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2011.07.13

中学校の研究授業-その回数と指導案の書式-

 昨日,三重県のある中学校の学校長が学校研究の相談のため,研究室を訪問なさった。その中学校では,50歳代の教師も含めて,全教師が1年に1回は研究授業を実施するという。1年間に誰か1人だけが研究授業を実施するという中学校も全国的にはめずらしくない中,当該校は熱心な部類に入る(中学校の教師の研究授業の実施回数の地域格差は激しい)。
 研究授業に向けて作成される指導案についても,意見交換をした。中学校の研究授業で目にする指導案は,本時の目標と展開だけが記されている場合も少なくないが,その中学校では,生徒観・教材観・指導観も記すことになっているらしい。そのくらいできれいれば,大したものである。私は,次のステップとして,例えば,単元計画も,内容と配当時数だけでなく,各時の重点目標や主な学習活動を整理する,本時の展開については子どもの反応予想も検討しておく等が実現するとよいですねと,アドバイスした。

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