和歌山県10年経験者研修にて
和歌山県10年経験者研修教科指導で,確かな学力の育成について講義と演習のコーディネーションを担当した。要するに,今日の学力向上の実践動向を整理し,各教師がそれを羅針盤にして2学期の授業実践を構想することを支援した。全国の実践事例を提供して,彼らに,これまでの10年間の授業づくりを総括してもらいながら,それに新たな要素を加えること,新たな試みにチャレンジすることを促したのである。
参加者は皆,真摯な姿勢でそれに取り組んでくれた。次の文章は,参加者の1人の感想である。それにしても,研修のスタートに間に合うために,早朝6:30に出発とは--どこかの地域の教師たちには,その姿勢を見習ってもらいたいものだ。
「朝ここに来て,『受講するにあたり』に書いた,ねらい,願いにぴったりの一日の講義演習でした。夏期休暇といっても面談や会議で忙しく、具体的に授業に向けての準備は始められていませんでしたが,今日,こうして課題を与えられて短い時間ながら案を作成し始められたことで,学校に戻って続きを考えよう!!という思いに至っています。6:30に新宮を出てきた甲斐がありました!!ありがとうございました。」
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