次年度の学校研究に関するコンサルテーション
大学院で「教育プロジェクト研究」という講義を担当しているが,この講義の中盤から後半にかけて,ある小学校の研究主任を招聘し,当該小学校の学校研究に関する情報を提供してもらう。それをもとに,受講生は,その学校の実践研究を評価し,それを改善するためのプランを策定し,その研究主任にプレゼンテーションをするというものだ。受講生には,学校における実践研究に関するコンサルテーションのためのアイデアやスキルを高めてもらうことになる。
いよいよ改善プランを策定する段階に至った。しかし,プランを作成するのは,簡単ではない。理想を語るのではなく,対象校の現実に即した提案が求められるからだ。しかも,対象校には,今年度末に,4年生以上の全員にタブレット型PCが提供される(300台強)。そのような環境の下,どのような授業が生まれ,いかなる実践研究を繰り広げられるのか--受講生には,広い視野と深い思索が求められる。
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