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2010.02.22

チャレンジいっぱいの学校(津山市立北陵中学校にて)

 津山市立北陵中学校で,2コマで8つの研究授業を見学した(1コマ目は3つの公開授業,2コマ目は5つの研究授業)。また,それらを題材とする授業研究会にも参加した。この学校の授業を見学するのは4度目であるが,見学するごとに,その取り組みにチャレンジが増える。「チャレンジいっぱい」の学校だ。
P1140596 例えば,写真は,社会科地理的分野の内容と関連させた,英語科の授業だ。この日は,10月に私が提案した教科横断・合科による「活用型」授業に多くの授業者がトライしてくれた。やはり社会科との連携による能面の彫刻,スポーツテストのデータを扱う数学など,活用型授業の実現に資するアイデアがたくさん提案された。教科横断・合科以外にも,グループワークの多用(社会科),地域の文化の追究(社会科),算数的な活動を採り入れた展開(数学科),栄養教諭とのティームティーチング(家庭科),地域のイベントを題材としたキャッチコピーの作成(国語科)といった,わくわくするような授業が提案された。
 次は,どんなアイデアを提案してくれるのだろう。そう期待させてくれる学校である。

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