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2012.04.17

M1ゼミで研究方法論について語る

 昨日は,修論M1ゼミの2回目であった。先輩の修論等を読解してもらい,その概要,その特長と課題等をレポートしてもらうものだ。私が在籍している,大学院実践学校教育専攻は,現職教員の学びの舞台である。それゆえ,修士論文も自らの実践を対象とするものが多い。実践研究の長短所,制約,具体的なアプローチについて,実際の修論を題材にして検討した。
 一例をあげると,実践学校教育専攻の(少なくとも私が指導してきた院生の)多くの修士論文においては,実践研究の研究課題の導出に,2章分のボリュームが割かれていることを確認した。それは,例えば,校内研修の可能性と課題(第1章),授業研究会の企画・運営上の工夫(第2章)といった構成が論文に必要とされるからだ。大きな社会的問題に言及しつつ,そのすべてを修士論文で取り扱うことは難しいので,その問題を象徴する課題への焦点化が求められるからだ。
 あるいは,課題に応じた実践を複数創造して,それらを比較検討する操作を結論部において展開するという構成もよく採用されているように思う。
 いずれにしても,実践研究の特長と課題についてしっかりと学んでもらう,このプロセスは,修論指導において,大切なウォーミングアップである。

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