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2011.01.31

それぞれの教師の学力向上に向けた工夫

P1220653 美咲町立柵原中学校を訪問した。同校の教師たちは,学力向上に向けた多様な取り組みを繰り広げている。例えば,写真は,1年生が理科の授業で溶解の実験結果をデジタルカメラで撮影し,科学的な思考の材料としている様子である。
 11月に同校を訪問した折に,私は,確かな学力の育成に向けた指導と評価の工夫改善の可能性,その事例を紹介した。それを踏まえて,同校の教師たちは,活用型授業の成立に向けて,小さな工夫を重ねている。それが,子どもたちの学びの充実に結実している。同校では,校内研修の充実と子どもの学力の向上の連鎖が生まれている。

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2011.01.30

鳴門教育大学の「教員養成に関するモデルカリキュラムの作成に関する調査研究」シンポジウム

 本日午後,梅田スカイビルタワーウエストで催された,鳴門教育大学による「教員養成に関するモデルカリキュラムの作成に関する調査研究」シンポジウムに出席した。こういう類の催しに,登壇者ではなく参加するのは珍しいのだが,4時間じっくりと講演者やパネラー等の提案を拝聴した。
 教員養成をめぐる問題は多岐にわたり,そして深刻である。そうした状況にあって,鳴門教育大学は,成熟していない部分はあるが教員の資質・能力の明確化(そのスタンダード化),それに即して教員養成カリキュラムの開発,そしてそれを講義等に具体化するためのガイドラインの策定等において,チャレンジを重ねている。大したものだ。

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2011.01.29

大学院入試業務を終えて

 本日は,大阪教育大学の大学院入試の実施日であった。私も,柏原キャンパスに出かけ,採点や面接等に従事した。面接において,本日の受験生は皆,必死に自分が進学して学びたいことを述べていた。大したものである。彼らには,合格して本学に入学したら,2年後の修士論文の完成に向けて,自身の研究課題をしっかりと追究してもらいたい。

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2011.01.28

生活科・総合的な学習の授業づくりを工夫する

 京都市立桂徳小学校で,生活科や総合的な学習の授業を見学した。同校の教師たちは,『主体的に学び いきいきと確かな自験を重視した生活科・総合的な学習の時間の学習を通して-』という研究主題を設定して,生活科や総合的な学習の授業づくりやカリキュラム開発に関して,努力を重ねている。新学習指導要領において期待されている,生活科や総合の指導と評価の工夫をきちんと踏まえた,よい授業を見せてもらった。特に,子どもたちが課題を設定するまでに,複数の体験活動を繰り広げている点,それらを風化させないためにワークシートや各種の記録,その掲示などがていねいになされている点は,秀逸である。
P1220438 同校の教師たちの努力に触発されたのか,今日は,地区の他校の教師も授業を見学していたが,彼らは,実に熱心に授業を見学していた。その姿にも,感心させられた。

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2011.01.27

年度をまたいだゼミ生の交流-授業研究コミュニティの成立

P1220414 本日,3年前にゼミ生だった,大阪市立小学校の教員の社会科と算数科の授業を見学した。次年度のゼミ生も引率して,彼らにも,先輩の授業を見学させた。年度をまたいだゼミ生の交流,すなわち過去と現役のゼミ生による授業研究コミュニティが成立して,うれしかった。写真は,ゼミ生OBの教員が自主的に作成している毎時間の指導プランについて,その意義や作成方法を後輩に説明しているところである。

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2011.01.26

在学生参画による新編入生合宿セミナーのリニューアル

 今年度,学生部会長を拝命しており,その活動の一環として,来春実施する新編入生合宿セミナーの企画・運営を担当している。その関係で,本日,21:00~22:20に,在学生とミーティングを催した。彼らに,セミナーに企画・運営をサポートしてもらうからだ。これまでセミナーは,教員だけで企画・運営してきたが,そのリニューアルを図るために,在学生のアイデアやエネルギーを活かしたいと考えたからだ。在学生の代表10名に,セミナーの一部のプログラムを考えてもらい,当日もコーディネートしてもらうが,教員からは出てこない発想でプランを作成してくれることを期待している。また,そうなりつつあることを頼もしく思う。

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2011.01.25

ゼミ生OBも指導案を作成してがんばる

 本日,3年前にゼミ生だった,大阪市立小学校の教員が研究室を訪問してくれた。彼は,27日の学校公開時に,私に算数と社会の授業を見せてくれる。そして,「指導案があれば--」とリクエストしたら,作成して持参してくれた。今年度,社会科と国語科の研究授業を実施したそうだが,学校公開時にもそれに準ずる形でトライしてくれる。その姿勢がうれしい。次年度の卒論ゼミ生6人を率いて,訪問することにした。

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2011.01.24

中学校教師たちの学び合い(幸崎中学校)

 広島県三原市立幸崎中学校を訪ねた。同校は,パナソニック教育財団(旧松下教育研究財団)の第36回(平成22年度)実践研究助成の「特別研究指定校」である。「『思考力・表現力』を高める授業の創造~学習集団の育成を通して~」という研究テーマをかかげ,それらの能力を育成するためのICT活用に取り組んでいる。
P1220365 本日,数学,英語等の授業を拝見させたもらった。それぞれ,教師たちがしっかりと準備して,そしてきめ細かく指導する姿が印象的だった。一斉指導において,ICTを名脇役として上手に活用していた。
 加えて,研究授業でもないのに,その時間に授業を担当していない教師たちが教室を訪れ,熱心にそれを見学し,当該授業の特長と課題をメモしている姿に感心させられた。この学校のICT活用は,それほど長い歴史があるわけではない。しかしながら,上述したような,学び合う姿勢が同校のICT活用をさらに成熟させることは間違いあるまい。

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2011.01.23

学校を基盤とするカリキュラム開発を推進するリーダーのためのハンドブックの開発

 昨年度から,科研費によるプロジェクトで「学校を基盤とするカリキュラム開発を推進するリーダーのためのハンドブックの開発」を進めている。あともう少しで,暫定版ができそうだ。その内容は,以下のとおりである。
 (1)カリキュラム開発の理論とモデル
 (2)カリキュラム開発の動向-日本と英米の比較検討-
 (3)カリキュラム開発のすぐれた事例-カリキュラム・リーダーシップの視点から
 (4)カリキュラム開発の意思決定の演習問題
 (5)所属校のカリキュラム開発状況の省察(チェックリスト等)とカリキュラムのリデザイン
 (6)カリキュラム開発のための参考情報(文献等)
 (7)その他:このハンドブックの使い方,目次等,発展的な学習への誘い
 後日,暫定版が完成したら,修正のための評価をおこなう。このブログでも,協力者を募るつもりだ。興味のある方には,ハンドブック暫定版をお送りするので,ちょっとしたアンケートに回答してもらいたい。協力をご検討いただければ幸いである。

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2011.01.22

日本教育工学会の理事の卒業まで,あと半年

 本日は,日本教育工学会の理事会の日であった。ほぼ2月に1回催される,この理事会に,この8年間,かなりの程度,出席してきた。理事会出席だけでなく,担当することになった委員会(大会企画委員会,企画委員会)のマネージメントに私なりに時間とエネルギーを注いできた。
 来る6月に,2期8年の任期が終わる。教育工学会の理事は,再任は2期までと決まっているので,理事を無事(?)卒業することになる(2年経つと再任可となるが)。ここ4年間は,大会企画委員会委員長,企画委員会委員長を拝命し,1年中なんらかのアクションや意思決定が必要になり,気が休まる時がなかった。もちろん,私以上に学会に貢献なさっている方も多いので,決して自慢できるような活躍をしているわけではないが,それなりにがんばってきたと,自己評価したい。
 でも,そういえば,まだ,冬の合宿研究会,産学協同セミナー,そして総会シンポジウムと,企画委員会の活動はずいぶん残っている--。

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2011.01.21

実践研究を発展させるために(尼崎市立七松小学校)

P1220231 尼崎市立七松小学校に出かけた。これで,今年度5回目である(最終回)。同校の教師たちは,本日,1つの授業時間帯に,2つの研究授業を動じ並行的に進めるという授業研究のスタイルに,初めて取り組んでみた。また,判断の基準を定めて,抽出児の言動をていねいに評価し,それらを比較検討することも試みた。いずれについても,(慣れないために?)うまくいかない部分は生じた。しかし,たとえ参加型(ワークショップ型)であっても,研究授業参観や協議会進行のスタイルが画一的になると,いつしかマンネリに陥る。だから,たとえ失敗しても,いろいろトライしてみることが重要なのだ。それによって,実践研究を発展させるエネルギーとアイデアが教師たちにもたらされるからだ。こういう小さなチャレンジを七松小学校には続けてもらいたいので,授業研究以外の学校研究の活動,そのレパートリーについて,アドバイスして学校を離れた。

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2011.01.20

今度は,卒業論文の作成が大詰めを迎える

 本日講義終了後,卒論ゼミ生6名が研究室に集合した。卒業論文作成の最終局面を迎え,彼らは,草稿の相互点検に入る。その留意点を指示した。もう提出してもおかしくない学生もいる。けれども,私は,最後の最後まで見直しを続けなさいと言った。何度見直しても,修正箇所は出てくるものだし,少しでも良いものにしようとする気持ちが,その内容を自身のものにしてくれるからだ。特に,教員を目指している学生にとっては,教育実践研究に取り組んだ経験は,必ず,その成長につながるからだ。ゼミ生たちには,最後の最後まで,論文の内容・構成・表現に関して検討を重ねてもらいたい。

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2011.01.19

新しいゼミが始まった

 本日の教授会で,新年度の卒論指導担当が確認された。その後,さっそく,新年度の卒論ゼミが始まった。次年度は,6名の卒論を担当する。本学としては,担当が多い方である。彼らは,1年後に,卒業論文を仕上げて,提出しなければならない。途中には,教員採用試験という壁が存在するので,それを考慮して,計画的に研究を進めていかねばならない。
 これからしばらくは,先輩ゼミ生の卒論を読んで,その仕上がりイメージを鮮明にしてもらう。また,並行して,関係する文献を読み,問題の所在を明らかにしてもらう。
 まだ,今年度のゼミ生の卒論提出が終わっていないのだが,個別の相談も含めて,次の学生への指導も密にしていかねばならない。大学教員も,なかなか大変である。

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2011.01.18

学習スペースが広いことは,間違いなく,よいことだ

P1220087_2
 昨日訪問した福井市立至民中学校は,写真のようなオープンスペースをたくさん配した,教科センター方式の校舎を有している。オープンスペースには,教科や総合に関する学習情報や成果物が数多く掲示・展示されている。制作途中の作品も,そのまま残されている。様々な教具も倉庫などにしまい込まずに,身近なところに置いてある。
 学びの連続・発展性を促すために,学習スペースが広いことは,間違いなく,よいことだ。

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2011.01.17

福井市の中学校の指導力の高さ

 本日,福井市立至民中学校,同足羽中学校を訪問し,授業の様子を見学するとともに,学校の学力向上等に向けた取り組みについて聞き取りをおこなった。これは,日本女子大学の吉崎先生を代表者とする科研費「初等・中等・高等教育における教育方法の改善・開発に関する総合的研究」の一環である。
 2つの中学校ともに,教師たちが,きめ細かく子どもたちを指導している。また,習得型授業にせよ,活用型授業にせよ,その準備にしっかり時間をかけ,教材教具を工夫している。たいへん,しっとりとした授業を営まれていた。福井市の中学校の指導力の高さには,驚かされる。
P1220119 特に,至民中学校については,オープンスペースを生かした教科センター方式による校舎において,異学年クラスター方式に基づく学びが構成されていた。異学年クラスターというのは,3学年合同の学習集団を構成するスタイルであり,その協力や交流が尊重されていた。それゆえ,例えば,学び方等について,上級生が下級生に対して,写真のような「先輩からのアドバイス」を繰り広げている。学ぶ文化の醸成を生徒の参画によって成立させ,発展させようとする姿勢が具体化されていた。

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2011.01.16

感じのよい高校生たちに救われた

 多くの大学教員が経験する,2日間の苦行=大学入試センター試験がやっと終わった。ミスが許されないとか時間が長いだけでなく,マニュアル化された業務を何度も何度も繰り返して遂行しなければならない点が,この仕事の辛いところである。
 しかし,そんな中,感じのよい高校生たちに出会い,救われた。落とし物を拾ってあげるとお礼を言ってくれる,冊子等を配付するとぺこりとお辞儀をしてくれる,電車で会うと挨拶をしてくれる等々,ロボット的業務に明け暮れる中,若き高校生たちから人間らしい扱いを受けて,ほっとした。

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2011.01.15

長い長い一日の終わりに,神に祈る

 本日から2日間,大学入試センター試験が催される。私も,朝早くから夜まで,業務に従事した。センター試験に従事するのも,20年目だ(何年かは,従事しなくてもよい年があったが)。
 センター試験第一日目は,長い長い一日の終わりに,鬼門となる場面=リスニングテストがやってくる。何事も起こらないことを神に祈り続けた1時間であった。祈りは通じた。無事に終了した。

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2011.01.14

ゼミ生が修論提出を終えて

 本日は,我が大学院・実践学校教育専攻の修士論文提出締め切り日であった。指導を担当しているゼミ生4名も,無事提出を終えてくれた。指導教員として,ひとまず安堵した。
 しかしまだ,2月1日2日の公開審査が残っている。その際の配付資料,プレゼンテーションの内容や構成についての点検も続く。修士1年や学部ゼミ生の論文指導は当然続く。大学教員は,結局1年中,論文指導の日々を送るのである。

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2011.01.13

『学級力が育つワークショップ学習のすすめ』(田中博之著,金子書房)

 金子書房の月刊誌『児童心理』の2月号に,私が執筆した書評が載った。対象となった書籍は,『学級力が育つワークショップ学習のすすめ-明日の授業からすぐに使える5つのメソッド』(田中博之著,金子書房)である。
 短い文章で,当該書籍の特徴や独自性,魅力をまとめるのは,難しい。次のような文章で,彼の図書への読者の関心を高められたであろうか--。

 本書で著者は,小中学校における学習にワークショップを導入することの意義を説くとともに,その視点と方法を,豊富な実践事例を交えて紹介している。本書は,ワークショップを基盤とする学習(以下,ワークショップ学習)を実施しようとする教師,充実させようとする教師にとっては,その「ハンドブック」とも言える存在であり,とても有用だ。
 本書の内容は,理論編(Chapter1及び2)と実践編(Chapter3~7)に分かれる。理論編では,ワークショップ学習の今日的意義が,社会的スキルや人間関係力の育成という視点から確認されるとともに,その先達たるフィンランドの教育の様子を参照しながら,説かれる。また,それらの能力・資質によって構成される「学級力」の概念が解説されるとともに,その全国的な実態がレポートされる。さらに,ワークショップの原理やタイプ,基本的な特徴(融合性・触発性・実践性・工夫性・発展性)等が整理され,ワークショップ学習で培うことができる能力が構造的に示される。加えて,ワークショップ学習と新学習指導要領において強調されている「活用」型学習の実施や言語活動の充実等との接点が分かりやすく説明されている。
 実践編の5つの章では,学級力を育てるためのメソッドが詳しく紹介される。それらは,「カルタ」「評価セッション」「成長発表会」「サークルタイム」「ドラマ」である。これらの章では,まず,各メソッドの「学級力」に対する教育効果やそれを実施する際のポイントが明らかにされる。次いで,その実践事例が,写真(教師や子どもの姿,ワークシートや作品の実例等)を伴って,詳しく紹介される。それぞれが,読み応えのあるストーリーだ。その上,それらは,地域,教科・領域,学年といった点において多様性に富んでいるため,読者は,ワークショップ学習のイメージを膨らませやすい。
 以上のような内容・構成から,本書を手にする教師や保護者は,本書の内容に触れて,現代の子どもと学校にとって,ワークショップ学習がいかに必然性のある学習方法であるかを実感できよう。同時に,それを「体系的に」理解できよう。
 さらに,厚みのある事例や,「学級力アンケートシート」のようなすぐに活用できるツールに出会って,教師たちは,ワークショップ学習を教室に導入する際の手がかりをたくさん獲得できよう。
 著者は,長年にわたって教育現場に接近し,実践的なアイデアを蓄えてきた。本書は,そうした著者だからこそ上梓できた,好著である。

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2011.01.12

入試,入試,そしてまた入試--

 次の土日には,大学入試センター試験が催される。長い,長い2日間だ(1年間でもっとも辛い時間かも)。月末には,大学院入試。2月中旬には,編入学試験。下旬からは,個別学力試験。入試,入試,そしてまた入試という時期がやってきた。その間には,修士論文の採点と公開審査,担当している講義の試験と採点もある。「授業研究と教師の成長」に関する記事を書くネタを手にする時間がないかもしれない。ふー。

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2011.01.11

次年度の学校研究に関するコンサルテーション

 大学院で「教育プロジェクト研究」という講義を担当しているが,この講義の中盤から後半にかけて,ある小学校の研究主任を招聘し,当該小学校の学校研究に関する情報を提供してもらう。それをもとに,受講生は,その学校の実践研究を評価し,それを改善するためのプランを策定し,その研究主任にプレゼンテーションをするというものだ。受講生には,学校における実践研究に関するコンサルテーションのためのアイデアやスキルを高めてもらうことになる。
 いよいよ改善プランを策定する段階に至った。しかし,プランを作成するのは,簡単ではない。理想を語るのではなく,対象校の現実に即した提案が求められるからだ。しかも,対象校には,今年度末に,4年生以上の全員にタブレット型PCが提供される(300台強)。そのような環境の下,どのような授業が生まれ,いかなる実践研究を繰り広げられるのか--受講生には,広い視野と深い思索が求められる。

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2011.01.10

全放連・人間力育成プロジェクトの報告書

 本日も,渋谷のNHKで,全放連のメンバーの一部と,研究プロジェクト「放送学習による人間力の育成」の報告書の内容や構成について議論した。
 報告書は,メンバー全員が10頁を費やして,自身の放送教育実践を語る。総計130頁にもなる。私も,「放送教育と人間力の育成」というタイトルで,放送教育の理論・実践と人間力の育成がどのような接点を有しているかについて論述する。また,各人の実践の意義を短く解説する。
 このプロジェクトは,3年間かけて,放送教育における人間力の育成を追究してきた。報告書は,その集大成である。今日も,「書いてみると,自分が何を大切にしてきたかがよく分かる」といったリフレクティブコメントがいくつも登場した。メンバーにとっても,また手にする他の実践家にとっても,貴重な資料になるだろう。完成の日が待ち遠しい(まだ執筆は完了していないが)。

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2011.01.09

大阪教育大学のデジタル教材開発活用セミナー

 本日午後,大阪教育大学天王寺キャンパス中央館214/215教室等を会場にして,デジタル教材開発活用セミナー」が催された(USTREAMでリアルタイム中継した)。本学の「デジタル教材開発活用サイクルによる新しい教育の展開」プロジェクトの成果報告会である。
 プログラムは,大阪教育大学のデジタル教材プロジェクトの概要,デジタル教材のデモンストレーション,招待講演「デジタル教材の過去・現在・未来」山内祐平氏(東京大学大学院情報学環),パネルディスカッション「デジタル教材から電子教科書へ」である。私も,パネルディスカッションの司会役を仰せつかり,登壇者の考えを引き出し,それを関連づけるべく,自分なりに努力した。
 機器関係の小さなトラブルが続いたが,このような「デジタル教材に関する総合的な(学術的・実践的)研究会」を大学が組織的に開催するということは希であると,参加者からコメントを頂戴した。そうした意味では,実りある研究会になったと言えるであろう。

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2011.01.07

4年生以上の全員に,タブレット型PCを

 本日,午前中,守口市教育センターを訪問し,そこで催された会議に出席した。総務省の平成22年度「地域雇用創造ICT絆プロジェクト(教育情報化事業)」に守口市が応募し,認められた。そして,私が,関わりを有している(有していた)同市の橋波小学校や三郷小学校が,その事業の対象校となったため,事業の推進に協力することになったからである。
 このプロジェクトでは,2つの学校の4年生以上の全員に,タブレット型PCを与え,それを用いた学習に取り組んでもらう。いろいろ難しいことはあるが,この事業を弾みにして,2校のICT活用や情報教育が進展することを期待している。

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2011.01.06

大阪市教育センター『授業力アップサポート事業』の研修主担者研修会

P1220072 大阪市教育センターでは,昨年度から,子どもの学力向上を目指して,『授業力アップサポート事業』を企画・運営している。その柱の1つは,モデル校の設定とそこにおける授業研究等の充実である。本日,モデル校の研修主担者を対象とする研修会が開催された。今日の研修会における協議に備えて,11月から12月にかけて,主担者は,別の学校の授業研究に参加して,それを自校のものと比較検討して,レポートにまとめるという課題に取り組んできた。それを経たおかげで,本日は,各校における授業研究のさらなる充実のためのポイントが(それそれの主担者の中で)明らかになってきたように思う。また,それらの考察の交流が,校内研修の企画・運営に関する,さらなる学びの機会となった。
 校内研修主担者の力量アップに資する,よい研修会(そのためのアプローチ)である。

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2011.01.05

読み手を意識して文章を綴ろう

 卒論の点検も半ばを迎えた。我がゼミ生の文章も,読み手意識が足らぬものが多い。論旨が飛躍する,引用と自分の論述の整理がついていない,同じ対象・事象なのに異なる表現を用いる,逆に,異なる対象・事象に同じ表現を用いる,見出しの記号や行取りがぶれる等々,読み手が戸惑う文章が散見される。原稿提出締め切りに間に合わそうと必死になったのは分かるが,推敲が足らない。それをいちいち指摘するのにも,骨が折れる。でも,それで少しでもよい論文に仕上げてくれたらと願い,今日もまた,難解な(修正を施しにくい?)文章に向かう。

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2011.01.04

今度は,卒論,卒論,そしてまた卒論--

 本日は,修士論文の点検結果を4人のゼミ生に伝え,内容や構成,そして表記の修正について指示をした。その前後に,今度は,卒論の草稿を読み,やはりその内容・構成・表記について点検している。6人分だ。今度は,卒論,卒論,そしてまた卒論である。この状態があと数日は続く--。

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2011.01.03

適応力が問われる--

 本日,5年間乗った車とさよならし,新しい車を使い始めた。しかし,これが,(旧人類の私にとっては)利用しにくい。例えば,エンジンの始動はボタン一つ。「イグニッションキーを回す」という動作は不要だ。ブレーキも同様。サイドレバーは見あたらない。
 運転のための操作は少なくてすむが,やたらとボタンやシグナルは増える。慣れるまでに,時間がかかりそうだ。教師には時代への適応力が問われる,そのチャレンジが成長を促すと述べている私も,こんなところで適応力が問われるとは--もちろん,講義をはじめとする大学での教育研究は,そのリニューアルに応じているつもりではあるが。

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2011.01.02

卒論・修論の点検も道半ば

 大晦日から本日にかけて,卒論・修論の点検が続く。残念ながら,独りよがりの文章が目立つ。第三者が呼んでも理解できる論理と表現になっていない箇所が少なくない。その訂正案を考え,記していると時間がかかる。その本数からすると,まだ道半ばだ。

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2011.01.01

謹賀新年!

 謹賀新年! 本ブログの愛読者の皆さん,明けましておめでとうございます。
 本年も,可能な限り,授業研究と教師の成長に関する研究活動,それらにつながる大学における教員養成に関して,記事を作成・投稿する所存です。それらについてご感想を頂戴できれば幸いです。なお,コメントは,私が承認してからアップされる手続きとなっておりますので,ご了承ください。

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