附属平野学校園の共同研究のこれから
本日,本学の附属平野中学校で催された,同学校園(幼稚園,小中高等学校,支援学校)の共同研究協議会に出席した。5校園は,生涯発達的視点に基づく校種間連携型一貫教育を標榜し,「”ことば・体験・コミュニケーション”で『考える力』を育てる保育・授業創り」という共同研究テーマを設定し,研究活動を繰り広げてきた。次年度,それに,特別支援教育の視点を導入し,共同研究を充実させようとスタッフは考えている。
私は,異校園の共同研究は,特に附属におけるものは,全員で日常的に取り組むもの(ちょっとした工夫)と,プロジェクトチーム(したがって一部の教員等)を組んで先導的に展開するものの二重奏が望ましいと考える。それぞれの学校園独自の研究も推進しなければならないし,入試によって他校からの子どもも指導することになるので,子どもの学習経験が必ずしも連続・発展しないからである。本日も,それを提案してみた。今のところ,私も,大学側から参画している運営委員の一人に過ぎないが,あと10日ほどで,私も当事者の一翼を担うこととなる。共同研究のこれからについて,さらに検討を重ねることになろう。
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