« September 2012 | Main | November 2012 »

2012.10.29

PTAの広報紙に私の特集が載って

 大阪教育大学附属平野小学校のPTA活動は,実に盛んである。その一環として,広報紙の発行がある。その1つは,『なんきんはぜ』というタイトルのものだ。最新号には,新任校長へのインタビューを中心とする,私の特集ページが設けられた。5月に受けた様々なインタビューの回答が載っていて,ちょっと恥ずかしい。「お肌がきれいですが,何か工夫があるのですか」という質問も登場したが,もちろん,答えは,「ノーケア」である。
P10300872

| | Comments (0)

2012.10.28

ICT活用に関する実践史をたずねて

 昨日,富山まで出かけて,ある教師に,ICT活用に関する実践史を聞き取りした。1人の教師の中でも,ICT活用は,熱意が高まる時期とそうではない時期がある。昨日ヒアリングした教師は,内地留学で,ICT活用を専門とする研究者たちと交わったこと,総合的な学習の時間のカリキュラム開発にたずさわったことなどが,ICT活用への意欲を高める要因となっていた。
 このブログの読者にも(読者で教師の方には),ぜひ,ご自身の実践史を振り返ってみていただきたい。

| | Comments (0)

2012.10.27

活用型授業のためのよき教材に出会った

P1370002 井原市立出部(いずえ)小学校の公開授業研究会で,活用型授業のためのよき教材に接した。6年生の説明的な文章の題材「言葉は動く」を読解した後,子どもたちは,地元の岡山弁の使用について,調査を繰り広げるとともに,その変遷を考察していた。学ぶ意欲の喚起,思考のための手がかりの多さ,伝統的な言語文化への注目等の様々な点から,活用型授業のためのよき教材を指導者は子どもに提供していた。

| | Comments (0)

2012.10.26

言語活動の充実を目指した実践研究の成果

P1360998 井原市立出部(いずえ)小学校が公開授業研究会(研究発表会)を催した。同校は,2年間,岡山県学力向上実践校事業の指定を受けて,「主体的に読み,目的に応じて自分の言葉で豊かに表現する子どもの育成~言語活動の充実を通して~」という研究主題を掲げ,実践研究を推進してきた。
 全クラスが授業を公開した。1学年2クラスで編成されているが,どの学年も,同じ題材の異なる指導場面(習得場面,活用場面)をそれぞれのクラスが担当した。単元を貫く言語活動(ある種の学習プロジェクト)を設定した上で,習得のためにも活用のためにも,1単位時間で重視する言語活動が計画・実施された。言語環境の整備も含めて,学校として組織的に研究主題に迫った成果は,子どもたちの「書く」スピードの速さ,その量と質の充実に結実していた。

| | Comments (0)

2012.10.24

北海道の放送・視聴覚教育が熱を帯びている

P1360837 北海道旭川市の新富小学校で,放送教育の授業研究会が催された。この学校は,次年度の放送・視聴覚教育の全国大会の会場校の1つである。1年生の道徳と5年生の総合的な学習の時間の授業を見学した。前者は,子どもたちが番組視聴を通じて,「礼儀」についてしっかり考えるよう,発問や活動構成が工夫されていた。また,後者は,番組視聴から視覚障がい者の支援にかんする視点を子どもたちが広げるよう,Webbingなどが取り入れられていた。いずれの授業も,研究会のメンバーと指導案検討を重ね,様々な問題点を検討して,授業者が臨んだものであった。
 研究授業後に,研究会のメンバーと意見交換をする中で,「北海道から新しい提案をしたい」「どうせやるならば,何かにチャレンジしよう」といった姿勢がひしひしと感じられた。北海道の放送・視聴覚教育が熱い。次年度に向けた研究の発展が期待できる。

| | Comments (0)

2012.10.23

外国にルーツのある児童が多く在籍する小学校で

P13608031 神戸市内のある小学校に出かけた。この学校は,家庭学習の充実に資する実践を教師たちが共同で推進している。外国にルーツのある児童が多く在籍するという背景の下,教師たちは,授業中にきめ細かい指導を繰り広げつつ,家庭学習習慣を確立するためのアプローチを重ねていた(子どもに対して,保護者に対して)。私は,家庭学習のレパートリーを広げることの可能性等に関して,アドバイスした。
 ちなみに,校長室のプレートは,3ヶ国語(日本語,朝鮮語,ベトナム語)で作成されていた。

| | Comments (0)

2012.10.22

隣の小学校の教師とともに学ぶ

P1360730 大阪市立苗代小学校の授業研究会に参加した。同校の教師たちは,言語活動の充実を目指して,複数の教科で研究授業を実施している。今日は,3年生の国語の文学的な作品の読解に関するものが提案された。授業者は,単元を貫く言語活動,本時のものを適切に準備して,子どもたちの主体的な取り組みをプロデュースしていた。
 研究授業や事後協議会には,隣の阿倍野小学校の教師たちが15人以上(と聞いた)も参加していた。そのおかげで,活気も出たし,なにより,言語活動の充実等に関する多様なアイデアを共有できる,よき舞台が生まれた。

| | Comments (0)

2012.10.21

附属平野小学校の研究発表会は2月にも

 11月3日の附属平野学校園(幼稚園,小中高等学校,支援学校)の共同研究発表会に続いて,附属平野小学校単独でも,2月2日に,研究発表会を催す。本校の研究テーマは,「学び合い活動を通して個の『考える力』を育てる授業づくり
~評価活動の充実を基盤に~」である。思考力等を育むための授業が数多く公開される。こちらにも,ぜひ参加していただきたい(私の学校長としての挨拶も聞いていただける?)。チラシは,以下に。「hirano_elementary_school.2013.2.2.pdf」をダウンロード

| | Comments (0)

2012.10.20

附属平野学校園の共同研究発表会近づく

 11月3日に,大阪教育大学の附属平野学校園(幼稚園,小中高等学校,支援学校)の共同研究発表会が催される。5校園は,生涯発達的視点に基づく校種間連携型一貫教育を標榜し,「”ことば・体験・コミュニケーション”で『考える力』を育てる保育・授業創り」という共同研究テーマを設定し,研究活動を繰り広げてきた。その成果をに公開する。
 5校園による共同研究も,3年目を迎えた。1・2年目には,私は,大学教授として,共同研究の運営をつかさどる委員の1人として,共同研究プロジェクトに参画していた。一昨年,昨年の研究発表会では,総合的な学習分科会の指導助言を担当した。また,一昨年の場合は,パネルディスカッションのコーディネータ役も務めた。附属平野小学校の学校長となった今年は,それらの役割を果たす必要はない。その代わり,講師たる安彦先生をエスコートしたり,ご講演の際に御礼の言葉を述べたりする役割を果たすことを命じられている。これまで,何度も,学校の公開研究発表会に参加してきた。1参加者として,あるいは,講師として。そうではなく,主催する側にまわった初めての研究発表会--どのような1日となるのか,予想がつかない。

| | Comments (0)

2012.10.19

研究主任が研究授業に率先して取り組む

 津市立南が丘小学校に出かけた。7月に,津市教育委員会が主催する研修会で講師を務めたが,その時の会場が同校であった。学校長や研究主任と「機会があったら,授業研究会に参加できるといいですね」と言って別れたのだが,その後,実際にお誘いがあり,今日の授業研究会を迎えることとなった。年度当初には予定されていなかった授業研究会のため,開催のためには行事等の日を変えなければならかったのに,学校は,その壁を克服してくださったようである。
P1360651 研究授業は,研究主任自らが実施した(1学期に既に研究授業の実施を担当していたにも関わらず)。同校の研究テーマである「仲間と共に考え,積極的にコミュニケーションを図る子どもの育成」に即して,ていねいに授業過程を構成し,また,授業中も子どもたちの考え,その表明を上手に引き出していた。
 私は,研究授業の特長を整理しつつ,同校のスタッフへのアドバイスとして,評価計画を伴った単元指導計画の必要性,「書く活動」の重要性等を同校の研究テーマに即して語った。

| | Comments (0)

2012.10.18

放送教育の歴史について学ぶ

 後期で担当している講義の1つ「教育学特論Ⅱ」では,放送教育の過去・現在を講ずる。その上で,NHK学校放送番組を活用した授業プランを受講生に作成してもらう。今日は,放送教育の黎明期に関する実践記録である「山の分校の記録」を視聴し,1年間の継続視聴の前後で子どもたちがどのような点で成長するかを考察してもらった。

| | Comments (0)

2012.10.16

卒論ゼミOBの研究授業を見学して

P1360594 本日,半年前に卒業した卒論ゼミOBが所属校の校内研修の一環として実施した研究授業を見学した。現役の卒論ゼミ生も1人同行した。研究授業は,第4学年国語の「ごんぎつね」を題材とするものだ。ゼミOBは,指導案をていねいに作成し,研究授業に臨んでいた。掲示物もしっかり準備していた。また研究授業中も,子どもたちにきめ細かく接するとともに,読解のポイントをきちんと教えて,子どもたちの学びを支えていた。初任教師としては,合格点をもらえるできだったと思う。よくがんばったね!

| | Comments (0)

2012.10.15

全放連・生きる力プロジェクトの授業研究会

P1360492 本日,千葉市立小谷小学校で,全国放送教育研究会連盟(全放連)の「生きる力を培う『放送学習』」プロジェクトの授業研究会が催された。このプロジェクトは,全放連の研究部のメンバーと地方の放送教育実践家が生きる力の育成に資する放送番組活用の実践を蓄積しようとするものだ。その一環として,本日は,NHK学校放送番組『げんばるマン!」の視聴活動を導入して,子どもたちに探究の過程の繰り返しを意識させようとする,チャレンジングな授業が構想され,公開された。放課後,参加者によって,研究授業を題材にして,総合的な学習における学校放送番組の利用の可能性と留意点について,多面的な議論が繰り広げられた。
 それにしても,学校近くの駅を発ってから,電車や飛行機を乗り継いで帰宅するまで5時間。慣れぬルートということもあり,長い旅であった。

| | Comments (0)

2012.10.13

子どもの読書活動を支える

 昨日,大阪市立中央図書館で催された「大阪市子どもの読書活動推進連絡会」に出席した。これは,大阪市教育委員会の生涯学習部や指導部のスタッフ,有識者(私もその1人に位置づけられている),PTA協議会や生涯学習推進員協議会の代表者,そして大阪市各区の「子どもの読書活動推進連絡会」の代表者等が出席するミーティングである。大阪市の子どもの読書活動を推進するための施策,とりわけ「第2次大阪市子ども読書活動推進計画」の素案について協議した。

| | Comments (0)

2012.10.12

教員採用試験で残念な結果になっても

 本日,堺市等の平成25年度教員採用試験の第二次選考の結果が明らかになった。吉報メールが届いたり,わざわざ研究室を訪ねて「合格」を知らせてくれたりと,嬉しい知らせが多かった。しかしながら,一部は,本人が望んだ結果には至らなかった。彼らの教職への熱意を考えると,胸が痛む。けれども,私には,教員採用試験で残念な結果になっても,何度もトライして合格して,立派な教師になっている知り合いがたくさんいる。不合格をむしろ自らの糧にして,よい教師になる道を歩めるはずだ。そう思って,またがんばってもらいたい。
 ちなみに,私も,恥ずかしい話であるが,大学院生時代に,教育方法学等の大学スタッフの募集に応募して4回連続して「不採用」となった経験を有している。

| | Comments (0)

2012.10.11

学校における実践研究に複数の研究者が関わる際に

 本日,東京で,ある研究者に,インタビューを実施した。彼は,ある研究助成を受けた小学校に複数年,指導者として派遣された。しかし,その学校には,別の研究者も関わりを有していた。そのような状況で,どのようなスタンスでいかなるアクションを繰り広げたのか,それが当該学校の実践研究の継続・発展に寄与したのか--それらについて詳細を聞き取った。
 私も,二十年以上に及んで,小中学校における実践研究をサポートしてきた。その中には,インタビューに応じてくれた研究者と同様に,他の研究者と共同でサポートを繰り広げたケースもある。自分の場合を鏡にしながら,学校における実践研究に複数の研究者が関わる際の可能性と課題,留意点等について考えた。

| | Comments (0)

2012.10.09

子どもの学びを支え,促す掲示の工夫

P1020765 私が,学校長を拝命している大阪教育大学附属平野小学校は,学ぶ文化が顕在的にも,そして潜在的にも成熟している。後者は,例えば,掲示物に代表される。各クラスでは,教科ノートのすぐれた事例が紹介されている。また,英語の表現が日めくり形式で示されている等々,そのための仕掛けは枚挙に暇がない。
 校長室の前の掲示も,適切なタイミングで変えられている。先週までは,運動会に向けた呼びかけであった。それが,今週は,校内の自然をモチーフにした俳句作品になった。それが機能していることは,こうした掲示物の前で足を止める子どもたちの数,それを眺めた子どもたちの対話の質に明らかであろう。

| | Comments (0)

2012.10.07

大学研究者は授業研究にどのように関わっているのか(3)(日本教育方法学会第48回大会ラウンドテーブル)

 昨日,本日と,福井大学文京キャンパスで,日本教育方法学会第48回研究大会が開催された。私は,午前中の自由研究分科会13の司会,理事会に続いて課題研究Ⅳに参加した。
P1360464 そして,最後のセッションのラウンドテーブル②「大学研究者は授業研究にどのように関わっているのか(3)」に登壇した。藤本氏(慶應義塾大学)の司会進行の下,鹿毛氏(慶應義塾大学),秋田氏(東京大学),小林氏(早稲田大学),田上氏(九州大学),そして私が,主として授業研究会における事後協議会で何をどのように考えていかなるアクションを起こしているかを語った。そして,大学研究者と学校現場の実践家との間に築く,真の共同のあり方について意見交換した。

| | Comments (0)

2012.10.06

「教育実践研究の持続可能性」に関する公開シンポジウム(日本教育方法学会第48回大会)

 本日明日と,福井大学文京キャンパスで,日本教育方法学会第48回大会が開催される。最後のセッションは,ラウンドテーブルで,私もその②「大学研究者は授業研究にどのように関わっているのか(3)」に登壇する。また,この度,理事に選出されたので,理事会にも出席する。
 本日は,私たちの研究グループもターゲットにしている,「教育実践研究の持続可能性」に関する公開シンポジウムが催された。いくつか共感できる報告内容があった,例えば,教育実践研究の持続(発展)には,「記録をつくり,書き言葉による省察を組織すること」が重要であるという提案(福井大学の八田幸恵氏のコメントの1つ)等である。

| | Comments (0)

2012.10.05

秋の遠足に出かけた

P1360444 今日は,大阪教育大学附属平野小学校の秋の遠足の日であった。6年生が大阪歴史博物館やピースおおさかを訪問するので,その引率メンバーとして,私も同行した。その模様を,ここで詳しく紹介している。たくさん歩いた一日であった。また,子どもの成長を時間できる一日でもあった。

| | Comments (0)

2012.10.03

教職への道がまた1つ拓けた

 本日,21時から我が研究室で,9月等に大阪府下の学校で教育実習をおこなった5回生たち8名を対象にして事後指導をおこなった。教育実習期間中に新たに学んだことや悩んだこと,これから教師を目指して取り組むことについて,ペアやトリオでリフレクションをしてもらった後,全員にコメントを求めた。それらに私が解説や補足を加えた。それぞれの教職への道がまた1つ拓けた,よき機会になったと思う。

| | Comments (0)

高校の教員も授業改善に励む

P1360327 奈良県立畝傍高等学校の校内研修に出かけた。同校は,奈良県の公立学校でも指折りの進学校の1つである。そんな学校の校内研修で,「今,高等学校に求められる授業改善」について講じた。また,彼らが繰り広げる授業改善のワークショップのまとめも担当させていただいた。
 開始予定の数分前に挨拶が始まり,研修がスタートしてからも,教師たちは,授業改善に関して,熱心にメモをとったり,アイデアを書き出したり,意見交換にいそしんだりしていた。いわゆる進学校の高校の教師たちも授業改善に励んでいる。その姿勢に敬意を表したい。

| | Comments (0)

2012.10.02

学校研究に関するコンサルテーションの理法と技法を獲得するためのプロジェクト

 本日から,後期の講義が始まった。大学院の講義は,「教職ファシリィテーター論」と「教育プロジェクト研究」である。今日からスタートした「教育プロジェクト研究」では,受講生が,ある小学校の研究主任の(研究推進上の)悩みを聞き,その解決に資するプラン(平成24年度の当該学校の研究計画等)をその研究主任に提案する。彼らは,いわば,学校研究に関するコンサルテーションの理法と技法を獲得するためのプロジェクトに従事するのだ。ウォーミングアップたるプチプロジェクト=『学校における実践研究を充実させるために』の改訂プロジェクトも含めて,全体は,次のような構成になっている。
10月2日(第1回):講義内容・方法に関するオリエンテーション
10月9日(第2回):『学校における実践研究を充実させるために』の【問題】等の検討
10月23日(第3回):『学校における実践研究を充実させるために』の【問題】等の作成
10月30日(第4回):『学校における実践研究を充実させるために』の【問題】等の提案・相互評価
11月6日(第5回):対象校の研究主任による学校及び校内研修・研究の概要説明
11月13日(第6回):対象校の校内研修・研究の年間計画の分析
11月20日(第7回):対象校の授業研究会(研究授業,事後協議会)の分析1
11月27日(第8回):対象校の授業研究会(研究授業,事後協議会)の分析2
12月4日(第9回):対象校の授業研究会(事後協議会)の分析3
12月11日(第10回):対象校の校内研修・研究の総合評価
12月18日(第11回):対象校の次年度の校内研修・研究計画の策定1
1月8日(第12回):対象校の次年度の校内研修・研究計画の策定2
1月15日(第13回):対象校の次年度の校内研修・研究計画の策定3(グループレポート作成)
1月29日(第14回):対象校の次年度の校内研修・研究計画の報告・相互批評
2月5日(第15回):予備

| | Comments (0)

2012.10.01

教員と子どものコラボレーションによる板書

P1020682 本日,6年生の国語の授業を見学した。文学作品の読解を児童が行っていたが,代表のグループが読解の結果を提案して,それをたたき台にして,子どもたちが人物像などの読解を練り上げていくというものだった。教師は,適切なタイミングで子どもたちの議論等に介入したり,揺さぶりをかけたりしていた。その足跡が黒板に残っていたが,3分の2は提案をした子どもたちが綴ったものであり,残りは指導者が加筆したものである。教員と子どものコラボレーションによる板書は,子どもたちの思考の充実を顕著に示していた。

| | Comments (0)

« September 2012 | Main | November 2012 »