和歌山大学教育学部附属小学校の教員たちの研究文化
本日のJAETの「教育の情報化」実践セミナーの会場は,和歌山大学教育学部附属小学校であった。同校の教師たちはたくさん,セミナーで学んでいた。同校の研究テーマは,「学びをデザインする子どもたち~3つの対話の充実によって~」である。いわゆる,「学びの共同体」に関して,実践研究を継続・発展させている。同校の教師たちは,もちろん,学びの共同体の構築の過程に,ICT活用を位置づけてはいるが,本日のセミナーの内容であったデジタル教科書が研究の主柱ではあるまい。にもかかわらず,体験ワークなどに熱い眼差しを注いでいた。その姿に,同校の教師たちの研究に対する熱意や貪欲さ,研究コミュニティとしての附属小学校の文化を感じた。
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