京都府久世郡久御山町立久御山中学校で様々な授業を見学した。そのうちの1つに,家庭科における活用型授業があった。被服に関するものだ。教科書で,被服の歴史や衣類のデザインの効果(印象)を確認した後,教師は,子どもたちに,いくつかのテーマを設けさせる(明るい感じ,大人の雰囲気等々)。それをもとに,個々の子どもに,「重ね着」の色やデザインを考案させ,その妥当性を相互評価させていた。また,相互にテーマを与えさせ,それにマッチする服のデザインを構想させてもいた。この年頃の子どもたちは,自分が着ける衣服に興味津々だ。彼らは,楽しそうに,また,しっかりと,上記の活動に従事していた。
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