研究活動の早いスタート
京都府久世郡久御山町立久御山中学校を訪問したした。この学校は,昨年度に引き続き,京都府総合教育センターによる「『教師力向上』教育実践力継承事業」の実践校となっている。この事業では,各校を担当する大学研究者が定められ,彼らは,1年間に数回,学校を訪問し,授業を見学したり,授業研究会に参加したりして,各校の取り組みにアドバイスを送る。
昨年度末,私は,1年間の久御山中学校の取り組みの進展,例えば活用型授業への挑戦や参加型の事後協議会の企画・運営等を整理しつつ,「1学期の研究活動の充実が次年度の課題ですね」とコメントを残した。うれしいことに,今年度,同校は,1学期に全教員が指導案を作成して,授業を公開することになった。また,3つのテーマを定めて,それに即して公開授業に関する相互評価や協議を進めることになった。研究活動の早いスタートは,同校の研究活動のさらなる充実を予想させるものである。
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