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2011.04.05

学校における実践研究を複数の文書にまとめる学校

 ここ数日,平成22年度の学校研究の過程や成果をまとめた研究紀要等が届けられている。同年度に,私が何度も通った,尼崎市立七松小学校と津山市立北陵中学校からはいずれも,(研究紀要に加えて)個々の教師が自らの実践を文書にまとめたレポート集が届いた。
 例えば,前者は,『みんなの「なぜ」「なに」解決 Book』というタイトルが付されている「研究別冊」であるが,個々の教員が子どもを指導する上で用いているティップスが整理されている。また,後者は,『一人1研究レポート集』と名づけられており,そこには,それぞれの教師が同校の研究テーマである「表現力の育成」に向けて何に取り組み,次なる課題をどのように考えているかが,具体的に記されている。学校長も,3頁にわたるレポートを提出している。
 いずれの文書についても,各パートのページ数がそろっていないし,書式(様式)も異なっている。しかし,私は,それでもよいと思っている。そうした違いは,各教師の精一杯を示すものに他ならないと考えるからだ。 (研究指定等の有無にかかわらずに)授業実践の省察の機会として研究紀要を作成する活動に着手するか否か,それを全員参加の形で推進できるかどうか,研究紀要以外にも実践の文書化に取り組むかどうか--それらは,学校の研究力を如実に物語る。

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