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2010.01.28

研究発表会参加者に『学校研究パワーアップガイド』を(三次市立三和小学校)

 先日もご案内したが,広島県三次市立三和小学校は,2月5日に,本年度3度目の研究発表会を催す。第1回目は,6月に,プレ研究発表会として,主として,研究テーマと授業の整合性について参加者に問いかけた。第2回目は,11月に,全教師が授業を公開し,参加型の協議を企画・運営して,参加者と授業づくりのアイデアを交換した。
 第3回目は,「研究推進リーダー研修会」と性格付け,研究のR-PDCAサイクルに関してリーダーが持つ実践知を環流させるためのワークショップ等も催される(もちろん研究授業と事後協議会も)。そして,そこで,同校がここ数年間進めてきた,学校における実践研究を充実させるためのノウハウを集めた『学校研究パワーアップガイド』が配布される。先日,私も,「推薦のことば」を寄稿した。下記のとおりである。

推薦のことば
-『学校研究パワーアップガイド』をもとにアクションを-

大阪教育大学・木原俊行

 広島県三次市立三和小学校は,山間に位置する,小さな学校である。児童数は,150人にも満たない。教員数も,10人をわずかに上回るだけである。しかし,この小さな学校の実践研究は,1年間に全国の何十という小中学校を訪れる筆者が,今もっとも注目し,そして大きな期待を寄せている取り組みである。
 その特長は幾重にも及ぶが,1)思考力・表現力を育成するためにICT活用を駆使するという,研究のテーマや授業デザインの先進性,2)授業研究会の企画・運営上の工夫,3)実践研究のPDCAサイクルの確立に,大別されよう。
 この『学校研究パワーアップガイド』は,2)と)3に関する,三和小学校の実践知を集約したものである。ワークショップ型研修のポイント,研究発表会のプログラム構成の秘訣,「研究の共有と振り返りを促す」研究紀要の内容や作成手続き等,各学校の研究推進リーダーが頭を悩ませている問題や実践研究の発展に障害となっている壁を克服するための視点と方法が,簡潔明瞭に記されている。
 このガイドを読み,それを参考にしてアクションを起こせば,各学校の実践研究はステップアップするに違いあるまい。ご活用を心よりお勧めする。

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