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2011.11.30

タブレット型PCの活用に関する,2つの小学校の合同研究発表会

 本日,守口市立橋波小学校と三郷小学校の合同研修会が催された。2つの小学校では,総務省のいわゆる「絆プロジェクト」で4年生以上の子どもにタブレット型PCが提供されている。それを含むICT活用に関する研究発表会である。
P1300617 それぞれの学校における公開授業(4つと6つ)の後,これまでの実践に関するポスター発表,研究報告の後,公開授業に関する協議会が設定され,そして最後は,パネルディスカッションである。私が司会役,兵庫教育大学の永田先生,同志社女子大学の余田先生,そして三郷小学校の研究主任というラインナップで,「ICT活用のさらなる充実をめざして」というタイトルの下,2校の実践の特長と課題,ICT活用のさらなる展開等を意見交換した。

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2011.11.29

国際シンポジウムで授業研究について考える

P1300467 今日も,日本女子大学目白キャンパスで国際シンポジウム「今後の教員養成と現職教育のあり方を考える」が催されている。今日のテーマは,「今後の現職教育のあり方を考える-授業研究と教師の成長」である。今日は,香港・米国・日本の授業研究のオピニオンリーダーの基調講演の後,シンポジウムが設定された。
 香港の授業研究は,教科指導の工夫改善という色彩が濃い,アメリカの教師たちの授業改善の努力はカリキュラム開発が主柱となっている(授業研究はその伝統に抗うものとなっている)といった国際事情をつかめた。また,秋田先生(東京大学)が述べた「教師の成長を支える文化的活動システムとアイデンティティ形成」という授業研究の意義は,自分もそれを前提にして授業研究を記述したり創造したりしているので,共感した。

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2011.11.28

国際シンポジウムでの司会を終えて

 日本女子大学目白キャンパスで催された,国際シンポジウム「今後の教員養成と現職教育jのあり方を考える」に参加した。2日間の長丁場だ。今日のテーマは,「今後の教員養成。のあり方を考える」である。3人の基調講演の後,シンポジウムが設定され,私も,司会進行役を果たすこととなった。
 通訳兼コメンテーター役を果たしていた鈴木先生(熊本大学)の活躍には遠く及ばないが,私も,論点を整理しようとして必死でがんばった。しかし,各登壇者の報告が多岐にわたり,また,通訳の時間を計算するのが難しいため,私としては,司会にキレがなかったと反省している。国際シンポジウムの司会役を果たすのは,とても難しい。捲土重来を期したい。

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2011.11.27

世界授業研究学会での発表を終えて

 2011年度世界授業研究学会(The World Association of Lesson Studies ,WALS )の2日目は,東大の本郷キャンパスか会場にして催された。午後最初の並行セッションで発表を行った。4番目だったが,3番目までの発表に対しては1つも質問が出ず,私にものもそうなることを覚悟したが,幸い,いくつかの質問が示され,それなりの話題提供ができたとほっとした。
 しかし,日本で,日本の研究者と英語で質疑応答をするのは,妙な気分であった。

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2011.11.26

世界授業研究学会(The World Association of Lesson Studies ,WALS) で勉強

 学術総合センターで催された2011年度世界授業研究学会(The World Association of Lesson Studies ,WALS )に出席した。オープンフォーラムで,登壇者が語る,我が国の授業研究の歴史や特徴等について,共感することもあったし,少しだけであるが疑問を抱くこともあった。
 その後の並行セッションも,含めて,たくさん勉強した一日であった。

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2011.11.25

すごいね,幸崎中学校の実践研究の充実ぶり

 広島県三原市立幸崎中学校は,パナソニック教育財団の第36回(平成22~23年度)実践研究助成の「特別研究指定校」である。「『思考力・表現力』を高める授業の創造~学習集団の育成を通して~」という研究テーマをかかげ,それらの能力を育成するためのICT活用に取り組んでいる。同校は,11月25日(金)に,研究発表会を催した。
P1300429 全クラスの授業公開(といっても各学年1クラスしかないので3クラスだけになってしまうが),全教諭の授業改善に関するポスタープレゼンテーションとそれをもとにした議論(司会進行役を教育委員会スタッフが果たしていた),大学教員の講評や講演,企業展示と実に豊富なメニューであった。研究紀要の内容も盛りだくさんである。そして,主張点が明確だ。
 小さな学校で,これだけの研究発表会を企画・運営するのは,簡単ではない。同校の先生方の努力に敬意を表したい。

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2011.11.24

世界授業研究学会(The World Association of Lesson Studies ,WALS) で発表

 先日も紹介したが,11月26日~27日に,東京大学等で,2011年度世界授業研究学会(The World Association of Lesson Studies ,WALS )が催される。私も,Lesson Study as a Cultural Setting for the Development of Professional Learning Communitiesというタイトルで,我が国における,「専門的な学習共同体」の発展に資する授業研究,それを主柱とする校内研修のデザインについて,いくつかの事例をもとに報告する。この学会には,初参加だ。どうも,これまで参加した国際学会とは発表のスタイルが異なるようだ。どうなることやら--。

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2011.11.22

うちの教育実習生はよくがんばっている

P1300196 今日も,附属平野小学校に出かけて,実習生の授業を3つ見学し,アドバイスした。いずれの授業も目標に照らして,しっかりと準備した,よい授業であった(もちろん,細かい問題はいくつもあったが)。例えば,写真は,第3学年の理科の様子である。彼は,自作の観察道具を11セット作成し,子どもたちを屋上に連れ出して,太陽光の進み方に関する観察を遂行していた。
 うちの教育実習生たちは,研究授業に真摯な姿勢で臨み,よくがんばっていると思う。

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2011.11.21

校内研修会がちょっとした研究発表会になって

P1300152 美咲町立柵原中学校を再度訪問した。同校の教師たちは,昨年度から,学区の小学校と協力して,学力向上に向けた多様な取り組みを繰り広げている。今日も,3時間目から5時間目までに3つの研究授業を提供され,3・4時間目の研究授業についてはコメントカードを送る形で,そして5時間目の研究授業に関しては写真のような参加型協議(グループ単位)とその発表というスタイルで,教師たちが意見を交換した。校内研修のはずが,学区の小学校の教師,近隣の中学校の教師,教育委員会等のスタッフが集い,総勢80名を越え,本日の校内研修会は,研究発表会の趣きを有した。
 このような授業研究会のスタイルの採用やそのオープン化に代表されるが,同校の教師たちは,授業づくりについても,校内研修の企画・運営に関しても,私が過去に提案した内容を(学校として消化して)着実に実践化している。小さな課題はいくつもあるが,それは,上記のような建設的なスタンスを保つ限り,必ずや克服されよう。子どもたちの学びと教師のそれが共鳴している学校の典型であろう。

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2011.11.19

ゼミ生OBが後輩の卒論にアドバイスをしてくれて

 本日午後,卒論ゼミを実施した。6名がここまでの進捗状況や分析結果を報告した。卒論提出まであと2ヶ月強。少し遅れ気味の学生を叱咤激励した。
 今日は,3月に卒業し,大阪市内の小学校で臨時講師として勤務しているゼミ生OBもゼミに参加してくれた。ゼミ生が年度をまたいでつながり,コミュニティを形成してくれるのはうれしいことである。

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2011.11.18

ある地域の行政研修に出かけてがっかりして帰途についた

 本日,ある地域の教育センターが催す行政研修に出かけた。この研修は,リーダー教員養成を図るもので,対象者は,3年間継続して,この講座で学ぶことになっている。登録された中堅教師たちは,60名弱だ。
 私は,センターのリクエストに応じて,「小中連携に向けた校内研修と学校運営の活性化」と題して,講義をおこなった。連携の意義や基本的な考え方に加えて,そのパターンや事例を講じた。
 残念なことに,予定時刻になって来所している教員は10名弱。講座が終わる時刻になっても,参加した教員は半分くらいであった。携帯電話が鳴って途中退席する教師もいた。がっかりして,帰途につくこととなった。

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2011.11.17

今日もゼミ生OBの研究授業を見学した

P1290925 本日も,一昨年3月に卒業したゼミ生OBが大阪市内の小学校で実施した研究授業を見学した。研究授業は,第3学年の人権教育に関するもので,学校内のバリアフリーに関する学習であった。小規模校なので子どもたちは,18名。それなのに,区の人権教育研修の一環としての研究授業なので,見学者は,50名を越えていたと思う。ゼミ生OBの教師は,掲示物やワークシートをていねいに準備し,また,揺さぶり発問を適切なタイミングで子どもたちに投げかけて,バリアフリーに関する考え方,それを実行しようとする姿勢を子どもたちに育んでいた。
 大阪市立大学時代から,大阪市の教育に深く関わっている私としては,市内の小学校でゼミ生OBが研究授業を実施し,授業づくりにいそしんでいる姿を見るのは,とてもうれしいことである。だから,今日も,自らお願いして研究授業を見学させてもらった。できるだけこれを続けたい。

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2011.11.16

大阪市教育センターとのパートナーシップ

 本日19:30-22:00に,大阪市教育センターのスタッフ,そして市内小中学校の研修主担者の計4人と,打合会を開催した。それは,本年度の学長裁量経費による地域貢献プロジェクトとして採択された,「学力向上実践セミナーの開催と『学力向上のための実践事例集』の作成」に関するものである。このプロジェクトでは,大阪市教育センターのスタッフや市内小中学校の校内研修主担者に,学力の高い地域の授業や校内研修を見学してもらい,それを踏まえて,小中学校の授業改善に着手してもらう。そして,その過程,成果と課題を文章にまとめてもらう。さらに,セミナーを開催して,そうした授業改善を広く大阪市内の小中学校の教員に公開し,授業改善や校内研修の改革に役立ててもらう。
 このセミナーは,2月25日(土)の大阪市教育センターのフォーラムの一環として(ある分科会において)催される。私が司会進行役を務め,上記の方々にプレゼンテーションをしてもらい,ちょっとしたワークショップに従事してもらう。プロジェクトは,本学と大阪市教育センターのパートナーシップとして,我ながら,理想的な展開で進んでいると思う。興味のある方は,ぜひ参加されたい。

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2011.11.15

『教育テレビ&ICT活用で授業力アップ』リニューアル!

P1140738 先日,NHK学校放送が『教育テレビ&ICT活用で授業力をアップ』というパンフレットを刊行した。これは,NHKの学校放送番組・デジタル教材を利用して,いわゆる授業力をアップさせる考え方,授業力の点検・評価,実践事例とその解説等から成るものである。東北学院大学の稲垣さんとともに,私も,監修役をおおせつかった。
 昨年度に放送がスタートした小1プロブレム対策用の『できた できた できた』や今年度放送が始まった『どきどきこどもふどき』『プレキソ英語』を活用した実践等,10のものが紹介されている。稲垣さんや私が,それを1つひとつ解説している。私は,パンフレットの最後に,「『教育テレビ&ICTで授業力アップ』の始め方,発展のさせ方」という文章を寄せている。次のような文章だ。
 ぜひ,手にとって,放送教育の最前線を味わっていただきたい。「educational_tv_ict.pdf」をダウンロード

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2011.11.14

ICT活用による授業改善の連続・発展

 四日市立笹川中学校が研究発表会を催した。社会・理科・美術の教師が授業を公開した。それらの授業では,ICT活用によって,子どもたちに,習得や活用が促されていた。
P1290865 それらの授業に関する参加型の事後協議会に加えて,私が推奨していた,2つのアクションが研究発表会のメニューに加えられた。1つは,写真のようなポスター発表である。6月の校内研修において実施された研究授業(英語・数学・体育)のねらいやその実際,そしてそれらに関する考察が模造紙にまとめられ,発表された。もう1つは,実践レポートである。各教科におけるICT活用のねらいや重点課題,夏休み等におけるそれらの振り返り結果が表や文章にまとめられている。ある教科のものは30ページ近くのボリュームにもなっている。
 ポスターにしても,レポートにしても,参加者に対するサービスだけでなく,いやそれ以上に,笹川中学校の教師たちが,自らのICT活用を省察し,次なるステップを構想するための仕組みとして機能したはずだ。これらの活動は,同校のICT活用による授業改善の連続・発展を促しているに違いない。

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2011.11.13

またまた三重県へ

 明日,四日市立笹川中学校が研究発表会を催す。ベテラン教師がICT活用にチャレンジする,いい学校だ。私も,授業を見学してそれに学び,そしてさらなる可能性についてアドバイスを送る。
 それにしても,三重県に行く回数が多い。県の教育センターを始め,津や亀山,柘植などに,今年度になって,合計10回近く,通っている。そういえば,明日も近鉄列車に乗るわけだ--八尾に行く機会も増えたので,通勤に使う大阪市営地下鉄御堂筋線以外では,近鉄に一番数多く乗っているなあ。

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2011.11.12

世界授業研究学会(The World Association of Lesson Studies ,WALS) で発表

 11月26日~27日に,東京大学等で,2011年度世界授業研究学会(The World Association of Lesson Studies ,WALS )が催される。私も,Lesson Study as a Cultural Setting for the Development of Professional Learning Communitiesというタイトルで,我が国における,「専門的な学習共同体」の発展に資する授業研究,それを主柱とする校内研修のデザインについて,いくつかの事例をもとに報告する。これから,プレゼンテーションの準備に熱を入れねばなるまい。

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2011.11.11

探究の過程を連続・発展させるために(桂徳小学校)

P1290762 今日もまた,京都市立桂徳小学校で,総合的な学習の授業を見学した。同校の教師たちは,昨年度から『主体的に学び いきいきと確かな自分を表現する子ども』という研究主題を設定して,生活科や総合的な学習の授業づくりやカリキュラム開発に関して,努力を重ねている。今日も,研究授業において,第3学年の子どもたちが,春から追究してきた,学区のツバメの生態,それを守ろうする人々の苦労や工夫について,ゲストティーチャーの解説を踏まえて,課題の再構成を図っていた。研究授業後,探究の過程を連続・発展させるために,どのようなデザインの単元構想が望ましいのか,それに外部人材がどのように位置付くのか,課題を再構成させるためには子ども間でどのような話し合いが実現すればよいのか等に関して,私は,自分なりにコメントした。

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2011.11.10

ゼミ,ゼミ,ゼミ--

 昨日は,19:30から21:00に修論ゼミ(M2),21:00~23:00に卒論ゼミ(補充),そして本日は21:15~23:00に修論ゼミ(M1)。ゼミ漬けである。しかし,私にとっても,卒論ゼミ生・修論ゼミ生にとっても,ここががんばりどころだ。今苦しんでおけば,後でよい成果が出る。そう信じよう。

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2011.11.09

橋波小学校の公開授業研究会(11月30日)

 守口市立橋波小学校は,いわゆる絆プロジェクトの学校で,4年生以上の全員がタブレット型PCを活用して学んでいる。11月30日に,同じく絆プロジェクトの学校である三郷小学校と合同公開授業研究会を催す。5年生と6年生の教師たちがタブレット型PCを活用した授業を公開するのに加えて,下学年の教師たちも,電子黒板等を用いた授業を公開する。授業の公開だけでなく,それ以前の実践も,ポスターで発表される。私が司会を務め,兵庫教育大学の永田先生,同志社女子大学の余田先生から,それらの学校の取り組み等に関して意見を引き出すパネルディスカッションも用意されている。ぜひ,参加されたい。

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2011.11.08

「教育の情報化」実践セミナーin長崎(12月3日)

 12月3日(土)午後,長崎大学を会場にして,日本教育工学協会(JAET)の「教育の情報化」実践セミナーin長崎が催された。そのスタートは,私の基調講演  「活用型学力の育成とICT活用」。続いて,実践者と企業人がタイアップして行う実践報告。企業展示の後,再度の実践報告という構成だ。それらの司会&コメンテーターは,寺嶋浩介氏(JAET理事、長崎大学准教授)と野中陽一氏(JAET常任理事、横浜国立大学准教授)が務める。
 長崎での「教育の情報化」実践セミナーは,初めてだ。ぜひ,参加を検討いただきたい。申し込みは,こちらから。

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2011.11.07

福井の中学校教師たちのていねいな指導

P1290675 本日,日本女子大学の吉崎静夫先生をリーダーとする調査研究プロジェクトの活動の一環として,福井県勝山市立勝山中部中学校を訪問し,数学の授業を見学するとともに,研究推進リーダーの教師に学力向上の取り組みに関してヒアリングを試みた。見学させていただいた授業は,その準備も,ICT活用の工夫も,子どもたちの学習反応に対するフィードバックも,とてもていねいである。子どもたちについても,ワークシートへの記入,付箋紙の活用等,彼らの学習スキルは,とても磨かれている。
 どこの学校に行っても,いかなる授業を見ても,福井の教師たちは,授業づくりがとてもていねいだ。大したものである。
 その後,富山大学にて,高橋先生と今日の授業,さらに習得と活用の授業づくりに関して,幅広く意見を交換した。

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2011.11.06

大きなテーマのタイトルを頂戴して--

 現在,ある原稿の執筆にいそしんでいる。いや,悩まされている。そのタイトルは,「新しい時代を拓く教育」である。このテーマは,私にとって,大きすぎる。新しい時代とは,いつのことを指すのか。その時,いかなる能力の育成をどのようにして図るのか--考えれば考えるほど,カオスに陥る。しかし,お引き受けしたからには,なんとかまとめねばならぬ。がんばろう。別の原稿執筆も抱えているのだが--。

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2011.11.05

附属平野学校園の共同研究発表会にて

 本日,本学の附属平野学校園(幼稚園,小中高等学校,支援学校)が共同研究発表会を催した。5校園は,生涯発達的視点に基づく校種間連携型一貫教育を標榜し,「”ことば・体験・コミュニケーション”で『考える力』を育てる保育・授業創り」という共同研究テーマを設定し,研究活動を繰り広げてきた。
P1290499 例えば,私が指導助言を担当させていただいた総合的な学習の時間の授業では,連携の共通項をキャリア教育に設定し,小学校第6学年の子どもたちが,「なりたい自分」についてプレゼンテーションを繰り広げ,それに対して,過去に同じ学習活動を繰り広げた卒業生(附属平野中学校第3学年有志)がアドバイスを送った(写真)。指導者は,小学生の子どもたちの発表内容・方法に関する助言を中学生に期待していたし,それは十二分に満たされていた。しかし,それに加えて,中学生たちも,自身の成長,過去の自分の振り返りとそれをもとにした「これからの自分」に関する探究にも従事していた。「私とあなたは同じグループでなりたい自分について考えたよね-」「前は作家になりたいと思っていたけれども,中学校に入ってから(演劇部に入ったので)演劇女優になりたくなった」等々の言葉が彼らから登場し,本日の授業は,彼らにとって,自分自身に関する再発見の機会にもなっていた。

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2011.11.04

日本教育メディア学会理事会に出席

 本日夕刻に,国際基督教大学ダイアログハウスで催された,日本教育メディア学会理事会に出席した。昨年度も,一昨年度も,別様と重なり理事会に出席できなかったので,今回は,かなり無理をして(他用を断り続けて)理事会に出向いた。理事会に出席すると,会長や事務局の方々が学会運営に苦労なさっていることがよく分かる。今日は,がんばって,発言もしてみた。
 しかし,理事会終了後,急いで帰阪。明日は,附属平野五校園の共同研究発表会が催され,総合的な学習の分科会の助言者役を果たさなければならないからだ。

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2011.11.03

大学院修了生たちがその後を語る

P1140718 本日午後,先の3月に修了した大学院OBのうち,教職ファシリィテーターコースの4名と勉強会を=修了後を語る会を催した。彼らは,皆,現職教員である。2年間,昼間は授業等を行いながら,夜間に大学院で学んだ。修士論文で取り組んだ内容を継続・発展させている者,教職ファシリティーター論で学んだ学校研究の企画・運営の工夫を所属校において実践している者など,修了生ががんばっていることがよく分かった。
 3月に彼らと別れた時に,「これが終わりではなく,始まりだ」だから,これから,OB研究会などを催して,学びを継続・発展させようと約束した。勉強会は小さな規模であったが,その約束を果たせて,嬉しかった。

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2011.11.02

福井の教師たちの学ぶ姿勢

 本日,福井県立教育研究所で開催された,ミドルリーダー養成講座で講義を担当してきた。3時間弱の講座であるが,彼らの学ぶ姿勢には頭が下がる。いつ出かけても,そう思う。
P1290390 今日も,時間前に全員が集まっているので,数分前には,講座開始の挨拶がスタートする。全員が所属校の校内研修に関するレポートを書いてこなければならないが,それが実にしっかりと書いてある。参加者は,小中高等学校,そして支援学校の教師であるが,どのグループも演習問題に対して,真摯に考え,何かを得ようとしている。休憩時間でも,個別の質問を投げかけてくる参加者がいるし,終了時刻を過ぎているのに,まだ質問が出てくる。彼らは,それが当たり前だと思っているが,その学ぶ姿勢は実に尊い。

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2011.11.01

教師たちが様々なことにチャレンジして

 井原市立出部(いずえ)小学校に出かけた。この学校の教師たちは,中学校区の小中学校で思考力・判断力・表現力の育成を標榜するという共同研究体制の下,学校として,「主体的に読み,目的に応じて自分の言葉で豊かに表現する子どもの育成~言語活動の充実を通して~」という研究主題を掲げ,実践研究を推進している。
 6月に同校を訪問した折りに,私は,言語活動充実のポイントをいくつか,話題提供した。例えば,言語環境の整備を多様な角度で進めること,言語活動活性化のためには教科書教材+α(いわゆる第二教材)で授業に臨むのがベターであること,言語活動の主柱に「書くこと」を据えること,などである。本日,学校を訪れてみると,それらがいずれも,満たされていた。この件に象徴されるが,出部小学校の教師たちの学ぶ姿勢は,見事である。それは,子どもたちの学びに再帰しよう。私も,さらなる提案を試みた。例えば,言語活動のさらなる充実に資する,授業の複線化やプロジェクト的な学習等の可能性を示唆した。
P1290311 写真は,第1学年の教師の授業の様子である。大ベテランだが,再案をていねいに作成し,子どもの学習実態を座席表に記し,掲示物を数多く準備して,研究授業に臨んでおられた。第1学年の学級担任には若手教師もいるようだが,その方に先行して,当該ベテラン教師は,あえて研究授業に身を投じている。いくつかの地域では,研究授業を実施するのは若手ばかりで,中堅・ベテラン教師は研究授業を実施しないが,この学校では,全ての教師が研究授業をおこなうそうだ。中堅・ベテラン教師が研究授業や事後協議会を通じて学び直しをすることのよさ,その必要性や可能性を,出部小学校の校内研修にて再認識した。

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