福井県中学校長会研修会「講演会」の感想
先日の福井県中学校長会研修会「講演会」の感想が届いた。その際の学校長たちの学ぶ姿勢は,11月26日の記事にて言及したとおりである。
感想文を読んでいると,彼らが講演内容を自分のものにしようとしていたことがよく分かる。例えば,講演内容の何を自校のマネージメントに採用しようとするかが具体的に記されている。また,自身の取り組みと講演内容を接続して前者の課題を考察している。
講演内容の一部に授業研究のリニューアル,例えば協議会後に参加者全員が授業研究会で得たアイデアの実践化について宣言するという取り組みを紹介したが,それについて,ある参加者は,「この年齢になるまで,そこまで突き詰めた授業研究をやってこなかったことを恥ずかしく思いました--中略--『自分だったらこう指導する』という提案や指摘,意見をぶつけ合うことは,ごく当然でした。しかし,『学び宣言』と『その検証』まで徹底する授業研究には脱帽しました。」と述べている。
学校長も,講演内容に関して,自身の取り組みを「ていねいに」リフレクションできる--福井県の教師たちの学ぶ文化には,私の方が脱帽である。
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