面接の想い出
昨日と今日,本学の編入学試験に従事した。面接官を担当し,受験生の態度や考え方を評定することとなった。短い時間で人物像に迫るのは難しいが,それでも,同僚とともに,基準に従って評価を下した。
受験生は,かなり緊張している。単純な質問でも,その意味を誤解したり,言葉に詰まったり,いろいろ述べようとして支離滅裂になったりする。それでも,一生懸命に自分を伝えようとする姿には好感を抱く。
私自身は,あまり面接というものを経験したことがない。大学院に進学したので,学部卒業時には,いわゆる就職活動に取り組まなかった。だから,修士や博士論文の口頭試問以外には,大学に採用される際の模擬授業や研究に関するプレゼンテーションくらいだ(それで十分?)。面接の想い出が多い方ではない。大阪教育大学に採用される前に試みた模擬授業で,予定(10分)をはるかに越えても面接官が誰も「ストップ」と言ってくださらず,とうとうこちらから「いつまで続けるのでしょうか?」と問うたことが印象深いが,それくらいだろうか--。
読者は,いかなる「面接の想い出」をお持ちだろうか?
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