日本教育工学会の夏の合宿研究会(8月7・8日,福山にて)(再掲)
前にもご案内したが,8月7日の午後~8日の午前中,広島県福山市の福山大学社会連携研究推進センター(広島県福山市丸之内1丁目2番地40号)にて,日本教育工学会の企画委員会が運営する「夏の合宿研究会」が催される。そのテーマは,「教育の情報化 次の10年を考える」である。講演・ワークショップ等で構成される。
以下に趣旨文をアップロードするので,興味のある方は,ぜひ,ご参加いただきたい。
現在,学校現場には,ICT活用の必要性は理解していても,その実践に対して不安を覚える教員が少なくありません.そのためICT機器が学校に導入されても,その活用は一過性のものになりがちです.しかし,2010年という年は,新学習指導要領の施行を来年に控え,また情報教育・教育の情報化をより一層進展させるために作成される「教育の情報化に関する手引」が出揃う年でもあり,新たなスタートを切るための準備期間として重要な1年になります.
そこで2010年度夏の合宿研究会では,「教育の情報化 次の10年を考える」というテーマを設定しました.各教科や総合的な学習の時間などにおけるICT活用の現状,学校全体・地域全体の情報化を担う立場にある教員・指導主事の取り組みやそこで抱えている悩みなど,学校現場での具体的な事例を取り上げ,これまでの教育の情報化の動きを振り返ります.また,ワークショップでは,教育の情報化を持続的に進めていくために重要となる「日常的なICT活用」を意識し,今現場で使われている,もしくはこれから導入が進むと考えられるICT機器の活用を実際に体験しながら,その実践化を検討する予定です.
教員・研究者・企業など様々な立場から,このテーマについて広く意見を交換し,今後十年間の教育の情報化のあり方を考える会にしたいと思います.
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