学校研究の企画・運営に教頭等がどのように関わるか
広島市教育センターで催された,新任教頭を対象とする教員研修に協力した。多くの場合,教頭は自分で授業をするわけではない。だから,実践的なリーダーにはなれない。研究主任等の研究推進リーダーを支援することになる。では,どのような場面でいかなる支援を繰り広げればよいのか。それは,学校長というトップリーダーが行う支援とどのように差別化できるのか。学校長のパーソナリティー等によってそれには多様性があるのか。学校研究の企画・運営に教頭等がどのように関わるのか--なかなか一般化は難しい。
私は,学校研究を牽引する研究主任等は,民主的,管理的,創造的な能力・資質を有することが望ましいと主張している。それをサポートする教頭等には,そうした能力・資質を研究推進リーダーがバランスよく発揮しているかどうかをモニタリングしたり,彼らにそれをコーチングしたりすることが求められるような気がする。今後,継続して考えてみたい。
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