教育実習生の研究授業を見学して
昨日,大阪市内の小学校を訪問し,私の卒論ゼミ生等が実施する研究授業を見学した。二人の学生は,この学校で,インターンシップに取り組んでいた。いわばホームグラウンドだ。事前指導の際にも,それに甘えることなく実習に真摯な姿勢で臨むようにと確認しておいた。研究授業やその前後の姿に接して,また,研究授業後の面談において,二人の実習生が好条件を活かしつつ,しかし,(インターンシップの学生とは異なり)実習生としてとるべき態度やすべき行為を意識して,教育実習の日々を過ごしていることが分かった。
昔に比べて,教員志望学生が学校現場に出向いて,活動する機会が増えている。しかし,それぞれの学年の実地体験には固有の意味や課題がある。それを自覚して実習を進めてくれていることに安堵したし,それに努めた彼らに敬意を表したいと思う。
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