理想的で現実的な研究計画を
今日の午後,卒論ゼミを催した。ゼミ生たちの卒論作成に向けた取り組みを聞きながら,各テーマに関する概念規定や研究としての独自性などについて,批評した。
そして,次回までに,研究計画を月別にまとめてくるよう指示した。もちろん,これまでも研究の目的や方法については吟味・構想させてはいるが,あと9ヶ月の期間のどこでどのような活動を繰り広げるのかについて,その詳細(たとえば読破する文献の数,観察やインタビューの回数等)を表すよう,要請した。
その際に,「今の時点では,『理想的で現実的な計画』を策定するように」とコメントした。つまり,研究目的に照らして必要となることを網羅しつつ,それが夢物語に終わることなく,9ヶ月後にはまとまっているような,精一杯の研究計画を立ててきなさいということである。どのようなプランが出てくるか,次のゼミが楽しみである。
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