総合的な学習の時間にユネスコスクールとして取り組む
岡山市立政田小学校の教師たちは,昨年度から,「進んで人とかかわり合いながら生き生きと学ぶ子どもの育成」という研究主題を設定して,総合的な学習や生活科のカリキュラム開発に取り組んでいる。今年度は,「<学習のスパイラル>を活用し思考力を高める指導法の工夫」という副題を定め,探究的な学習と思考力の育成との接点を追究している。
この学校,総合的な学習の時間の学校としての全体計画がとても整っている。各学年の目標・内容・活動等が整理されているし,その底流に「ESD(持続発展教育)」という論理を位置づけている(ユネスコスクールに認定されている)。
学級担任と二十数名の子どもたちによる授業は,岡山らしい(?),素朴な,しっとりとした授業であった。子どもたちが,「みんなが暮らしやすい政田をつくろう」という合い言葉の下,それぞれが実践できることを考案し,それをよりよいものにしようと,真摯な姿勢で学習に取り組んでいた。
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