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2010.05.31

大阪市立長池小学校の学校評議員会に出席して

 本日,大阪市立長池小学校の学校評議員会に出席した。この学校の学校評議員を拝命するようになって,もう4年目となる。平成18年度に,同校がいわゆる学校評価に関する事業の協力校になってから,つながりができた。学校を訪問して授業を見学したり,学校便りを読ませていただいたりして,学校の様子も継続的に把握している。昨年度は,運動会も見に行った。
 そしていよいよ今年度,同校の校内研修への協力も,実現しそうである。校内研修の企画・運営は,自分の専門領域であるから,同校の授業改善等に少しでも役立ちたい。

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2010.05.30

授業実践に関する事例知識を豊かに

 ある原稿の執筆で,教師が授業実践に関する事例知識を有することの重要性に言及した。要するに,「ひきだし」が多いということだ。最近,様々な教員研修で,事例知識が少ないことの問題性を感じることが続いた。例えば,ある地域では,算数の指導は1時間単位の問題解決学習で構成されるべきだという教義(?)が絶対的な存在となっている。また,ある地域では,クラス単位での子どもたちの話し合い活動がない授業は認められないという考え方が教室・学校を支配している。さらに,ある地域では,学級の人間関係の工夫が学力向上アプローチのすべてであると,その可能性が過度に強調されている。
 授業実践は,マニュアル化できない営みである。その不確実性は,教師に関する研究の前提である。これを是として,他の教師,他の学校,他の地域の実践に触れ,ひとつの授業のデザインや展開のレパートリーを教師たちには豊かにしてもらいたいものである。それが,レジリエンスを高めることにもなるだろうから。

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2010.05.29

カリキュラム・リーダーシップとPLCに関する学会発表

 本日は,我が研究室で,7月3・4日に佐賀大学で催される,カリキュラム学会での発表準備にいそしんだ。そのタイトルは,「カリキュラム・リーダーシップに関する理論の構造的把握の試み-PLC(Professional Learning Community)との接点に注目して-」である。文献研究と北米の学校等の視察による知見を重ねて,カリキュラム・リーダーシップとPLCの関係について,そのモデルを提案する。カリキュラム開発や学校マネージメントに興味のある方には,ぜひお聞きいただきたい。

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2010.05.28

事後協議会における積極的な発言

P1150873 広島県山県郡安芸太田町立戸河内小学校の校内研修に参加した。同校の教師たちは,「いきいきと学び,力をたくわえ,高まりあう授業の創造-視聴覚機器の有効活用を通して-」をテーマにして,授業改善を図っている。本日は本年度の第1回目の授業研究会であったが,事後協議会では,ワークショップ型ではないにも関わらず,若い教師もベテラン教師も,積極的に発言し,授業づくりのアイデアの交流が成立していた。ちなみに,この学校では,各教師が少なくとも年間2回は研究授業を実施するという。

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2010.05.27

教員研修への熱意に関する地域格差

 教員研修への熱意に関する地域格差は激しい。子どもの学力に関する格差以上である。それをまた,ここ数日で再認識させられた。ある地域の教員研修では,仰せつかった講演のスタート時には,予定者の半分も来ていない。それから1時間の間に,遅刻者が続々とやってくる。悪びれる様子もない。私語をしたり,眠っていたりする人もいる。途中で席を立つケースも見受けられた。
 一方,ある地域では,開始予定時刻の数分前に,参加者全員がそろう。230人という数でも,そうであった。だから,講演は,3分前にスタートすることとなった。90分のほどの間,参加者は,私の話に熱心に耳を傾け,問いかけに答え,そして熱っぽく話し合う。
 何が,そうした違いを生み出すのか--。それは,変えられないものなのか--。謎は深まるばかりである。
 

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2010.05.26

持つべきものは院生だ

 昨夜は,M1の修論指導ゼミを催した。M1の学生には,修論のテーマに即して文献を収集してもらっているが,その状況を報告してもらい,さらに先行研究について調べる方針を確認した。
Img_0388 途中から,M2のゼミ生が乱入(?)してきて,私のお誕生日お祝い会(実際には23日だったが)となった。私を驚かそうと思って内緒で企画していたようである。ゼミが終わりそうにないので,M1のある学生が「どうしても帰らないといけないので途中で抜けさせてください」という演技をしてゼミを終わらせようとしたが,私がそれでもゼミをやめなかったので,あえなく途中でネタバレとなったようである。
 ありがたい話である。持つべきものは院生だ。彼らに,感謝の意を表した。もちろん,「そのエネルギーを修論の執筆にも注いでください」というコメント付きであったが。

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2010.05.25

自分たちが作成した事例集を活用して授業改善を

 守口市立橋波小学校の校内研修に参加した。同校は,思考力や表現力の育成を研究テーマにかかげ,それに迫るためのアプローチにICT活用を採り入れている。本日,第1回目の研究授業が行われ,それを題材にした事後協議会が催された。
 同校では,あらゆる教科・領域の活用型授業に,教師たちが分担して取り組んでいる。本日も,事後協議会の後に,私が,活用型授業に資するICT活用について話題提供し,それを踏まえて,教師たちが各教科の授業デザインを構想していた。
P1150800_2 その際に,写真のように,平成21年度に同校の教師たちが作成した,ICT活用の実践事例集が参照されていた。それは,研究の継続・発展を象徴するものである。こうした類の成果物は,研究紀要もそうであるが,作成しても誰も目にしないというケースも少なくない。しかし,それは,レポートを作ることが目的になってしまっている状態を意味する。それでは,困る。橋波小学校の教師たちのように,レポートの作成を通じて,また,それを再利用して,授業改善を図ることが望まれるのだ。

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2010.05.24

第87回なにわ放送教育研究会

 本日,NHK大阪で,第87回なにわ放送教育研究会が催された。今回は,我がゼミ生の佐藤さん(茨木市立東奈良小学校教諭)が,修士論文作成の一環として実施する,NHK学校放送番組『こどもにんぎょう劇場』を用いて,子どもたちの感性を培う実践の構想を発表した。「ふるやのもり」「ともだちくるかな」「てんぐのかくれみの」のそれぞれについて,登場人物の心情と音楽とのつながり,場面を効果的に表現するための効果音について気づかせる。「てんぐのかくれみの」については,さらに,お話の続きを考えて,それにマッチした音楽も構想する。細かい点はいろいろ改善が必要ではあるが,放送番組を用いた読解指導らしいデザインであるとは思う。

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2010.05.23

教育委員会で働く指導主事の大変さ

 本日,ある市の教育委員会の指導主事と話をする機会があった。彼女は,昨年度までは教育センターに勤務しており,この4月から学校教育課で働いている。そこでの仕事の大変さについていろいろと教えてもらった。
 印象に残ったのは,仕事の「重さ」である。本庁勤務の指導主事が抱える仕事には,その量が多い,そのレパートリーが広い,そしてそれが突然降りかかってくるという特徴がある。そうした性格については,多くの教育行政関係者と接する中で,私も意識してきたつもりである。ただし,それだけならば,学校で働く教師も条件は同じである。それらに加えて,現在,彼女が担当する仕事は,その一つひとつが,各学校の管理職も対処に苦慮しており,それゆえに教育委員会に相談している,「重み」のある内容なのだそうだ。そのことを今日,意識させてもらった。
 もちろん,レジリエンスの高い,彼女のことである。きっと,それらの大変さを乗り越えてくれるに違いないが。

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2010.05.22

大阪市教育センター『授業力アップサポート事業』のモデル校

 昨日も紹介したが,大阪市教育センターでは,昨年度から,子どもの学力向上を目指して,『授業力アップサポート事業』を企画・運営している。その柱の1つは,昨日レポートしたように,モデル校の設定がある。小中学校あわせて40校以上が,校内研修,特に,授業改善と授業研究会の企画・運営の工夫に取り組む。私も,3つの小学校と1つの中学校の営みに対して,アドバイスを送る予定である。そのうちの1校には,卒論ゼミ生が勤務している。これは初めてのケースなので,彼が校内研修においてどのような役割を果たすのか,いかなる活躍を見せてくれるのか,楽しみである。

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2010.05.21

大阪市教育センター『授業力アップサポート事業』の研修主担者研修会

 大阪市教育センターでは,昨年度から,子どもの学力向上を目指して,『授業力アップサポート事業』を企画・運営している。その柱の1つは,前市立小中学校の研修主担者を対象とする研修会の開催である。本日,その第1回目が開かれた。私が関わりを有している,2つの学校(三次市立三和小学校,尼崎市立園田中学校)に,校内研修の企画・運営に関する実践報告をしてもらい,それを題材にして参加者同士で意見交換をしてもらった。
 なお,この事業には,その他にも,学習教材サポート,モデル校(小学校30校,中学校13校)などの取り組みがある。

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2010.05.20

授業評価の難しさ

 小中学校の教師たち等が大学院で修士論文を作成する際には,単元開発等を試み,それを評価するという,アクションリサーチを試みることが少なくない。しかし,この授業評価は簡単ではない。データ数が多くないので,信頼性が保証されにくいという問題以前に,妥当性が十分でないケースに少なからず遭遇する。授業評価の項目(観点)は,開発した授業の特徴に即して準備されねばならないが,学習者に,「意欲的に取り組んだか」「よく分かったか」等の一般的な項目を用いている場合,それに対する回答は,授業改善には役立つけれども,研究で提案しようとする,授業モデルに還元されないからである。

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2010.05.19

生活綴方は,今も?

 今日の講義「教育総論」で,無着成恭の『山びこ学校』を取り上げ,戦後の生活綴方による学びについて講じた。特に,それが登場した背景,その原則等について詳しく説明した。購入したDVDも一部視聴してもらった。その上で,あのようなアプローチは,今日,どのような意義を有しているか(いないか)について,受講生に検討してもらった。
 生活の現実,その厳しさは,あの時代と今では異なるという意見もあれば,いや,表面上は豊かになったように思えるが格差は激しいではないかという考えも登場した。議論の過程で,当時のすぐれた教育方法は,今なお,そのよさを適用できる部分と,現代流にアレンジしなければならない箇所があるという意見が,ある学生から示された。よいところに着眼してくれている。

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2010.05.18

長い長い講義

 今日は,りんくうタウン駅近くの航空保安大学校で,「初任教官研修」の講師を務めた。この大学校は,空港で働く専門家,例えば管制官を養成するための高等教育機関だ。その教育を担当する方は,実務経験を数多く積んではいるが,講義や実習という教える立場の経験は皆無に等しい。そうした方々に対して,「指導と評価の工夫」をこうじた。それが,9時から17時まで。長い長い講義であった。航空保安大学校の教室が暑く,教室にある温度計は28度を超えていた--それでくたびれた。
 その後,天王寺キャンパスに戻り,「教師発達学」で,初任教師の力量とその形成に関して,受講生に考えてもらった。それが終わるのが,21時10分。それから,修論ゼミ。そして,院生の進路相談。終わったら,22時30分を過ぎていた。長い長い1日となった。

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2010.05.17

「「思考力等の育成に資するカリキュラムの開発と評価」に関する書籍

 原稿執筆に必要となったので,横浜国立大学教育人間科学部附属横浜中学校FYプロジェクト(編)『「読解力」とは何か-PISA調査における「読解力」を核としたカリキュラムマネジメント』(三省堂,2006年)を読んだ。この書籍,思考力等の育成に資するカリキュラムの開発と評価について,示唆に富んでいる。

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2010.05.16

NHK『ダーウィンが来た!』を生・丸ごと視聴

 なんだかんだで,日曜日の19:30にテレビ番組を視聴できるチャンスは,私には多くない。今日は,それができた貴重な日であった。久しぶりに,NHK『ダーウィンが来た!』を見た。今日は,サバンナのライオンの生態が描かれていたが,これがとてもおもしろい。ライオンがキリンや象を倒せる理由が,上手に描かれている。思わず30分,丸ごと視聴してしまった。
 こういう作品が,家庭視聴向きの教育放送番組の典型なのだろう。

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2010.05.15

ゼミ生がお誕生日お祝いを

 今日は,卒論ゼミの日だった。6件について,進捗状況,今後の取り組みの構想を述べてもらい,ゼミ生間で意見交換してもらったり,私がアドバイスを送ったりした。
 ゼミ後の食事会では,8日間早く,お誕生日お祝いをしてくれた。居酒屋にケーキを持ち込んでくれて,例のハッピーバースデーの歌を歌ってくれた。昨年のゼミ生は,1ヶ月遅れで,今年は1週間早く,祝ってもらい,教師冥利につきる。

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2010.05.14

パナソニック教育財団の実践研究助成の贈呈式にて

 本日,東京の芝パークホテルにて,パナソニック教育財団の平成22年度実践研究助成の贈呈式にが催された。審査にあたった委員の一人として,各学校(グループ)に,助成を生かして,実践研究を充実させてもらいたいと思う。
 今年度から2年間の研究推進に取り組む特別研究指定校に対して,助言者役をおおせつかっている。本日,その学校の教頭と初めてお話をした。学力向上とICT活用のよい関係を全教科で追究しようとする中学校である。私は,小規模校であるから,教科をまたいだ専門部会を編成した方がよいのではないか,ICT活用指導力のチェックリストを用いて指導の現状を点検した方がよいのではないかといったことをお伝えした。

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2010.05.13

若手教師が若手教師に対してメンタリングを

 大学院のゼミで,本年度修論作成に取り組んでいる院生に,中間報告をしてもらった。彼のテーマは,若手教師が自分よりも経験が少ない若手教師に対して行うメンタリング実践のデザインと評価である。経験的には,その可能性は小さくないと思うが,その独自性(つまり,ベテラン教師にはできない,あるいは難しいメンタリング,その特徴)を明確にするのは簡単ではない。今日も,他の院生とともに私もいろいろとコメントしてみたが,必ずしもはっきりしなかった。当人には,実践を繰り広げながら,それをいっそう吟味してもらいたいと思う。

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2010.05.12

講義の内容に「ワークショップによる学び」を

 本日,学部の講義「教育実践の研究Ⅱ」を東大の山内先生に見学してもらった。この講義の中盤に,彼と協力して,「ワークショップによる学び」関する内容を盛り込む。それの打ち合わせや会場下見を兼ねて,本日,わざわざ来学していただいた。
 「教育実践の研究Ⅱ」では,教育方法の今日的課題について,それを解説したり,学生にどのように取り組むかを考えさせたりする。その新しいトピックとして,「ワークショップによる学び」を本年度組み入れることにした。活用や探究の授業作りのために,また学校教育と社会教育の連携のために,このテーマを学生に提供することは意義あることであろう。そして,それは,私にとっては,講義内容・方法の工夫改善のための取り組みとなっている。

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2010.05.11

先生のためのデジタルテレビ・ICT活用講座

 本日,夕方から,日本放送教育協会のスタッフと守口市立橋波小学校の松浦教諭で,先生のためのデジタルテレビ・ICT活用講座の打ち合わせをおこなった。これは,NHK学校放送番組等を用いた授業づくりに関する教員研修会である。全国10ヶ所が会場となるが,私は,北海道・芽室で6月25日に開催される講座のコーディネータ等を担当する。
 当日は,授業力の点検,NHKスタッフによるプレゼンテーション,模擬授業,デジタル教材を用いた指導計画の作成ワークショップ等がメニューとして用意されている。北海道の放送教育実践家には,ぜひ参加してもらいたい。

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2010.05.10

大阪教育大学附属平野学園の研究発表会

 本日,本学の附属平野中学校を訪問した。現在,平野にある5つの附属学校,すなわち幼稚園,小学校,中学校,高等学校,特別支援学校は,5校園による共同研究を推進している。また,それらを,大学教員が継続的に(研究発表会の時だけでなく)サポートする仕組みを整えている。私も,そのメンバーの1人だ。
 小中連携だけでも難しいのに,5つの学校園の共同研究となると,予想もしなかった問題点も出てくる。けれども,研究主任等のがんばりでそれを乗り切ってもらいたいと思う。なお,5校園の合同研究発表会は,本年11月6日(土)に催される。読者にも,ぜひ参加してもらいたい。

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2010.05.09

小学校から大学までの教育方法改善

 本日,日本女子大学(目白キャンパス)を訪ね,科研の会議に出席した。これは,同大学の吉崎先生を代表者とするもので,研究会課題名は「初等・中等・高等教育における教育方法の改善・開発に関する総合的研究」である。3年間で,小学校から大学までの教育方法の改善について調査研究を繰り広げる。本年度は,その2年度めにあたる。私は,中学校グループのリーダーをおおせつかっているので,このグループの本年度の計画について報告した。
 。学力調査で好成績を残している富山や福井の学校を対象にして,昨年度に続き,訪問調査を実施する。また,両者を他の地域の中学校の様子と比較検討する。さらには,地域にこだわらず,中学校における学力向上のすぐれた事例を収集・整理する。

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2010.05.08

日本教育工学会の夏の合宿研究会(8月7・8日,福山にて)

 8月7日の午後~8日の午前中,広島県福山市の福山大学社会連携研究推進センター(広島県福山市丸之内1丁目2番地40号)にて,日本教育工学会の企画委員会が運営する「夏の合宿研究会」が催される。そのテーマは,「教育の情報化 次の10年を考える(仮)」である。講演・ワークショップ等で構成される。
 以下に趣旨文をアップロードするので,参加をご検討いただきたい。

 現在,学校現場には,ICT活用の必要性は理解していても,その実践に対して不安を覚える教員が少なくありません.そのためICT機器が学校に導入されても,その活用は一過性のものになりがちです.しかし,2010年という年は,新学習指導要領の施行を来年に控え,また情報教育・教育の情報化をより一層進展させるために作成される「教育の情報化に関する手引」が出揃う年でもあり,新たなスタートを切るための準備期間として重要な1年になります.
 そこで2010年度夏の合宿研究会では,「教育の情報化 次の10年を考える」というテーマを設定しました.各教科や総合的な学習の時間などにおけるICT活用の現状,学校全体・地域全体の情報化を担う立場にある教員・指導主事の取り組みやそこで抱えている悩みなど,学校現場での具体的な事例を取り上げ,これまでの教育の情報化の動きを振り返ります.また,ワークショップでは,教育の情報化を持続的に進めていくために重要となる「日常的なICT活用」を意識し,今現場で使われている,もしくはこれから導入が進むと考えられるICT機器の活用を実際に体験しながら,その実践化を検討する予定です.
 教員・研究者・企業など様々な立場から,このテーマについて広く意見を交換し,今後十年間の教育の情報化のあり方を考える会にしたいと思います.

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2010.05.07

自主研究会の企画・運営

 今日,ある自主研究会の運営委員会に出席した。この研究会,年に1回の開催であるが,すでに何十年もの歴史がある。しかし,最近では,参加者も少ないので,盛り上がりに欠ける。そもそも,どのような内容のプログラムにするかについても,迷いが生じている。過去と同じメニューではマンネリになることは誰もが分かっているのであるが,さりとて代替案が出てこないのである。
 自主研究会の企画・運営は,難しい。とりわけ,その継続・発展を実現するためには,相当の工夫が必要とされよう。そういう意味では,毎月開催している,なにわ放送教育研究会は,すでに90回近くを重ねた。その歴史は,なかなかのものである。

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2010.05.06

今年はスロースタート?

 ゴールデンウィークも終わり,新年度が始まって約1ヶ月が過ぎた。残念ながら(?),今年はまだ,いわゆる研究授業を見学していない。ここ数年,4月に研究授業を見学する機会に恵まれていたので,ちょっと残念な気がする(今年度も,学校を訪問し,通常の授業を見学する機会はあったけれども)。まあ,5~7月にはいくつも研究授業を見られるので,そのチャンスを待つことにしよう。それまでは,書籍を読んだりして,授業を見る目に磨きをかけておこう。

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2010.05.05

活用と探究の関係を考える

 活用型授業についての文章を執筆していて,それと探究型授業の違いをはっきりさせるのは難しいだなあと感じた。活用型授業のタイプを,私は,「活動」「応用」「発展」「プロジェクト」と4つのタイプに分類している。このうち,プロジェクトタイプの活用型授業では,目的=実践的ゴールが定められ,それ遂行するためのプラン=課題群やタイムスケジュールを学習者自身が定め,チームを組んで活動を繰り広げていくことになるが,これらの特徴は,探究型授業の十八番である。
 教科指導における,「小さな規模」の探究,準探究がプロジェクトタイプの活用型授業であると割り切ることができないわけではないが,活用と探究の関係をいっそう構造的にとらえるべく,これについてもう少し考えてみたいと思う。

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2010.05.04

研究授業の足跡

 書籍で紹介するために,ある教師(大阪のM教諭)の過去の研究授業の指導案を再度眺めてみた。それも,何年分にもわたって。こうして,彼の研究授業の指導案を連結してみると,その厚みにまず感心させられる。そして,そのチャレンジ内容がだんだんと広がり,またレベルアップしていることに驚かされる。具体的には,学校放送番組の活用を主柱に据えながら,デジタルコンテンツをそこに加えたり,ICT活用(実物提示装置や電子黒板の利用)を添えたりしている。そのトピックも,メディア・リテラシーの育成に迫ったり,活用型授業に取り組んだりしている。個人的な取り組みから,学校研究における提案へと,その意義を膨らませてもいる。
 研究授業の足跡を,指導案を連結させて確認させてみると,その教師の授業力の進展がよく分かる。そもそも,連結させるためのパーツが少ない(つまり研究授業をあまりやっていない)ことにあらためて気づかされるかもしれない。
 今度,授業研究ポートフォリオの書式などを考えてみたいとも思った。

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2010.05.03

「研究紀要の作成」の上級問題

 またまた,『学校における実践研究を充実させるために-その企画・運営の工夫を学ぶハンドブック-』の内容を紹介したい。この冊子では,学校研究の企画・運営に関する問題が30問提供されている。第9章「研究紀要の作成」についても,そのポイント,初級・中級・上級の3種類の問題と解答例・解説,そして「まとめ」が載っている。上級問題は,「研究紀要増補版」を作成するという営みに関するものであり,以下のとおりである。関心のある読者は,ダウンロードして,解いてみるとよろしかろう(なお,実際の冊子とは,レイアウトが変わっています)。「kenkyu_kiyou_high.pdf」をダウンロード

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2010.05.01

「先生,男前になりましたね」と言われて

 先日,学部の講義で,開始時刻前にある学生から「先生,男前になりましたね」と言われた。何を言っているのかと思ったら,「髪をカットしたんですね」ということであった。大学生でも,教員の髪型や服装に注意を払っているのだ。ましてや,義務教育学校の教員に向ける児童・生徒のまなざしは,いっそう強いであろう。
 ちなみに,上記のようなコメントをくれたのは,もちろん,男子学生である。

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