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2013.09.30

ちょっと寂しいゼミだったけども

 昨日は,日曜日にも関わらず,朝からずっと大学にいた。まず午前中は,大学院関係の会議。これが3時間近く。そして,お昼からは,卒論ゼミ。ただし,留学,教育実習等の事情により,3人の参加にとどまった(ゼミ登録は6人)。ちょっと寂しいゼミだったけれども,人数が少ない分だけ密な議論ができた。

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2013.09.28

放送教育の本質をどうとらえるか

 広島市南区の黄金山小学校に赴いた。同校は,平成26年度,広島県の放送・視聴覚教育研究大会の会場校として,全クラスの授業を公開するという。これまでは,算数の指導法の工夫改善に取り組んできた。そこに,ICT活用を組み入れると同時に,算数以外の教科・領域におけるNHK学校放送番組の活用にも着手するそうだ。
 放送教育の基本を問われて,私は,「教材の独自性」「ある現象を扱う際の切り口の斬新さや多様さ」などを,同校の教師たちに伝えた。そして,実際に道徳番組を視聴してもらい,複数の価値項目が番組のストーリーの中に埋め込まれていること,それを上手に整理すると,子どもたちの価値の世界に広がりや深まりが生まれることを解説した。

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2013.09.27

熊本県教育委員会の学力向上の取り組み

P1420686_2 昨日,熊本県庁を訪れて,熊本県教育委員会のスタッフに,学力向上施策についてヒアリングを試みた。それは,岡山県教育委員会の学力向上アドバイザー事業のメンバーとしてのアクションである。私は,岡山県教育委員会が学力向上施策を自己点検・評価するための評価基準づくりを担当している。その試案を作成したので,妥当性や信頼性を確認するために,他県の学力向上施策に関する情報収集にいそしんだのである。
 熊本県教育委員会は,独自の学力調査を平成14年度から開始し,それを学力向上施策の主柱に据えている。学力向上に関する考え方,それを展開する方針や枠組みが極めてしっかりしていて,とても参考になった。
 それにしても,熊本県庁は,ステキなプロムナードの奥に位置していて,しかも瀟洒な建物であった。

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2013.09.24

「大阪市学校教育ICT活用事業」の推進会議

 本日午後,大阪市教育センターで,「大阪市学校教育ICT活用事業」の推進会議が催され,私も出席した。現在,同事業のモデル校が7つ設定されている。7校のアドバイザーや全体をコーディネートする大学研究者が一堂に会して,各校の状況を伝え合った。また,その前には,センターが収集・整理した各種データが示された。
 私が助言を担当している阿倍野小学校の教師たちは,ICT活用に前向きにチャレンジしてくれている。6月には全クラスがICT活用をベースとする授業を公開した。11月7日と2月7日にも授業公開を伴う研究会を企画している。それらを節目にして,取り組みをぜひ発展してもらいたい。

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2013.09.23

日本教育工学会第29回全国大会で研究発表

 日本教育工学会の第29回全国大会が,2013年9月21日(土)~23日(月)に,秋田大学(手形キャンパス)を会場にして催されている(21日は秋田では雨が降ったようだが,昨日,本日と,秋田は快晴だ,やっぱり晴れ男)。私も,1日目は,附属小学校の運動会のため出席できなかったが,第2日目の午前中から参加している。今日23日の午後,課題研究「学び続ける教師の養成と保証」で発表する。

 そのタイトル等は以下のとおりである。

我が国の教師教育研究の現状と課題に関する考察
Features and Problems of Researches on Teacher Education in Japan
教育工学的アプローチと他のものとの比較を通じて
Through the Comparison between the Approach of Educational Technology with the Other

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2013.09.20

『授業研究と教師の成長』が3刷となった

P1160904P1160903 先日,拙著『授業研究と教師の成長』の第3刷が刊行の運びとなった。この著作の第1刷は2004年2月に出版されたが,私の博士学位論文をほぼそのままの形で上梓した。だから,その内容も表現も平易とは言えず,そんなにたくさんの数は売れないと思っていた。それゆえに,学術振興会の研究成果公開促進費を受けたわけだ
 10年弱の間に3刷に至ったのは,私としては予想外で,不思議である。でも,読者に,心より御礼申し上げたい。

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2013.09.19

教育実習生が研究授業でがんばる

P1420657_3 今日,守口市内の小学校に出かけた。私の卒論ゼミ生が教育実習を行っているからだ。2年生の国語の授業で典型教材『お手紙』を扱っていた。授業の最初から最後まで,笑みを絶やさず,てきぱきと説明をしたり,指示をしたり,整理をしたりしていた。それだけでも立派なのに,子どもたちのつぶやきに耳を傾け,それに応じて展開を変えるという取り組みも実現していた。掲示物やワークシートも,工夫に満ちていた。この実習生は,私が「明日から教壇に立ってもいいよ」と言えるくらい,教師らしい言動ができていた。もちろん,研究授業に限ってのことではあるが,そう言えることは,たくさんの教育実習生に接していても,めったにない。もちろん,単元構成や教材解釈には問題点があっので,それは指摘したが,極めて高いレベルの事後指導となった。
 彼女がそのようにできたのは,実習校の先生方のご指導に依るところも大きかろう。本人の意向を踏まえて,ていねいに関わってくださったようだ。研究授業も,たくさんの先生にご覧いただいていた。

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2013.09.17

言語活動の充実の実践を続ける

P1420591_3P1420601_3
 三重県伊賀市の柘植中学校に出かけた(通算6度目)。この学校は,一昨年度から,「言語活動を意識した授業をどのように進めるか」をテーマに据えて,授業研究を重ねている。全員が研究授業を構想して,公開する。この日,教師たちは,3・4時間目に3年数学,5時間目に2年社会の授業を見学し,放課後,それらに関する協議を催した。
 いろいろと小さな課題はあれど,スタッフが変わっても,研究指定が外れても,ねばり強く,実践研究を続ける姿勢には敬意を表したい。それに応えるために,私は,1)言語活動の充実の理論的実践的動向,これまでの柘植中学校の実践の歴史の総括,そして本日の授業の特徴と課題を語った。
 それにしても,柘植から草津までのJR草津線に夕方,乗車して,毎回びっくりする。なぜ,あんなに混んでいる(乗客で車両がいっぱいになる)のか--。

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2013.09.16

日本教師教育学会第23回研究大会における研究発表を終えて

 大雨の中,昨日から佛教大学を会場にして,日本教師教育学会第23回研究大会が催された。第2日目の午前中,他大学の研究者と共同研究プロジェクトとして推進した,学校研究の継続・発展の要因構造に関するモデル開発の知見を呈した。35分の発表の後,15分間にいくつかの質問を頂戴し,それに答えた。また,同じセッションの3件の発表をまとめて討論する「総合討論」においても,我々の提案に対してかなりたくさんの質問が登場し,やりとりを重ねた(総合討論になっていないのだが--)。

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2013.09.15

第23回日本教師教育学会で研究発表

 15,16日と京都の佛教大学で,第23回日本教師教育学会が開催されている。私たちの研究グループも,昨年度に引き続き,ここで研究発表を行う。そのタイトルは,「学校における実践研究の発展要因の構造に関するモデルの検証― 『専門的な学習共同体』の発展に関する理論を用いて ―」だ。16日の10:20から50分間の持ち時間だ。先日の世界授業研究学会2013で与えられた発表時間は,たったの15分間だった。今度は,かなりていねいに報告できる。その後,さらに50分間も同一セッションの3件の発表の総合討論の時間も用意されている。オーディエンスと建設的な議論を繰り広げたい。

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2013.09.14

教育実習生たちががんばってくれている

P1070433 9月初旬から,我が大阪教育大学附属平野小学校に,たくさんの教育実習生たちがやって来ている(1クラス2~3名)。最初は,いかにも慣れない感じで,子どもとも距離があった。しかし,実習がスタートしてから,10日近く経つと,彼らも子どもたちといい感じで交われるようになった。よくがんばってくれている。この調子を続けてほしい。

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2013.09.12

実践研究の歩みがとてもしっかりしている学校

P1420452P1420509 津山市立北陵中学校に出かけた。同校の教師たちは,2008年度から2010年度までの3年間,文部科学省の学力向上に関する実践研究指定校として,岡山県教育委員会や津山市教育委員会と協力して,「表現力の育成」を標榜し,授業改善に取り組んできた。そして,その後も,「認め合い,支え合い,確かな学びをめざす生徒の育成~活用型学力を高める~」という研究テーマの下,専門部会を構成して,授業改善の努力を重ねている。今年度は,専門部会が,新教材・授業開発,部会,ユニバーサルな授業開発,そして,家庭学習開発という3つにリニューアルされていた。
 北陵中学校の実践研究の歩みは,とてもしっかりしている。そのための関係者の努力に敬意を表したい。特に,今年度は,校舎改修のため,子どもたちはプレハブ校舎で学んでいる。本日の研究授業も,その大半は,プレハブ校舎で営まれていた。しかし,そうしたハンデをものともせず,子どもたちも教師たちも,しっかり学んでいた。

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2013.09.10

ヨーテボリから,無事帰国

P1420392P1420413 8日までヨーテボリで催されていたWALS(世界授業研究学会)2013が終わり,9日に現地を発って(ロンドン,成田を経由して),10日19時前に帰宅した。帰国の旅は極めて順調だった。スウェーデン滞在中も,天気もよいし,人々は親切だし,過ごしやすかった。街も,写真のようにきれいだ。
 しかし,発表には課題が残ったので,それを克服し,次年度の大会を迎えたい。すぐに発表のエントリーが始まるし--。ちなみに,次回大会は,インドネシアのバンドンで11月下旬に開催される。

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2013.09.09

ヨーテボリの街

P1420336P1420386 学会発表は,オーディエンスの研究的関心とのずれ,それに対する配慮が不十分であったことが原因で,イマイチとなったが,4日間,ヨーテボリは,快晴で,暮らしやすかった。なにより,人々が親切で,異国にいる緊張感が緩和される。再訪する可能性は少ないだろうが,それでも,また来てみたいと思わせてくれる,よき街だった。

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2013.09.08

世界授業研究学会(WALS)2013での発表が終わる

 世界授業研究学会(WALS)2013での発表が終わった。まあ,時間を超過せずにプレゼンできたから,70点かな。客観的には,もっと低い点かもしれないが,まあ,いいや。ともかく終わった。

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学校をあげて授業研究を実施できるすばらしさ(WALS2013第二日目)

P1420352 スウェーデンのヨーテボリで催されている世界授業研究学会(WALS2013)の第二日目。今日は,シンポジウムと並行セッションに出席した。前者は,英国の授業研究プロジェクトにおいて熟練教師が果たす役割に関するものであった。後者は,以前に共同研究プロジェクトでご一緒させていただいた国立教育政策研究所の千々布先生のご発表などを拝聴した。
 各国の授業研究の事例やそれを推進するプロジェクトは,どちらかといえば,教科等の教師グループが単位で進められているものが多い。我が国のように,学校をあげて授業研究を実施し,しかもそれを継続・発展させているというのは,やはり先導的である。

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2013.09.06

WALS2013に参加し,基調講演を拝聴して

P1420250 10時前に会場に到着し,WALS2013への参加登録をすませた。28カ国から600人を超える人が参加しているそうだ。知り合いの日本人にも数名会った。今日は,基調講演を3つ拝聴する。最初は,日本人で米国の大学のスタッフとなっている吉田氏による「Lesson Study’s Role in Making a Successful Transition to Implementing New Standards: Examination of the Lesson Study System, Role, and Historical Perspective in Japan and the U.S.」であった。日米の教育課程の改訂に関連した教材の工夫や指導法等の改善に授業研究が寄与するというものであった。次いで,北京大学のXiangming Chen氏による「Lesson Study as Mediation in Chinese Teachers’ Enactment of Curriculum Reform」であった。これも,中国の教育改革が具体化するために必要とされる教師の力量形成に授業研究が資するというものであった。私は,それらに,さらに,教師のアイデンティティの再構築の舞台,教師たちの組織的成長のためのフィールド,学校間ネットワークのためのパイプという色を授業研究に求めたいと考えているが,その思いをいっそう強くした。

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ヨーテボリに到着

P1420224 自宅を出発してから23時間くらいかけて,スウェーデンのヨーテボリに到着した。気候は,すでに秋の感じである。合いのジャケットを着ているとちょうどよい感じ。
 ヨーテボリは,トラムの走る,石畳の残る,落ち着いた感じの街だ。

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2013.09.05

さあ,ヨーテボリへ

 現在,成田空港である。これから,ロンドンを経て,ヨーテボリに向かう。彼の地で催される世界授業研究学会(WALS2013)で発表するためだ。スウェーデンは初めての訪問となる。気候等がよく分からないが,まあ,なんとかなるであろう。ちなみに,発表のタイトルは,Models on the Structure of the Factors for the Development of School-based Practical Researches: Analysis by the Theory on Development of Professional Learning Communities(PLCs)である。発表は,現地8日の10:30-12:00のセッションだ。たしか,時差は7時間。現地発表時刻に合わせて,日本でも応援してもらえるかな--。

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2013.09.04

実習生たちもがんばる

P1070347P1070350 写真は,教育実習生たちの1日目のミーティングの様子である。今の自分の実践的指導力の状態を見つめ,教育実習期間になにをどのように高めようかと仲間とともに考えている。

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2013.09.03

10年も続く学力向上推進委員会

 今朝,尼崎市役所を訪れ,同市の学力向上推進委員会に出席した。同委員会は,平成16年度に設置され,私は,その時以来,ずっと委員を拝命している。今年度も,委員長を務めることにもなった。
 尼崎市の教育委員会は,国が学力調査等を始める前から,学力向上のための施策を計画的,体系的にこうじてきた。それは,かなりの程度成熟している。けれども,それをさらに発展させる視点や術を教育委員会事務局とともに,学力向上推進委員会は呈さねばならない。今日も,2時間以上にわたって,今,子どもたちの学力を高めるために何をどのように進めるべきかに関して,教育委員会スタッフ,学校の管理職や教諭,保護者の代表者等がたくさんの意見を述べた。その中から,例えば,中学校の教師の授業力をさらに高めるためには,教科指導充実のための(学校をまたいだ)実践研究コミュニティが成立し,発展しなければならない--そのための施策を考える必要があることを共通理解した。

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2013.09.01

9月は学会発表で忙しい

 9月最初の日曜日。まず長崎で,共同研究発表者と,間近に迫った世界授業研究学会(World Association for Lesson and Learning Studies=WALS)での発表に向けて,パワーポイントのスライドを作成したり,実際に原稿を読んで限られた時間にプレゼンテーションがおさまるかを点検したりした。相当修正が必要なことが分かり,テンションが高まってきた。
 午後,帰宅してから,1500字程度の附属平野小学校関係の文書を1本,2000字程度の新聞記事を1本,書き上げた。後者は,「21世紀型能力の育成」に関するものである。国立教育政策研究所による研究報告書『社会の変化に対応する資質や能力を育成する教育課程編成の基本原理』で提案されている「21世紀型能力」を学校で育む際の留意点や具体化の方針を論じた。
 その後,再度,WALSの発表準備に取りかかる。前にも述べたが,これを含めて,今月は3本の学会発表がある。我々大学研究者にとっては,学会発表は,学校現場の教師たちにとっての研究授業と同じである。だから,がんばるしかないのだが,それにしても,9月は忙しい。

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