現職教員の大学院生が講義で得たものを実践に活かしてくれて
昨日午前中,前年度後期の大学院の授業「教職ファシリテーター論」のフォローアップとも言える勉強会が催された。現職教員の院生たちの有志8名が集い,当該講義のゴールで作成した「学校研究改善プラン」の実施状況や変更点を紹介してくれた。中には,この勉強会のために,わざわざ外国からかけつけてくれた学生もいる。
例えば,ある院生は,私が講義で解説・紹介した,学校研究推進のための方策やメソッドを上手に採用してくれていた。 また,ある(現職教員の)大学院生は,前年度の講義で私が示唆した,「研究推進リーダーは,所属校の実践研究の歴史に通じていなければならない,例えば過去の研究テーマの変遷を理解していることが大切」という点を踏まえて,過去10年間の研究テーマを分析して,その課題を明らかにした。
いずれの報告とも,講義で得たものを実践に活かしてくれている様子がよく伝わってきて,うれしかった。こういう喜びを味わえるのは,現職教員の院生を抱える大学院の特長の1つであろう。,
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