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2011.10.31

学校研究推進リーダー教師のリアリティのある学び

 本日午後,茨木市教育センターで,校内研究推進リーダーのための実践セミナーが催され,私も,協議等の進行役を果たした。このセミナーは,4回連続講座で,次のように,その流れが設定されている。
第1回 基本的な考え方の確認と現状把握
第2回 1学期の振り返りと2学期以降のプランの策定
第3回 各学校の取り組みの交流
第4回 次年度の計画にむけて
Dscf7147 本日は,その3回目である。今日の日に備えて,受講者は,夏休み以降の学校研究の取り組み状況を文書化した。本日は,それを資料として,グループを組んで,また全体で,学校研究の企画・運営上の工夫について意見交換を繰り広げた。また,それを踏まえて,2学期後半及び3学期の学校研究プランの修正を試みた。
 学校研究推進リーダー教師を対象とする行政研修は,やはり連続ものがよい。所属校の取り組みに即して,その進捗状況を踏まえて,リアリティのある学びが実現するからだ。

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2011.10.30

教師たちの教材発掘の努力

 本日,Facebookで,京都府下のある小学校の教師が投稿した記事を読んだ。彼は,明日の理科の学習で子どもたちに関節の仕組みを学習させるために,フライドチキンを購入しに,本日,KFCを訪れたそうだ。そういえば,この単元を指導するにあたって,東京のある小学校の教師は,前日,肉屋でもも肉を購入し,保冷パックに入れて教室に持ち込んでいた。もちろん,理科室には模型があるだろうし,様々な映像コンテンツも利用可能であろう。それらに加えて,この新しい学習内容の指導をいっそう充実させるために,自ら教材発掘に出かける教師たちの様子を見聞きして,その努力に頭が下がる思いである。

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2011.10.29

教員志望学生には,できるだけたくさんの授業を見学してもらいたい

 昨日,卒論ゼミ生を大阪市立森小路小学校の校内研修に連れて行った。3コマ連続で,教師たちが研究授業を実施する姿を目にして,いろいろ考えてくれたことと思う。
 考えてみれば,採用試験に合格し,教員になってしまうと,学級担任は他校の授業を見学する機会をたくさんは得られない。そう思うと,学生時代は,多様な授業を見学できる貴重な機会である。中学校のものも含めて,ゼミ生にはできるだけ多くの教師の授業を見るよう,アドバイスをしよう。大阪以外の土地のものは,特に。

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2011.10.28

若年者研修会でがんばる

P1290288 大阪市立新森小路小学校に出かけた。この学校には,若手教員が多い。だから,教員全員での研修会とは別に,教職経験5年以下の教員だけ(といっても10名以上)で,月に2回,若年者研修会という集いを催している(もう少し,スマートなネーミングがあるとよいのだろうが--)。本日は,10名の教員が指導案を作成して,互いに授業を見学し,相互評価を試みていた。一部の中堅・ベテラン教員も,学校長も,それに加わった。ある研究授業の特長と課題をめぐって,彼らは,密に意見を交換していた。私は,10の公開授業を比較検討し,主として,共通課題とすべき点,その克服の手がかりとなる他校の実践等を示した。

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2011.10.27

広島県三原市立幸崎中学校の研究発表会(11月25日)

 広島県三原市立幸崎中学校は,パナソニック教育財団の第36回(平成22~23年度)実践研究助成の「特別研究指定校」である。「『思考力・表現力』を高める授業の創造~学習集団の育成を通して~」という研究テーマをかかげ,それらの能力を育成するためのICT活用に取り組んでいる。同校は,11月25日(金)に,研究発表会を催す。次のようなプログラムである。同校は,パナソニック教育財団以外にもいくつかの研究指定を受けているが,ICT活用とそれらをからめた,内容の濃い授業,研究発表になると思う。本ブログの読者には,ぜひ,研究発表会への参加を検討していただきたい。

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2011.10.26

シンポジウム「教職の力量形成をどうとらえるか」

 大阪教育大学では,平成23年度文部科学省概算要求特別プロジェクトとして,「学士力をベースにした教職の力量形成を目指す教育システムの開発」事業に取り組んでいる。私も,「到達目標・評価基準」専門部会のメンバーの1人だ。この度,プロジェクトの一環として,「教師の力量形成をどうとらえるか-教員養成カリキュラムの再構築を目指して-」というタイトルでシンポジウムを催すことになった。12月21日(水)13:30~16:40の日程で,会場は,大阪教育大学の柏原キャンパスA-215教室だ。シンポジウムは,1)プロジェクトの経過報告,2)基調講演:安彦忠彦氏(早稲田大学),パネルディスカッション:安彦忠彦氏・柳澤昌一氏(福井大学)・三石初雄氏(東京学芸大学)・久田敏彦氏(大阪教育大学で構成される。興味のある方は,ぜひ参加されたい。

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2011.10.25

学校研究を継続・発展させて

P1290148 昨年度に続いて,大阪市立東中学校を訪問した。この学校は,本年度も,大阪市教育センターが企画する,授業力アップサポート事業のモデル校の1つである。
 教師たちは,今年も,6月に授業公開週間を定めたが,今年度,新たに「指導案の作成と共有」を実現させた(昨年度は,授業の公開と授業評価シートの活用だけであった)。さらに,研究組織が工夫され,教師たちは,新たに課題別のグループを構成して授業改善のアイデア交流を図っている。
 こういう具合に学校研究を発展させている学校の教師たちは,生き生きとしている。

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2011.10.24

授業研究会のデザインの刷新を図る

P1290024 再び,三重県伊賀市の柘植中学校に出かけた。この学校は,「言語活動を意識した授業をどのように進めるか」をテーマに据えて,授業研究を重ねている。1年間に全員が研究授業を実施する。本日,3時間目2年社会,4時間目3年音楽,5時間目1年社会の授業を見学し,放課後,それらに関する協議を催した。前回9月の授業研究会における意見交換が十分ではなかったことを踏まえて,私は,研究授業ごとの分科会→全体会という流れをリクエストした。全体会では各研究授業の成果と課題を学校研究のテーマに即して要約し発表すること,それらを踏まえて各人が自己の授業改善等の構想を練って宣言することを提案し,それを成立させるために,私自身が司会役を果たした。
 授業研究会のデザインの刷新は功を奏し,本日は,授業研究会の意義を実感する声が少なからず聞こえてきた。

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2011.10.23

申請書類の記入に追われる--

 本日は,朝から晩まで,いわゆる科研費の申請書類の作成に追われた(今もまだ格闘中)。20人もの研究プロジェクトの枠組みや内容を限られた紙幅におさめるのが大変。

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2011.10.22

実践をベースとした研究報告は記録の緻密さがものを言う

 第37回全日本教育工学研究協議会全国大会の2日目は,午前中,10の分科会が並行して催された。いくつかの研究発表を拝聴したが,実践をベースとした研究報告の場合は,やはり記録の緻密さがものを言うと再認識した。授業の実際に関する記録,子どもの作品,同僚のコメント等が脆弱な報告を聞いても,発表者のこだわりしか感じられない。つまり,了解しづらい。我が修論ゼミ生には,実践記録をていねいに残してもらいたいと思う。

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2011.10.21

丹波市立新井小学校のICT活用や授業研究は充実している

 21日・22日と,丹波市を会場として,第37回全日本教育工学研究協議会全国大会が催されている。公開授業の会場校の1つ,丹波市立新井小学校に出かけて,4つの公開授業を見学し,「授業者と語る会」=いわゆる事後協議会にも参加した。授業では,私のモデルで言うところのICT活用の基礎的効果と本質的効果がよくデザインされていた。特に後者は,教師自作のデジタルコンテンツやデジタル教科書が子どもたちの思考・判断・表現を促していた。
P1280885 「授業者と語る会」では,学級担任ではなく,同校が「共同研究者」と呼んでいる教師(特別支援担当等)が,学級担任に代わって,ポスター前で,年間の取り組みや本単元のデザイン等を語っていた。
 研究発表の内容も10分間で,同校の取り組み,その変遷がよく整理されており,分かりやすかった。
 同校で学んだことを,私は,パネルディスカッションにおいて述べさせてもらった。

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2011.10.20

ゼミ生OBの研究授業を見学して

P1280754 本日,一昨年3月に卒業した卒論ゼミ生OBが所属校の校内研修の一環として実施した研究授業を見学した。現役の卒論ゼミ生も1人帯同させた。研究授業は,第2学年国語の「ビーバーの大工事」を題材とするものだ。卒論ゼミ生OBの教師は,指導案をていねいに作成し,写真のように準備をしっかりして,研究授業に臨んでいた。子どもたちの指導者の熱意に応えるべく,本文の読解を熱心に進めていた。
 卒論ゼミ生OBの教師が研究授業においてチャレンジしている姿を現役の卒論ゼミ生とともに見学できるのは,教員養成大学のスタッフならではの喜びである。

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2011.10.19

もうすぐ第37回全日本教育工学研究協議会全国大会(丹波大会)

 21日・22日と,丹波市を会場として,第37回全日本教育工学研究協議会全国大会が催される。そのテーマは,「わかる・できる・伸びる学びを保障する授業の創造-授業にさりげなく活躍するICT-」である。
 丹波市は,情報教育の研究グループが長年にわたって,実践研究を推進し,その知見を蓄積してきた。今回も,小学校から高等学校までの会場校で,それが披露されるであろう。また,ワークショップ等が準備されており,研究会全体のプログラムもよく工夫されているので,参加者間の学びが充実するに違いあるまい。私は,前回大会に引き続き,初日のパネルディスカッションに登壇する。

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2011.10.18

合格,合格,合格の知らせが続き

 本日,大阪市の平成24年度教員採用試験の第二次選考の結果が明らかになった。卒論指導を担当している学生のうち4名が受験しているので,結果をとても気にしていたが,うち3名が合格だった。昨年度は不合格であったゼミ生OB2名も合格してくれた。よかった,よかった。
 私は,今,大阪の学校現場とのつながりが増えている。そう遠くない日に,ゼミ生が校内研修の一環でおこなう研究授業を見学し,アドバイスできる日が来るだろう。

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2011.10.17

テンポよく協議が進んで

 大阪市教育センターの「授業力アップサポート事業」の一環で大阪市立酉島小学校を訪問した(私の講義を受けた,大阪教育大学出身の教員が二人も在籍している!)。6年生の国語の授業を見学し,協議にも参加した。「深めよう,言葉の世界」という題材を扱った授業であったが,子どもたちが,似たような言葉の使い方に関して学習したことをジグゾー学習形式で発表するものであった。
P1280714 研究授業後の協議は,低中高学年別の3グループで進められた。教師たちは,見学時に気づきを記した付箋紙を用いて,当該研究授業の特長と改善すべき点を上手に整理していた。協議と発表を合わせても30分強の時間しかなかった(私の解説等が30分)が,テンポよく進んだので,協議内容は豊かであった。

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2011.10.16

卒論ゼミも山場を迎えて

P1140650 本日も,日曜日だが,卒論ゼミを実施した。ゼミも山場を迎えている。やはり,アクションを起こし,データを取っている学生は,次第に結論に近づいているが,努力をしていてもデータが得られていないものは,結論に至るロジックがあいまいで,堂々巡りをしている感がある。それは,研究計画の甘さでもあるのだが--。いずれにしても,11月末までにデータをそろえてもらわねばならない。これから,論文提出まで3ヶ月強。彼らの模索,私の苦闘が続く。

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2011.10.15

教員免許更新講習の担当を終えて

 今年も本学が催す免許更新講習の必修講習を担当しているが,今日が私担当分の最後であった,85分の講座を2つ担当した。今日の担当分も,全校園種,すなわち幼稚園から高等学校までの教員が混在しているグループである。そのような難しい状況だが,学校研究の企画・運営上の工夫について,分かりやすい講義を心がけた。「笑い」が出てくるよう,それにパフォーマンスも加えた。
 今日も,講座が終わると,「○○についてもっと教えてほしい」といった質問を投げかける受講者が何人が出てきた。何より,「これで,講習の私担当分を終わります」と挨拶したら,受講者が大きな拍手で応えてくれた。だから,まずまずの出来映えか--。無事に終わって,よかった,よかった。

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2011.10.14

ICT活用に真摯な姿勢で取り組む

 本日,あいにくの雨天ではあったが,広島県山県郡安芸太田町立戸河内小学校が,放送教育・視聴覚教育に関する研究発表会を催した。それは,全クラス(6つ)の研究授業,研究発表,分科会,講評,模擬授業をベースとしたICT活用のワークショップという盛りだくさんのメニューであった。
P1280544 しかも,研究授業では,多様なICT活用が公開された。実物提示装置を用いて子どもたちの集中力を高めるもの,ジグゾー学習のための環境としてデジタル教材を位置づけたもの,道徳番組の感想交流のための舞台としてテレビ会議システムを活用したもの(写真)など,ICT活用のデパートとも言える,豊富な事例が提供された。さらに,研究紀要や事例集CDを配布して,当日までの実践記録も参加者は手にできた。
 小さな学校の先生方のがんばりに,今日もまた,感心させられた。

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2011.10.13

放送教育・視聴覚教育の歴史に関するパネルディスカッション

 本日の教育学特論Ⅱの講義の準備のため,2002年11月にNHK大阪を会場にして催されたパネルディスカッション「情報化が変える学びのかたち 第1部放送教育・視聴覚教育70年のあゆみ」の記録映像を見直した。このパネルは,中野照海氏(元ICU)と水越敏行氏(関西大学,当時)のお二人の先達に,それらの教育の歩み,その節目等をお話ししていただくものであった。私は,司会として,NHKのアナウンサーとともに,二人の巨匠に質問を投げかけたり,そのコメントを要約したりする役割を果たした。
 あれから,9年が経った。その時の議論は,70分の時間であったが,放送教育・視聴覚教育の過去・現在・未来を考える上で貴重なものであったと思う。詳細は,上記のリンクの雑誌『放送教育』バックナンバーの2002年11月号の私の記事「メディアフォーラム2002を振り返って」で,ご確認いただきたい。
 それにしても,会場はたくさんの人(現職教員)で埋まっている。ここ数年の全国大会の参加者数が減っており,少し寂しく思った。

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2011.10.12

卒論ガイダンスにて

 本日,21:10から,次年度の卒論指導教員を決めるためのガイダンス(教育・心理系)が行われた。6人の教員に対して,希望する学生50名ほどが集まった(ただし,第二希望としてこの系を考えている学生もこの数には含まれよう)。
 3分強の時間で自分の研究内容や卒論指導ゼミの内容を伝えるために,パワーポイントでスライドを示した。担当している講義,研究分野,研究活動,担当した卒論テーマ例,そしてゼミの特徴や運営方針である。
 学校現場の授業に接近して研究活動を繰り広げること,そのためには早いスタートを切らねばならないこと,集団ゼミと個別ゼミを重ねること,卒業してからも授業づくりをめぐる研究室ネットワークを大切にすることなどを強調した。

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2011.10.11

大阪府看護学校長・副学校長の研修会で,授業研究について講演

 本日,大阪城公園駅近くの大阪ナーシングアートで,大阪府看護学校長・副学校長の研修会で,授業研究について講演をおこなった。看護学校等でも,授業研究の必要性は共通理解されているが,その方法論は成熟していないらしい。小中学校の取り組みに加えて,自身の大学での試み等を題材にして,授業研究のデザイン,それを連続・発展させるための仕組み等を語った。
 看護教育における授業研究のパイオニアは,故藤岡完治先生である。今日も,私が大学院生や助手時代に,授業研究の方法論に関して藤岡先生と交わした言葉を思い出しながら,講演の言葉を選んでいた。

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2011.10.10

「ICT活用による学力向上」(『教育展望』2011年10月号)

 財団法人・教育調査研究所は,『教育展望』という雑誌を刊行している。その10月号の特集は,「日本の情報教育の現状と課題」である。私も,「ICT活用による学力向上」という文章を寄稿している。学力向上とICT活用の接点,その典型を3つのタイプに求め,その具体例を提示した。校正前のデータだが,興味のある方は,ダウンロードして,お読みいただきたい。「usage_of_ict_for_the_development_of_academic_abilities110905.pdf」をダウンロード
 この号には,知り合いの文章がたくさん載っている。富山大学の高橋先生,徳島県の小学校に勤務する中川先生などだ。

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2011.10.09

Malewski (Ed.)(2010)Curriculum Studies Handbookを輪読する

 本日は,定例(2月に1回)のカリキュラム研究会の日であった。わざわざ,鹿児島や香川から,駆けつけてくるメンバーもいる。大したものだ。
 文献は,Malewski (Ed.)(2010)Curriculum Studies Handbook: The Next Moment. Routledgeをである。カリキュラム研究の方法論を論じたものであるが,ポストモダン,ポストヒューマンなどの思想がベースとなっている文献群であり,哲学や社会学の素養がないと,その内容を十分理解できず,みんなで頭を抱えた。

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2011.10.08

中高等学校の校内研修の現状と課題

 『中等教育資料』12月号の原稿を執筆した。依頼された原稿のテーマは,「校内研修の工夫」である。これを執筆していて,次のようなことを再認識した。新教育課程の全面実施を目前に控えて,その趣旨を授業に体現しようとする中学校(例えば,昨日紹介した広島県三原市立幸崎中学校)と,それが分かっていても研修活動に取り組めない学校--その差は,ますます大きくなっている。
 拙稿では,中高等学校における校内研修の課題を整理するとともに,それを打破するための方法論(専門的な学習共同体としての学校論,そのためのモデル)を論じた。

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2011.10.07

三原市立幸崎中学校の研究発表会(11月25日)

P1280314 広島県三原市立幸崎中学校を訪ねた。今年4度目となる。体育と理科の2つの研究授業を見学し,事後協議会にも参加した。同校は,パナソニック教育財団の第36回(平成22~23年度)実践研究助成の「特別研究指定校」である。「『思考力・表現力』を高める授業の創造~学習集団の育成を通して~」という研究テーマをかかげ,それらの能力を育成するためのICT活用に取り組んでいる。同校は,他にもいくつもの研究指定を受けて,実践研究を多面的に繰り広げている。そして,それだけに,その密度も高い。各教師が,年間に3回以上,研究授業に取り組む。指導案も,ていねいに作成されている。
 同校は,11月25日(金)に,研究発表会を催す。全クラス(といっても各学年1クラスしかないので,全部で3クラスとなるが)で,授業が公開される。ICT活用によって思考力等の育成を図る,国語(体育との連携),数学,そして美術の授業である。分科会(ICT活用,学習集団づくり)では,当日研究授業を催さない教師たちは,それまでの研究授業等をポスターに記して発表に臨む。中学校でこれだけ実践研究に熱意を注ぐ学校は,そう多くあるまい。研究発表会に参加すれば,参加者は,中学校における実践研究の進め方についても,得るものがあろう。

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2011.10.06

「教育の情報化」実践セミナー2011 in 長崎

 日本教育工学教会(JAET)は,長崎大学を会場にして,12月3日に,「『教育の情報化』実践セミナー2011 in 長崎」を催す。プログラムは,次のようになっている。教育の情報化に関心のある方は,ぜひ,参加されたい。

■プログラム
 基調講演  「活用型学力の育成とICT活用」
         木原俊行(JAET常任理事、大阪教育大学教授)

 実践報告1 「コラボノートの活用」
         JR四国コミュニケーションウェア

 実践報告2 『つくって伝える』学びの質的向上を目指したルーブリック連動型Web教材の開発と実践
         田中健太郎(長崎県南島原市立長野小学校教諭)
         山中昭岳(関西大学初等部教諭)
     司会&コメンテーター 寺嶋浩介(JAET理事、長崎大学准教授)

 実践報告3または企業発表
     司会&コメンテーター 野中陽一(JAET常任理事、横浜国立大学准教授)

 企業展示

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2011.10.04

いよいよ後期の講義が始まる(「教育プロジェクト研究」について)

 本日から,後期の講義が始まった。学部3コマ,大学院2コマの担当である。それに,卒論ゼミ,M1ゼミ,M2ゼミがある。大学院の講義は,「教職ファシリィテーター論」と「教育プロジェクト研究」である。今日からスタートした「教育プロジェクト研究」では,受講生が,ある小学校の研究主任の(研究推進上の)悩みを聞き,その解決に資するプラン(平成24年度の当該学校の研究計画等)をその研究主任に提案する。彼らは,いわば,学校研究に関するコンサルテーションの理法と技法を獲得するためのプロジェクトに従事するのだ。ウォーミングアップたるプチプロジェクト=『学校における実践研究を充実させるために』の改訂プロジェクトも含めて,全体は,次のような構成になっている。

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2011.10.03

「デジタルメディア時代の放送教育」(日本教育方法学会編『教育方法40デジタルメディア時代の教育方法』図書文化,2011年)

 日本教育方法学会は,毎年,テーマを定めて,教育方法に関する図書を刊行している。もう40巻となっている。最新巻が最近出版されたが,そのテーマは,「デジタルメディア時代の教育方法」である。私は,「デジタルメディア時代の放送教育」という文章を寄せている。校正前の原稿をpdf化してアップロードするので,興味のある方は読んで感想をお聞かせ願いたい。
 ところで,同書には,小柳先生(奈良教育大学),山内先生(東京大学)も寄稿なさっており,もとの教育工学若手研究会のメンバー4名のうち3名が執筆を担当するということとなった。昔,もう1人のメンバーである堀田先生(玉川大学)の4人で,教育実践研究に関する著書を刊行しようと語り合っていたが,研究会発足当時の4人のねがい(博士の学位取得等)のうち,残念ながら,これだけは実現していない。「renewal_of_the_broadcasting_education_in_the_digital_age.pdf」をダウンロード

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2011.10.02

「大学研究者は授業研究にどのように関わっているのか(2)」(日本教育方法学会第47回大会のラウンドテーブル)

 昨日本日と,秋田大学手形キャンパスで,日本教育方法学会第47回研究大会が開催された。最後のセッションは,ラウンドテーブルで,私もその④「大学研究者は授業研究にどのように関わっているのか(2)」に登壇した。
 5人の登壇者が学校現場の授業研究に対する関わりを研究授業のどこに注目しているかを具体的に報告しながら語った。授業記録やデジタルカメラで撮影した映像等を示しながら。
 事実に加えて,感想や展開可能性,代替案などを記録していることは登壇者の共通項であった。また,事後協議会は授業者と見学者の学びあいであるが,研究授業を題材としてどのような学びが当該学校の教師たちに生まれることが望まれるかは,事後協議会の刹那でしか決まらない(即興的である)というスタンスも,登壇者と共通理解できた。

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2011.10.01

明日,教育方法学会のラウンドテーブルに登壇

 今日,明日と秋田大学で,日本教育方法学会第47回大会が催されている。私は,明日の自由研究発表の司会を担当し,その後,15:30からのラウンドテーブル③「大学研究者は授業研究にどのように関わっているのか2」に登壇する。これは,昨年度設定されたラウンドテーブルの発展編だ。大学研究者が,学校における研究授業において,どこに注目し,何を見ているのか--それを,当日のメモや映像で明らかにしつつ,テーマに迫ろうとするものだ。
 しかし,今は,まだ羽田空港。自宅を出てから3時間近く経つが,秋田駅近くのホテルに到着するには,まだ2時間以上かかる。がんばろう。

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