ワークショップに関する講義(まるで「研究授業」)
本日から3回,東京大学の山内先生の依頼により,私が担当している講義「教育実践の研究Ⅱ」において,「ワークショップによる学び」を計画・実施する。これは,受講生に,授業とワークショップの接点を見いだしたり,社会教育のワークショップによる学びの可能性を考察するための力量を獲得させるものである。
本日は,診断的評価の後,私がワークショップの定義や系譜,そこにおけるファシリテーターの役割等について解説し,それに続いて,学生に,3つの子ども向けワークショップ事例を吟味させ,その特徴等を考えさせた。
この講義のために,山内先生たちとプランを考えたり,資料を準備したりと,まるで研究授業に臨む教師のようであった。実際の講義中も,講義の模様をずっと撮影され,緊張の時を過ごした。大変ではあるが,新しい内容を講義に盛り込むことは,教育者としての研鑽になっているであろう。
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