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2010.01.03

インタビューや観察データのまとめ方

 このところ,ゼミ生の卒論の点検作業が続く。昨日は論理構成や文章表現が気になったが,今日はデータの整理について問題を感じた(何度も指導しているのだが--)。それは,インタビューや観察データの扱いである。ある卒論の草稿では,教師に対するインタビューを重ね,また授業等を観察して,結果の一部としている。分厚い記述となっているのだが,しかし,事実の羅列に終わっている。要するに,聞いたこと,見たことをそのまま載せているだけである。これでは,読者がなるほどと説得される主張,はっとするような提案は示せない。聞いたことや見たことを重ねて,「当事者自身も意識していないような現象」「(見えないけれども)見えるものを制御している力」等に迫らねばならないのである。

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