三重県の小中学校の授業研究
三重県の伊勢市に出かけた。この市の全小中学校の研究推進リーダー研修会で講演を仰せつかったからだ。学校を基盤とする学力向上アプローチ,今期待される授業(力),授業力アップのための校内研修の企画・運営の工夫等について,その考え方やモデルを紹介したり,事例を提示したりした。
イントロ部分で,授業研究会の回数をたずねた。中学校でも,3回とか6回といった回答が出てきた。ある中学校は各学年1クラス(合計3クラス)しかないのに,6回も研究授業を実施なさっているそうだ。小学校では,全員が集まるのは6回だが「ゲリラ的」に実施する方もいらっしゃるという。授業研究のスタイルも聞いてみた。そうすると,参加型が定着しつつあるという。そういえば,この地は,鳴門教育大学の村川先生と三重県教育委員会がタイアップして,ワークショップ型校内研修の普及に努めているのであった(村川先生のところで院生として学んだ教員も講演会に参加なさっていた。お土産を頂戴し,恐縮した)。
三重県の学校の授業研究は,大阪等に比べて,明らかに盛んである。
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