学生たちが,がんばって,教師に関する研究のプロポーザルを発表してくれた
本日,教師に関する研究の方法論(視点と調査方法等)に関する演習科目「教育学演習Ⅰ」において,学生たちが,7つのグループを組んで,教師に関する研究のプロポーザルを作成し,発表してくれた。いずれの発表も,問題の所在と研究の目的,研究の方法,結果の整理枠組みと考察の方針について,よく練ったプロポーザルを発表してくれた。それらは,以下のように,評価される(60点満点)。
(1)タイトル(6点)
①研究の内容と方法が盛り込まれている。
(2)問題の所在と研究の目的(12点)
①研究の必然性が,社会的な状況や時代背景の分析,先行研究等の引用やその批判的検討により,明らかにされている。
②問題の所在を踏まえつつ,1年間で追究できる研究目的が導き出されている(研究目的が焦点化されている)。
(3)研究の方法(18点)
①具体的である。
②実現可能性が高い。
③研究上の倫理に反していない。
(4)結果の整理枠組みと考察の方針(12点)
①結果の整理枠組み(時系列,比較,各種統計処理など)が用意されている。
②ある程度,結論が予想されている。
(5)その他=発表の工夫(12点)
①発表時間を遵守している。
②他者に提案を理解してもらうための工夫を講じている(話し方や構成,道具など)。
The comments to this entry are closed.
Comments