講演後の拍手の大きさが違う
福井県立教育研究所で開催された,福井市立藤島中学校区合同研修会兼福井市教職員課題別研修において,「思考力・判断力・表現力を高める授業の創造」と題する講演やワークショップのコーディネーションを担当した。2時間20分の研修会であるが,いつもながら,福井の教師たちの学ぶ姿勢には頭が下がる。今日もまた,時間前に全員が集まっているので,数分前には,講座開始の挨拶がスタートする。誰もが私の話に熱心に耳を傾け,メモをとる。初めて会った教師の間でも密な議論が繰り広げられる--その熱心さを示すエピソードは枚挙に暇がない。
研修会場を去る際に,拍手で送っていただいた。私の話が特別有意義なわけではあるまい。他地域でも,似たような話をすることはあるが,それらとは比べものにならないほど大きな拍手を頂戴した。それは,私の拙い話の中にも何か自らの実践を発展させるものがあるのではないかと考える,福井の教師たちの授業改善に向けた志の高さを示すものに他ならない。
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