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2011.04.30

本を出版するということの重み

 先日の基礎セミナー(大学1年生を対象とする,学び方に関する講義)で,文献研究の視点と方法を学生に講じた。文献の種類についても説明したが,その時に「図書」の例として,拙著『活用型学力を育てる授業づくり』(ミネルヴァ書房,2011年4月刊行)を学生に見せた。
 彼らの反応に驚いた。「先生が書いたんですか?」「本屋さんに並んでいるんですよね!」(表紙を)「写メールで撮って友達に自慢します」等々だ。その様子から,本を出版することについて,あらためて考えさせれられた。確かに,20数年前に,恩師が編集する本に拙稿が載った時は,感動ものであった。ほんの数ページであったが,それを書店で見た時,思わず笑みがこぼれた。
 研究職に就いてから,少なくとも3年に1度は,単著や編著(背表紙に木原俊行という名前が載る)が出版されている。だから,本を出版するということの重み,その社会的意義と責任に関する意識が希薄になっていたかもしれない。1年生の反応を見て,それを少々反省した。
 それにしても,先日は学生の教職に対する視座がしっかりしていることに感心させられたが,初めて担当するこの講義から学ぶものは少なくない。

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