子どもの学びを支え,促す掲示の工夫
私が,学校長を拝命している大阪教育大学附属平野小学校は,学ぶ文化が顕在的にも,そして潜在的にも成熟している。後者は,例えば,掲示物に代表される。各クラスでは,教科ノートのすぐれた事例が紹介されている。また,英語の表現が日めくり形式で示されている等々,そのための仕掛けは枚挙に暇がない。
校長室の前の掲示も,適切なタイミングで変えられている。先週までは,運動会に向けた呼びかけであった。それが,今週は,校内の自然をモチーフにした俳句作品になった。それが機能していることは,こうした掲示物の前で足を止める子どもたちの数,それを眺めた子どもたちの対話の質に明らかであろう。
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