教師のライフヒストリー研究の醍醐味
今日も,日本大学文理学部で催された,日本教師教育学会第20回研究大会に参加した。午前中,第11分科会「教職の専門性」で,いくつか,教師のライフヒストリー研究を拝聴した。それらの報告では,時代や制度,学校システム等に,教師が翻弄されていることが記述されている。その側面は,なるほど正しい。しかしながら,私は,ライフヒストリー研究によって,もう1つの側面を描きたいと考えている。時代等のプレッシャーや制約を克服しようとして,成長を遂げる,彼らの姿を。その両面性ことが,教師のライフストーリー研究の醍醐味であると思うから。
The comments to this entry are closed.
Comments