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2010.03.29

複数の学校の合同研修

 カナダ・オンタリオのGrand Erie地区の教員研修のユニークな取り組みは,TLCP(Teaching and Learning Critical Pathway)と呼ばれている,学校をまたいだ合同研修である。年間に数回,複数の学校の教師たちが(センターや学校に)集い,学校改善について意見を交換するそうだ。いわば,学校間のピアアセスメントだ。各学校が策定する学校改善プランの妥当性やさらなる可能性等について,幅広くアイデアを得るための戦略であると思う。学力調査がプレッシャーとなり,学校間の競争が煽られる危険性がある中,この取り組みは,各学校が置かれた条件の個別性,それを踏まえた,学校を基盤とする学力向上アプローチの実現に資すると思う。我が国では,小中連携の一環として中学校区の小中学校が合同で研修するケースが増えているが,このTLCPは,むしろ,より専門化しているので(例えば低中高学年別に企画・運営されるので),授業改善についてより具体的に検討することをねらっているものだろう。
 なお,TLCPとは別に,校長会でも,それについて相互にアドバイスを送ると聞いた。これは,英国の学校を訪問した際にも耳にした営みである。

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