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2012.01.31

若手教師等が研究授業の実施に名乗りをあげてくれて

 尼崎市立潮小学校の校内研修に参加した。年度末が近づき,同校では,本年度の研究を総括するために各学年が実践を文書にしたり,校内研修に関する教員アンケートを実施したりしている。本日は,それらのデータに関して,相互に発表したり,それを踏まえて次年度の枠組みや体制を構想する機会であった。
P1310486 それを具体的に考えるために,私は,授業見学のチャンスをリクエストした。それは,1月ほど前のことだ。年度当初の計画になかった研究授業の実施となったが,若手教師を中心に,7名の教師が私のリクエストに応じてくれた(指導案を作成し,研究授業を公開してくれた)。そして,それぞれ,工夫のある授業を披露してくれた。
 研究に勢いのある学校には,こういうアクションが起こるものだ。

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三重県教育委員会の授業研究担当者育成研修実践交流会

P1310379 昨日,「みえの教職員授業力向上支援事業」の一環である「授業研究担当者育成研修実践交流会」が催された。推進校という名称を与えられた18の小中高等学校及び支援学校の授業研究担当者が本年度所属校で授業研究の充実を目指して繰り広げたアクションをポスターで発表し,それに100人以上の教師や指導主事が交わった。
 まずは,18人の授業研究担当者が,所属校における,授業研究の活性化を基盤とする校内研修の改革について1分間でアピールした。次いで,その内容が,2ラウンドのポスターセッションを通じて深められた。最後に,私の総括的なコメントが位置づけられた。
 教育委員会のスタッフが参加者の学びが広がり深まるように,そのデザインを練った研修会であった。

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2012.01.29

デジタル教科書の未来について考える

 本日,東京・中野にある,某教科書会社のオフィスで,デジタル教科書の開発会議が催され,私も参加した。私は,この分野については門外漢と言わざるを得ないが,デジタル時代ならではの教科書会社のサービスなどについて,ちょっとだけ発言。

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2012.01.28

大学院入試業務を終えて

 本日は,大阪教育大学の大学院入試の実施日であった。私も,柏原キャンパスに出かけ,採点や面接等に従事した。面接において,本日の受験生は皆,必死に自分が進学して学びたいことを述べていた。大したものである。ただ,今回の入学希望者には,私の研究等に関心を抱くものはいないようで,ゼミ生となる人はいないであろう。
 ところで,入試業務に一緒にたずさわった教授から,次年度に私が務める職のためにアドバイスをたくさん頂戴した。その1つは,「燕尾服を買っておいた方がよい」というものであった。やはり,必要なのか--。

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2012.01.27

赤堀先生の学ぶ姿勢

 本日,栃木県の白鴎大学を訪ね,赤堀侃司先生にお話を聞く機会を得た。主たる用件は,パナソニック教育財団の特別研究指定校のあり方に関するものであるが,その前後に,赤堀先生が同大学の講義等を実施するにあたって,全大学との違いに戸惑いつつ,様々な工夫をこうじておられることを拝聴した。赤堀先生は,日本教育工学会の会長もなさった,著名な方である。その方が,赴任した大学の状況に適応すべく,学ぶ姿勢を堅持しておられる。この件でもまた,赤堀先生の器の大きさを再認識した。

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2012.01.26

放送教育の授業プランを作成する講義に制作者や教員が参加してくれて

 本日は,担当している講義「教育学特論Ⅱ」の最終回であった。NHK学校放送番組小学校5年生理科『ふしぎがいっぱい(5年)』第7回「人のたんじょう」を活用した授業プランを学生が発表してくれた。それを,ありがたいことに,NHKの学校放送番組制作者や放送教育実践家が聞いてくれて,コメントを示してくれた。おかげさまで,放送教育,メディアミックスの授業プランについて,多面的に議論できた。忙しいのに,講義にご協力いただいた方々に衷心より御礼申し上げる。

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2012.01.25

『よくわかる教育学原論』(ミネルヴァ書房,近刊)

 もうすぐ,ミネルヴァ書房より,安彦忠彦(早稲田大学)/児島邦宏(東京学芸大学名誉教授)/藤井千春(早稲田大学)/田中博之(早稲田大学) 編著の『よくわかる教育学原論』が刊行される。この本の特長は,「歴史や理念・制度,教育や子どもを取り巻く諸問題など教育学の基本テーマをこれ一冊で!」というコピーに尽きる。詳細は,チラシをご覧いただきたい。ちなみに,私も,「第Ⅴ章 教員養成と教職」の「3 教職における教師の成長」を分担執筆している。「yokuwakaru_kyoikugaku.pdf」をダウンロード

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2012.01.24

今日も,訓練教官特別研修を担当

P1310310 今日も,りんくうタウン駅近くの航空保安大学校で,「訓練教官特別研修」の講師を務めた。本日は,訓練のプランを作成・発表してもらうとともに,訓練監督者自身が学ぶ機会の年間計画を策定してもらった。写真は,受講者が,訓練プランを発表している様子である。小学校の授業研究の様子を映した記録映像を視聴してもらったが,受講生は皆,教師たちの営みに学ぼうと熱心に取り組んでいた。

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2012.01.23

今度は,訓練教官特別研修を担当

P1310284 今日は,りんくうタウン駅近くの航空保安大学校で,「訓練教官特別研修」の講師を務めた。各空港等で,研修等を担当する立場の15名に対して,講義等のデザイン,訓練マネージメントの工夫について考えてもらった。また,それを踏まえた,研修等のプランを作成・発表してもらった。写真は,研修等のプランを作成している様子である。いずれも熱心な方たちなので,あっという間に時間が過ぎた。

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2012.01.22

「教育の情報化」実践セミナーin金沢-参加申し込み始まる-

 先日の記事でも紹介したが,2月18日(土)午後,金沢星陵大学を会場にして,日本教育工学協会(JAET)の「教育の情報化」実践セミナーin金沢が催される。基調講演,企業展示,実践事例報告,そして,パネルディスカッションで構成される。金沢では,平成24年度,JAETの全国大会が催される。この実践セミナーは,そのプレ大会としての性格も帯びている。参加申し込みサイトができた。多くの方に,ご参加いただきたい。

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2012.01.21

町をあげて,授業研究に取り組む

P1310254 兵庫県佐用町の教育研究所は,各小学校の実践研究推進リーダーのパワーアップ講座を開催している。講座受講者(各小学校から1名)は,(講座受講者の1人が実施する)研究授業を題材にして,全員で,参加型協議を繰り広げつつ,授業研究会の企画・運営に関する,自身の取り組みを省察する。
 講座受講者は,熱心に作業や議論に取り組み,授業を能動的に,また多面的に検討するという,よき経験を得た。

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2012.01.19

学生が作る放送教育の実践プランの発表会

P1150022 担当している講義「教育学特論Ⅱ」において,NHK学校放送番組小学校5年生理科『ふしぎがいっぱい(5年)』第7回「人のたんじょう」を活用した授業プランを学生に作成してもらっている。この番組を主メディアとする,メディアミックスの授業プラン(6時間+α)だ。同じ番組を用いるという条件の下だが,グループによって趣の異なるプランが作成されている。その発表会が26日17:45~19:15に,催される。興味のある方は,ぜひ参加していただきたい(私に連絡をください)。

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2012.01.18

いよいよ入試シーズン

 いよいよ入試シーズンとなった。先週の土日に大学入試センター試験は終わったのだが,今年度,我が大学はは追試験会場となっており,それに従事しなければならない。さらに,本日は,入試問題の校正に時間を費やすこととなった。前期追試験の後も,編入学試験,個別学力試験(前期・後期)とすべて,なんらかの役割を果たさねばならない。来年度は,それに,もう1つ,別のところの入学試験が加わるのか--。

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2012.01.17

また新しいゼミが始まる

 本日から,新年度の卒論ゼミが始まった。次年度も,6名の卒論を担当する。本学としては,担当が多い方である。彼らは,1年後に,卒業論文を仕上げて,提出しなければならない。7月には,彼らは,教員採用試験を受験するので,それを考慮して,計画的に研究を進めていかねばならない。
 これから2回は,先輩ゼミ生の卒論を読んで,概要や特長と課題を分析してもらうと同時に,卒論の仕上がりイメージを鮮明にしてもらう。また,並行して,関係する文献を読み,問題の所在を明らかにしてもらう。
 4月には,卒論のリサーチプロポーザル(問題の所在と研究の目的,研究の方法とタイムスケジュール,仮の章立て,参考文献等)を作成して発表してもらう。新ゼミ生には,よいスタート切って,1年後に満足できるアウトプットを出してもらいたい。

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2012.01.16

原稿を執筆しながら--

 原稿執筆で時間のない中ではあるが,ついNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」を視聴してしまった。今回は,北海道の管理栄養士の方が紹介されていた。その仕事への熱意や妥協しない姿勢には圧倒された。また,問題解決のための工夫も見事であった。その方は番組中で「給食の鬼」と表現されていた。我々も,「研究の鬼」を目指さないといけない。また,「論文指導の鬼」と呼ばれるように,がんばらないといけない(もちろん,それは,態度の悪い学生に声を荒げるという意味ではない)。

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2012.01.15

「教育の情報化」実践セミナーin金沢

 2月18日(土)午後,金沢星陵大学を会場にして,日本教育工学協会(JAET)の「教育の情報化」実践セミナーin金沢が催される。基調講演,企業展示,実践事例報告,そして,パネルディスカッションで構成される。金沢では,平成24年度,JAETの全国大会が催される。この実践セミナーは,そのプレ大会としての性格も帯びている。ぜひ,多くの方に参加してもらいたい。

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2012.01.14

パナソニック教育財団の実践研究助成

 パナソニック教育財団の第38回(平成24年度)実践研究助成の応募締切が近づいた(今月末)だ。これは,財団が,「視聴覚・情報通信メディアを効果的に活用し、教育課題の改善に取組む実践的な研究計画を助成」するものである。
 20年度から,「特別研究指定校」制度も発足している。この指定校は,2年間で150万円の助成を受けられるし,講師も派遣してもらえる。それだけに成果公開などが義務も一般よりも厳しいが,実践研究にそれなりに取り組んでいる学校であれば,それを果たすことは難しくない。ぜひ,チャレンジをしてもらいたい。
 なお,申請書の書き方については,私のコメント「実践研究助成に応募するにあたって」を参考にしていただければ幸いである。

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2012.01.13

ゼミ生が修士論文を無事提出してくれて

 本日,大阪教育大学大学院の実践学校教育専攻の修士論文提出締め切り日であった。私が修士論文の作成を担当している2名の大学院生も,なんとか無事に提出してくれた。2人のうち1人は,締め切りまで1時間を切った段階で研究室にやって来て,私の寿命を縮めてくれた。
 2人とも,遠距離通学の状況にあったが,よくがんばってくれた。今年度のある時期,二人して私が指示した課題をこなせずにゼミを迎え,「低め合う関係に陥っている!」と私に言わしめる状態であったが,そこからよく持ち直してくれたと思う。お疲れ様でした。残るは,2月上旬の公開審査だ。少し休んだら,これにも真摯な姿勢で取り組んでもらいたい。

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2012.01.12

自校の実践研究を自分の言葉で語る(教職ファシリテーター論の発表にて)

P1140997 本日も,大学院・実践学校教育専攻で担当している科目「教職ファシリテーター論」を実施した。この講義の最終回(26日)では,受講生たる現職教員たちが,所属校の平成24年度の実践研究プランをポスター発表形式で報告する。それは,受講生が自校の実践研究の現状を分析し,その改善を構想して,研究計画に具体化したものである。各人のプランは,次のような規準で評価される。

(1)23年度の取り組みを発展させていると同時に,実現可能性が高い。
(2)所属校の24年度の学校研究のテーマ設定
 ・自校の実践史と社会的要請の両面が反映されている。
 ・各教員の実践の共通性と多様性が保障される。
(3)所属校の学校研究の研究組織と年間計画
 ・研究組織の編成に工夫がある。
 ・形成的評価の機会があるなど,R-PDCAサイクルが反映されている。
 ・計画を遂行していく際に必要となる研究主任等のリーダーシップが明確である。
(4)授業研究会の運営の工夫
 ・研究授業の設定(授業者,内容,実施時期等)に工夫がある。
 ・授業研究会の運営(司会進行,活動,助言者等)に工夫がある。
(5)自己評価・外部評価の充実
 ・研究紀要等の作成によって,研究を振り返る機会が保障されている。
 ・学力調査等を実施し,その結果を研究の推進に活かそうとしている。
 ・研究発表会等を開催し,他者からの批評を受ける機会を設けている。

 本日,プランの素案を描いてもらい,グループで交流してもらって,第一次修正を施してもらった。

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2012.01.11

学生の名前をきちんと覚える

 昨日から,年が明けてから初めての講義が続く。講義でしか会わない学生の名前をきちんと覚えるのは,なかなか難しい。合計でも15回しか会わないし,それも1週間に1回というペースだ。冬休みが間に入ると3週間ぶりに顔を合わせるという状況だ。
 でも,本学に赴任してから,第二部の所帯の小さな利点を生かし,できるだけ学生の名前を覚えて,固有名詞で指名したり,リアクションしたりしたいと思い,少なくとも40人以下の講義ではそれを実行してきた(時々間違えては反省した)。年をとると,当然記憶能力が衰えるが,それでもなお,この目標を大切にしたい。
 ところで,来年からは,ある場所で,仕事柄,700名以上の子どもの顔と名前を一致させることも,私に期待される。果たして,それに応えられるだろうか。

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2012.01.10

学校研究のコンサルテーション

P1140952 大学院の講義「教育プロジェクト研究」を終盤を迎えた。この講義では,受講生にチームを組んで,あるプロジェクトを遂行してもらうものだ。それは,ある学校の実践研究のコンサルテーションである。当該学校の研究主任を招聘し,学校の概要,研究計画,授業研究の様子等を説明してもらう。さらに,それを評価し,改善案を策定して研究主任に対してプレゼンテーションをおこなう。当事者が改善策に納得できるかどうかが,プロジェクトの成果=受講生の問題解決の結果として,問われるわけだ。
 今年度は,かつてこの講義を受講していた大阪府の教員に,自校の実践研究を題材として提供してもらっている。彼女の学校の実践研究の改革,それに基づく,同校の平成24年度の研究計画を受講生たちが提案するのは,1月31日19:40からだ。参加希望の方は,木原までご連絡を。

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2012.01.09

書く,眠る,起きてまた書く--

 今日は,(早朝テニス後),朝からずっと,原稿執筆を続けている。この時間まで原稿を書いて疲れたら,眠り,起きてはまた書いて--この繰り返しである。原稿提出が遅れているのだから仕方がないが,さすがに飽きてきた。今からは,別の仕事もしよう。
 原稿の執筆内容は,授業研究を通じた学校改革である。書くネタに困らない。私は,よい学校に接近させてもらっている(そうではないケースにもいくつか遭遇しているとも思うが)。それらの学校に感謝,感謝だ。

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2012.01.08

修士論文の構想発表会

 昨日,大学院実践学校教育専攻の修士論文構想発表会が催された。私が修論作成を指導している,3人のゼミ生(M1)も一生懸命準備をして,がんばって発表してくれた。たった5分の発表(そしてわずか5分の質疑応答)だから,準備が十分でなくても,ごまかせないわけではない。しかし,我がゼミ生たちは,年末から年始にかけて,発表資料の作成,発表練習と,構想発表の準備に真摯に向き合ってくれた。その努力は,確実に,構想発表の充実をに,ひいては修士論文作成の進展に役だつはずだ。

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2012.01.07

学校の行方-今後の学校教育を展望する

 『教育新聞』の平成24年1月1日号で,「学校の行方-今後の学校教育を展望する」という特集が組まれている。早稲田大学の安彦忠彦氏,日本大学の小笠原氏,国立教育政策研究所の工藤氏とともに,拙稿も載っている。「専門的な学習共同体」としての学校,その成長を提案した。短い文章なので,ここで紹介しよう。

 21世紀社会は,変化の激しい社会である。制度やルールが安定せず,次々と新たなシステムやツールが登場する。学校をめぐる状況も例外ではなかろう。例えば,授業時数の増減,教科の枠組みの再構築が起きよう。教室のテクノロジーが整備されるだろうし,教師と教育支援人材の協力体制も進展しよう。
 教師たちは,そのような不安定な状況下で,また様々な選択肢を採りうる条件下で,教育実践を推進していくことになる。それに際して教師たちがより妥当な意思決定をおこなうためには,彼ら自身の「学び」の充実が不可欠であることは,言うまでもなかろう。幸い,ここ数年,教師たちが,自らの力量を高めるために,校内研修の企画・運営をこれまでにも増して工夫する姿をよく目にするようになった。
 例えば,多くの小中学校において,授業研究の質と量が豊かになりつつある。研究授業の実施回数が増えるとともに,例えば,言語活動の充実やICT活用といった今日的な授業づくりの課題にチャレンジする姿勢が強まっている。さらに,研究授業後の協議会については,参加型(ワークショップ型)と呼ばれる様式が浸透しつつある。
こうした各学校における教師間の学び合いの成立は,学校がいわゆる「専門的な学習共同体(Professional Learning Communities)」という性格を強めることに他ならない。それは,教師たちが,専門的な知識や技術を高めるために,また,それにまつわる倫理を磨くために,同僚と研鑽を積むことを意味する。これからの学校では,これまで以上に,教師たちが,専門的な学習共同体を発展させるべく,その学びのスタイルの改善に努力を傾注することが期待されよう。
 さらに,教師たちの学び合いの舞台は,学校内だけにとどまるべきではない。学校をまたいだネットワークを構成することも切望されよう。例えば,学力向上を目指した取り組みは,各学校における同僚間の共同だけでなく,小中学校の組織的連携によっていっそう豊かなものになる。授業研究会に他校の教師が参加してくれれば,校内の教師では当然視している授業づくりが疑問視され,相対化され,それが契機となって,授業づくりの新たな地平が拓かれるかもしれない。既にいくつかの学校では,教師たちが,自主的に研究発表会を催し,自らの授業づくりに関する第三者評価の機会を設けているが,これも,教師たちが,自らの学びを拡充するためのプローチとして尊重されて然るべきであろう。
 学力調査の結果が公開されたり,学校選択制度が導入されたりする動きの中では,教師たちは,自校と他校をいたずらに比較したり,他の学校をライバル視したりしがちである。けれども,子どもたちに少しでもよい学びを提供したいと望むのであれば,そのアイデアやサポートを多方面から得られるよう,教師たちは,自らの学びのフィールドを広げるべきだ。
 ある学校の行方,その教育実践の発展は,校内における専門的な学習共同体の成立,他校のそれとの共鳴の実現に依拠していると筆者は訴えたいのである。

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2012.01.06

大阪市教育センターのフォーラム

 本日,大阪市教育センターのスタッフ,そして市内小中学校の研修主担者の計4人と,打合会を開催した。それは,本年度の学長裁量経費による地域貢献プロジェクトとして採択された,「学力向上実践セミナーの開催と『学力向上のための実践事例集』の作成」に関するものである。このプロジェクトでは,大阪市教育センターのスタッフや市内小中学校の校内研修主担者に,学力の高い地域の授業や校内研修を見学してもらい,それを踏まえて,小中学校の授業改善に着手してもらっう。現在,その過程,成果と課題を文章にまとめてもらっているが,それらは,2月25日(土)の大阪市教育センターのフォーラムのある分科会において披露される。読者にも,ぜひご参加いただきたい。もちろん,私も,コーティネータとして,この分科会に参加する(登壇する)。

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2012.01.05

5分で自分の研究を語る

 本日午後から,ゼミ生に論文の内容・構成・表現について,フィードバックコメントを呈した。卒論2件,修論2件分だ。さらに,それに加えて,修士課程1年のゼミ生を対象として,7日に迫った修論構想発表の練習会を催した。この構想発表は,5分間で自身の研究を語らねばならない。問題の所在と研究の目的,研究の方法を2分半程度,研究の進捗状況や論文構成を残る時間で話せることを目安に,ゼミ生たちに取り組んでもらった。これが,なかなか難しい。最後の方が駆け足になったり,逆に,時間が余ったりする(端折りすぎて研究の独自性が伝わらない)。要するに,自身の研究の全体像をできるだけシンプルに,そしてアピールポイントに時間をかけて,しかもそれをビジュアルにレポートしてもらうことにした。
 M1のゼミ生には,今日の予行練習を糧として,上手に発表してもらいたいものだ。

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2012.01.04

今日も,学生たちの文章と格闘して一日が終わる

 一昨日から,毎日記事にしているように,ここ数日,修士論文・卒業論文の草稿チェックが続いている。彼らの難解な文章に,酔ってきたようにも,思う。みんな焦って仕上げているのか(たぶんそうだろう),論文の後半にミスが増える。考察も短く(浅く)なる。明日からは,それを当人に返却して,修正を指示するのにも,時間を奪われることになる。
 本日,ある人から「いつから仕事始めですか」と問われた。(状況を説明するのが面倒なので)一応「明日からです」と答えたが,本当は,「『仕事納め』がなくて,ずっと仕事を続けているんです」と言いたかった。

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2012.01.03

インタビューデータの論文への活かし方

 卒論・修論の草稿を読んでいると,学生たちのインタビューデータの扱い方が巧みでないことに悩む(それをどのように修正させようかと)。まずは,インタビューに対するコメントの全体像が必要だ。質問項目に掲げられているのにそれに対するコメントが記されていないと,読者は疑問を抱く。また,回答者の生の声があまりにたくさん出てくると,それが執筆者にとって何を意味するものなのかを早く知りたくなる。逆に,回答者のコメントの概要を表にして示すだけの場合,具体性が欠けているので,読み応えがない。読者に執筆者の主張を受け入れてもらうためには,ナラティブとそれを解説する(執筆者自身の)叙述とのバランスが大切なのだが,その均衡を欠いた草稿が多い。明後日からの論文修正の指導では,何度もこの点を強調することになろう。

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2012.01.02

研究の目的と結論の整合性

 今日は,修論の草稿のチェックに相当の時間を費やした。修論のように長い文章になると,研究の目的と結論がズレることがよく起こる。自身の実証研究の過程と成果を先に記述し,その提案性を強調するように先行研究をまとめなさいと指示するのであるが,それを守っていないのか,今日読んだ分も,両者のズレが目立った。急ぎ電話して,修正の方策を指示した。卒論も含めて,このような闘いがあと何日続くことか--。

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2012.01.01

明けまして,おめでとうございます。

 本ブログの読者の皆さん,明けまして,おめでとうございます。本年も,どうぞよろしくお願いいたします。ツイッターやフェイスブックと掛け持ち状態ですが,このブログ,もう少し続けてみようと思います。授業研究と教師の成長に関する研究ポートフォリオと銘打っていますが,それに準ずるものとして,所属大学の教員養成の様子等もレポートさせていただきます。よろしくお願いいたします。

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