放送教育協会のスタッフでまとめあげた。私は,この研究プロジェクトの主査であったが,報告書が完成して,ほっとしている。
 報告書には,放送教育歴史年表,新番組やデジタル教材の活用イメージをまとめたショートストーリー,米国の放送局の教員研修サービス等の資料も載せられている。これらも貴重な情報であると思う。
 報告書に興味のある方は,NHK青少年・教育番組部の放送教育担当スタッフ(I谷さん,U橋さん,M間さん)に照会してみるとよいだろう。

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2009.11.11

パナソニック教育財団の実践研究助成の案内始まる

 パナソニック教育財団(旧松下教育研究財団)の第36回(平成22年度)実践研究助成が案内された。応募締切は,来年1月末だ。これは,財団が,「視聴覚・情報通信メディアを効果的に活用し、教育課題の改善に取組む実践的な研究計画を助成」するものである。
 20年度から,「特別研究指定校」制度も発足している。この指定校は,2年間で150万円の助成を受けられるし,講師も派遣してもらえる。それだけに成果公開などが義務も一般よりも厳しいが,実践研究にそれなりに取り組んでいる学校であれば,それを果たすことは難しくない。たびたびこのブログでも紹介している,広島県三次市立三和小学校がこの助成を受けて,実践をグレードアップさせた。ぜひ,応募してもらいたい。なお,申請書の書き方については,私のコメントを参考にしてもらいたい。

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2009.11.10

学校研究のコンサルテーション

P1120609 今年度も,大学院の講義で「教育プロジェクト研究」を担当している。これは,受講生にチームを組んで,あるプロジェクトを遂行してもらうものだ。それは,ある学校の実践研究のコンサルテーションである。当該学校の研究主任を招聘し,学校の概要,研究計画,授業研究の様子等を説明してもらう。さらに,それを評価し,改善案を策定して研究主任に対してプレゼンテーションをおこなう。当事者が改善策に納得できるかどうかが,プロジェクトの成果=受講生の問題解決の結果として,問われるわけだ。

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2009.11.09

「うちの学校は全員マスクです!」

 本日,新潟県のある小学校で授業を見学した。4年生の社会科である。若い教師がICT活用によって,子どもたちに道具の推移と暮らしの変化の関連を見いださせようとしていた。
P1110791 ところで,この学校もインフルエンザ渦に悩んでいる。先月末には,3学年も閉鎖されたらしい。そのせいか,子どもたちも教師たちも写真の様子。ある子どもは,「うちの学校は全員マスクです!」と元気よく,アピールしてくれた。たしかに全員マスクは壮観であったが,全国の学校は,この問題に悩んでいる。早くなんとかならないものか--。

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2009.11.08

私の大学院の講義を公開します(大学院のオープンキャンパス)

 我が大阪教育大学大学院・実践学校教育専攻では,7月に続き,再度,オープンキャンパスを催す。授業公開と入学相談会から成る。
(1)授業公開:平成21年11月30日(月)~12月5日(土)
(2)入学相談会:平成21年12月1日及び3日(木)19:00~
 授業公開では,私は,「教職ファシリィテーター論」と「教育プロジェクト研究」をオープンにする。前者は,校内研修・研究の理論・モデルを講ずるとともに,その事例について検討する講義だ。講義の最後には,平成22年度の校内研修・研究の計画を策定し,発表してもらう。後者は,ある小学校の研究主任を招聘し,その学校の校内研修・研究の改革プランを受講生で構想し,その研究主任に向けて提案するというものだ。興味のある方は,ぜひ,ご参加いただきたい。
 詳細は,ここを。

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2009.11.07

今年もすごい授業を見た(平野附中・井寄教諭の社会科)

P1110710 昨日,大阪教育大学附属幼稚園・附属平野小中学校の公開研究発表会にて,附中の井寄教諭の社会科の授業を見学した。今年も,教材や学習活動がよく練られた,すばらしい授業であった。この授業では,アフリカの極度の貧困にあえぐ国が,どうすれば事態を改善できるかを1000字の提言文にまとめる課題に,生徒が取り組む。教師は,それを促し,支えるために,そうした国々の特徴を表すマップを彼らに作成させる。さらに重要なキーワードを抽出させたり,データを活用させたりもする。大人でも答えを出しにくい問題の解決に,生徒が真摯に,しかも知的に向き合っていた。社会科の魅力が満載の授業であった。

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2009.11.06

事後協議会の司会進行役を果たして--

 今日は,本学の附属平野幼稚園・小学校中学校の公開研究発表会の日であった。私も,朝の全体提案から,参加した。また,3コマの授業を見学し,分科会の助言役も果たした。
P1110651 私が担当した分科会は,総合的な学習。授業は,写真のように,小学校3年生と中学校1年生が交流するものであった。小学校3年生が構想している「ステキなまち 平野フェア」の企画に対して,それを経験し,今も地域の文化や経済を探究しているた中学校1年生がアドバイスを送るというものだ。2時間に及んでプレゼンテーション,インフォーマルな相談会等が続いた。中学生は交流が終わると,ぐったりしていた。それほど,3年生のために,がんばったのであろう。
 事後の協議会は小中学校合同のものであるが,そこでは,小学校3年生の課題意識や中学校1年生の情報活用の実践力の枠組み,さらには,総合的な学習の時間の目標構造(特に内容知の重要性や位置づけ方)等が議論された。私は,協議会の終わりに15分の助言をする予定であったが,途中から,司会進行役も担うことになった。というのも,この分科会,参加人数が少ないということで,座談会風に進めることになっていたからだ(司会進行役は不要であると考えられていた)。しかし,やってみると,やはり協議に司会は不可欠だ。だから,つい,やってしまった--。長い発言を途中で止めたり,関連する発言を引き出すために指名をしたり,授業者に探究的な学習の自己点検を求めたり--。まあ,それでよかったのではないかと思うのだが--。

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2009.11.05

研究発表会を開催すると--

 今日は,大学院の講義「教職ファシリィテーター論」で,学校研究の一環たる,研究紀要の作成と研究発表会の開催について,その意義と工夫について整理するとともに,受講生に,自校の実態を振り返ってもらった。また,改善の方針やそれに向けたアクションについて考えてもらった。
 研究紀要を作成していない,研究発表会の開催も経験していないという受講生(現職教員)も少なくない。残念なことであるが,例えば「研究紀要を作成して,実践の振り返りが促された」「研究発表会を開催して,教員間の団結力が高まった」といった声も聞こえてきた。こういう声が増えることを期待したい。
 明日は,私が関わってきた,附属平野小中学校等の公開研究発表会である。私も,参加し,その意義を再確認し,またその工夫を考えたいと思う。

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2009.11.04

『よい教師をすべての教室へ』(L・ダーリング-ハモンド,J・バラッツ-スノーデン編,秋田喜代美・藤田慶子訳)

 『よい教師をすべての教室へ』(L・ダーリング-ハモンド,J・バラッツ-スノーデン編,秋田喜代美・藤田慶子訳,新曜社,2009年9月)を入手して,読み始めた。この著書には,米国の教師教育研究のリーダーたちが示した教師の力量とそれを育む術,そのための政策等がコンパクトにまとめられている。米国の教師教育の潮流について概観できる好著である。そうした書籍をすばやく発見し,翻訳して出版する,秋田先生たちの見識とバイタリティに敬意を表したい。

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2009.11.03

今年も「私のオススメ講義」に選んでもらって

 本日は,平成22年度に,本学に編入学しようと考える人のための相談会であった。我々教員も説明,相談に従事するが,現役の学生も,いろいろと入学希望者の相談に応じてくれていた。
 さらに,彼らは,自分たちでパンフレットを作成・配布してくれていたが,その中に,「私のオススメ講義」というページが設けられている。そこには,9名の学生の一押しの講義が紹介されていた。毎年のことであるが,今年も,私の「教育総論」を2名の学生が選んでくれていた。この科目は,教職科目(必修)で,その内容は,教育の思想
や歴史に関するものである。欧米の教育思想家,我が国の戦後教育の変遷など,理論を講ずる時間が少なくない。けれども,「おもしろい」「実践的だ」(今日の実践記録映像を視聴して教育思想との接続を図っているから?)というコメントがあり,学生の受け止め方の多様性を再認識した。

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2009.11.02

活用型授業を見たければ(尼崎市立七松小学校の自主公開研究会)

 尼崎市立七松小学校の指導案検討会に参加した。同校では,「自ら考え共に学び続ける子ども~知識・技能の活用をめざした,思考力・判断力・表現力を高める学習指導を探る~」という研究テーマを掲げて,教師たちが,実践研究に着手している。そして,その中間的な成果を,12月7日午後の自主公開研究会で,6つの授業を公開して確認する。いずれも,活用型授業である。教師が子どもに視点等を提示して,それをもとに考えさせる活動,前単元(教材)で習得した知識・技能を活かす学習等,様々なパターンの活用型授業を提案してくれる。活用型授業のアイデアに困っている人は,公開研究会に参加してみると得るものがあるだろう。

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2009.11.01

三和小学校の研究発表会,近づく<11月27日(金)>

 広島県三次市立三和小学校の研究発表会の日が近づいた。同校は,11月27日(金)に,授業公開を伴う研究発表会を開催する(6月19日にも催したので,外部公開としては,第2弾である。ちなみに,2月には第3弾も催される)。研究発表会は,国語と算数の6つの授業の公開,ポスターセッション形式の事後協議会,ICT活用に関するワークショップ,そして講演で構成される。よく練られたプログラムである。
 この学校では,各教師が1年間に少なくとも3回は,指導案を作成し,研究授業を実施する。研究紀要は,11月の研究発表会に合わせて作成されるが,年度末には増補版もできあがる。研究発表会に参加すれば,授業づくりのアイデア,実践研究推進のための工夫等,たくさんの得られるものがあるだろう。

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