« March 2014 | Main | May 2014 »

2014.04.30

今日は,お休み

 今日は,非常勤で担当している講義,そして本務校の講義,その間に教授会と,なかなか忙しい1日であった。ですから,ブログは,「お休み」状態とします。ふー。内容のある記事は,また,明日。

| | Comments (0)

2014.04.29

「学生時代に戻ってほっとできる--」と聞いて

 今夜,1年少し前に卒業した,卒論ゼミ生OBと会った。彼らは,教師になって1年と少し。2年目を迎えて,後輩も生まれ,少しずつ果たす役割が増えているようだ。
 懇親の集いの終わりに,あるOBから,「あー,今日は,学生時代に戻って,ほっとできた」という声が聞こえた。20代前半の若者たちなのに,学校では,そして子どもの前では,1人前の教師としての言動が求められる。それに応えるのは,そう簡単ではあるまい。緊張の毎日を送っていることがよく分かった。でも,しんどさの分だけ,人間的成長を遂げていることも間違いなかろう。だから,続けてがんばってもらいたい。

| | Comments (0)

2014.04.28

日本生活科・総合的学習教育学会第23回全国大会(埼玉大会)

 日本生活科・総合的学習教育学会の第23回全国大会の案内が自宅に届いた。6月14日,15日とさいたま市(浦和,大宮)で催される。たくさんの授業が公開されるし,自由研究発表では,附属平野小学校の教諭も口頭発表するので,また,15日に集う「地域世話人会」も開催されるので,大阪支部の代表として出席するのが望ましかろう。でも,この地域世話人会は,なんと午前7時30分スタートという強行軍だが--。

| | Comments (0)

2014.04.27

WALS2014に向けて

 本日は,提出が大幅に遅れていた原稿を仕上げた。ほっとする間もなく,次の仕事に取りかかる。それは,11月下旬にインドネシアのバンドンで催される,世界授業研究学会(World Association of Lesson Studies,WALS)2014における発表の申し込み準備である。昨年も,スウェーデンのヨーテボリで催された年次大会に参加し,発表した。日本の授業研究文化を他国の研究者等に伝えるのは容易ではないが,その努力も無駄ではあるまい。発表が認められるかどうか分からないが,ともかくチャレンジしないと--。

| | Comments (0)

2014.04.26

原稿を執筆するということ

 研究者は,研究の結果を論文化しなければならない。それを怠るということは,小中学校の教師が研究授業に背を向けることに等しい。また,教育学者には,教育雑誌や教員向けの書物等にも寄稿する機会が少なからずある。いずれにしても,我々は,原稿を執筆することから逃れられない。しかし,これがやっかいだ。締めきりと闘いながら,原稿の内容を整えなければならない。とりあえず紙幅を埋めてほっとしても,読み直すと構成や表現の至らぬ点を発見し,その修正にとりかかえる。これを何度繰り返しても,やはり修正点を見つけてしまう。今日もまた,その繰り返しで1日が終わった。

| | Comments (0)

2014.04.25

「大阪市学校教育ICT活用事業」の推進会議

 本日,午後,大阪市教育センターで,「大阪市学校教育ICT活用事業」の推進会議が催され,私も,阿倍野小学校のコーディネータとして出席した。この事業では,8つのモデル校において,タブレット型PCや電子黒板等を活用し,その取り組みを評価して,ICT活用のスタンダードを策定する。そして,それを全市の小中学校に浸透させるための環境整備が進められ,教員研修会が企画・運営される。モデル校の取り組みとその検証もあと1年。8校のモデル校のコーディネータ,それらを束ねるリーダーが知恵を出し合った。

| | Comments (0)

2014.04.24

卒論の方法論を考える(教育学演習Ⅰ)

P1000302 学部で担当している講義に,「教育学演習Ⅰ」というものがある。学部の教育・心理系の専門科目の1つであり,卒論の方法論を会得してもらうことをねらいとしている。
 この講義の到達目標は,次のとおりである。
 わが国の教師に関する研究について,その動向や成果を理解する。
 具体的には,次のような目標を満たすことが期待される。
・わが国の教師に関する研究の領域,その多様性を理解できる。
・教師に関する研究の方法論を会得し,それを踏まえて,教師に関する研究の計画を策定できる。
 講義前半は,重要な他者,学級経営,授業力,カリキュラム開発,多忙,保護者対応,教員研修などについて,実践記録の分析を通して,その問題の所在をつかんでもらう。講義後半では,研究課題を定めて,少人数で,卒論のリサーチプロポーザルを受講生に作成・発表してもらう。
P1000299 今日で3回目の講義。ユニークな学級経営を繰り広げている教師の取り組みの映像記録を視聴して,その特徴と課題を確認するとともに,それを探究する場合の研究の視点と方法について議論した。

| | Comments (0)

2014.04.23

がんばれ!卒論ゼミOB

 大阪教育大学に異動して8年目の春を迎えた。初年度は卒論ゼミを担当しないので,2年目から6年間,卒論ゼミ生を指導してきた。数十人のゼミ生と,一緒に食事に出かけたり,旅行に行ったりもした。たとえ卒論の進みが鈍くても,みんな,かわいいゼミ生たちであった。
 多くのゼミ生が,教職に就いている。その中には,様々な事情で,元気を失っているケースもある。心が痛む。いろいろあるだろうが,なんとか,難局を乗り越えて,がんばってもらいたい。
 今年も,8月10日(日)に,OB実践報告会を催す。できるだけ多くの卒論ゼミ生OBに,キャンパスに戻って,近況を知らせてもらいたいものだ。

| | Comments (0)

2014.04.22

先輩の修論を読む

 今年度,私の大学院ゼミには,3名が所属することとなった。小学校教諭1名,中学校教諭1名,そして看護学校の教員が1名だ。先週から,大学院ゼミのスタートとして,先輩の修論を読む活動に着手してもらっている。その目的や方法,知見等の概要をまとめつつ,研究の特長や課題を見つけてもらい,修士論文のゴールイメージを抱いてもらうとともに,研究方法論のポイント(目的と方法や結論の整合性,結論の新規性など)を実例でもって確認してもらっている。もうしばらく,この活動が続く。

| | Comments (0)

2014.04.21

東北大学大学院情報科学研究科の堀田研究室を訪問

 研究仲間の堀田さんが,今春,東北大学大学院情報科学研究科に赴任した。お祝い兼科研のミーティングのため,本日,日帰りで,仙台に訪れた(夕方からは,研究室に戻り,研究会だったが)。まだ,桜が咲いている(満開から散り始めか)キャンパスの奥に,ガラス張りのキレイな建物がそびえていた。その8階に,堀田大先生の研究室が配置されていた。まだプリンタ-が設置されていなかったりしたが,院生とのやりとりや本棚の配架の様子を見ると,新しい環境の下,堀田さんの教育・研究活動が順調に動き始めたことを実感できた。
 ご担当の講義「メディア・リテラシー」を見学しようと思ったら,少し話をしてくださいということで,「メディア・リテラシー研究と教師教育研究の接点」について話題提供した。

| | Comments (0)

2014.04.20

教師教育ハンドブックの作成に向けて

 私が代表者を務める科研費の研究プロジェクト「教育工学的な視点に基づく教師教育ハンドブックの開発-その理論と実践の分析から-」も3年度目を迎えた。いよいよ,ハンドブックのプロトタイプを作成し,その評価まで行う。本日,その構成や執筆者の案を作成した。明日,関係者数名と会うので,この案について意見をもらうためだ。十数名の方に執筆をお願いすることになる。それゆえに,ハンドブックのコンセプトを共通理解し,各章のトーンを揃えることは難しくなるが,それは,教育工学的アプローチによる教師教育研究を幅広くピックアップできることを意味するので,望ましいことなのだ。この1年,その編集に努力を傾注しようと思う。

| | Comments (0)

2014.04.19

鹿児島でミニ研究会

 今日は,鹿児島に行き,そこで,ミニ研究会を催した。秋の学会発表を見据えて,その内容を共同研究発表者と詰めた。それは,2月に1回程度開催しているカリキュラムに関する文献の講読会で分析してきた,Instructional Roundsに関するものだ。米国,カナダ,オーストラリアの学校や学区で営まれている,この学校改革のためのネットワーク的アプローチを日本のものと比較検討したいと考える。
 日帰りのため,鹿児島滞在は7時間ほど。まあ,それでも,密に議論できたから,よしとしよう。旬の「しらす」を具材に入れた,おいしい丼も食べられたから。

| | Comments (0)

2014.04.18

生活・総合的学習教育学会大阪支部のセミナー

 日本生活科・総合的学習教育学会には,各地域に支部がある。私は,図らずも,支部代表を拝命している。本日は,支部の理事が集い,昨年度の活動を総括するとともに,本年度の活動の計画を策定した。恒例行事となった,冬に催すセミナーのプログラムをしっかり考えた。そのテーマは,「生活・総合の授業の魅力-授業づくりの基本を学び合おう-」となりそうである。日時は,1月24日(土)の午後の予定だ。興味のある方,ご予定方,よろしくお願いいたします。。

| | Comments (0)

2014.04.17

今日も,航空保安大学校で初任教官研修の講師役を

P1010730
 今日も,りんくうタウン駅近くの航空保安大学校で,「初任教官研修」の講師を務めた。この大学校は,空港で働く専門家,例えば管制官を養成するための高等教育機関だ。その教育を担当する方は,実務経験を数多く積んではいるが,講義や実習という教える立場の経験は皆無に等しい。そうした方々に対して,「指導と評価の工夫」をこうじた。
P1010745 8時45分から16時半過ぎまでの400分の長い長い講義であった。しかし,あっと言う間に時間が過ぎる。参加している初任教官たちが皆熱心だからだ。用意した内容に対して,時間が足らなくなりかけたが,即興的なアクションで,なんとか,予定の内容をカバーした。

| | Comments (0)

2014.04.16

学会の○○委員長は大変だ

 学会の仕事で「○○委員長」を拝命するようになって10年くらいが経つ。やはり,「長」がつく役割を果たすとなると,責任が重い。学会員の業績(論文や発表等)に関わることだと,自分の研究のことよりも,委員会にかかる作業や意思決定を時間的に,また,費やすエネルギーの面から,優先せざるをえないこともある。そんなとき,委員が活発に提案をしたり,議論を整理したりしてくれると,とても助かる。今,私がたずさわっている,学会の委員会の委員の皆さま,本当にありがとうございます。

| | Comments (0)

2014.04.15

今年度も『教師発達学』の講義がスタート

140415 大学院のガイダンスから1週間経って,曜日の巡り合わせて,私の講義『教師発達学』の講義がようやくスタートすることとなった。この講義の目標は,次のとおりである。
 
 教師の授業力量とその形成のあり方に関する知識や理論を獲得し,それを充実させるための方法論を会得し,活用する。
 具体的には,次のような目標を満たすことが期待される。
・「授業力量」,すなわち,授業の設計・実施・評価に関する教師たちの信念・知識・技術とその形成に関する諸研究の知見を整理できる。
・若手・中堅・ベテランの各段階における,主たる授業力量の形成課題を理解するとともに,その特徴,課題克服へのアプローチについて考察する。
・受講生自身の授業力量形成に関して,来し方を振り返るとともに,今後の教職生活を構想する。

 本日の講義第一回目では,このような目標の意義,それに迫るための講義の枠組みを説明した。また,受講生の授業者としてのライフストーリーを記してもらい,一貫した信念や転機について考察してもらった。また,それを構造化(説明可能な形にする)したり,他者のものに適用したりできるようになりましょうと,講義の実践的有効性も語った。

| | Comments (0)

2014.04.14

つくば市立春日小中学校を訪問

1404141 つくば市立春日小中学校を訪問した。同校は,パナソニック教育財団の第40回実践研究助成の特別研究指定校である。「ICTを活用した 思考力・判断力・表現力を育む授業づくり~協働学習ツールとタブレットを活用した論理的思考力の育成~」というテーマに基づいて,2年間実践研究を繰り広げる。特別研究指定校には,アドバイザーが配置され,専門的な見地から,各校の実践研究の企画・運営を支援する。私は,春日小中学校の担当となり,2年間で7回訪問することになった。
 学校を訪れてみると,施設が整っていることに感心させられたが,それ以上に小中一貫教育のシステムが充実していることに驚かされた。そして,つくば市お得意のICT活用も,各授業で教材と子どもの出会いを支えるべく,よい働きをしていた。これから,どこまで実践研究が発展するか,楽しみである。

| | Comments (0)

2014.04.13

富山大学の高橋先生の研究室を訪問して

 昨日,富山大学人間発達科学部の高橋研究室を訪問した。学部3年次の学生から,OB(OG),そして院生が,土曜日だというのに,研究室で賑やかに活動している。そして,我々のような外部からの訪問者にいろいろと世話を焼いてくださる。また,食事会などでは,大学教員同士,大学教員と学校現場の教員の会話に耳を傾け,そこから何かを学ぼうとしている。さらに,今朝になって,私は学生さんの役に立つことはできていないのに,「勉強になりました」とお礼のメールが届く,何通も。いつもながら,そのような姿勢に感心させられる。高橋研究室の学生さん,ありがとうございました。また,行かせていただきます。

| | Comments (0)

2014.04.12

教育工学会のショートレター編集委員会を開催

 本日は,五反田で,日本教育工学会のショートレター編集委員会を催した。私は,編集委員会担当理事の一人として,本年度のショートレター増刊号の編集委員会委員長を拝命したからだ。投稿された113篇の論文の査読について,いろいろと審議した。私以外の7名の委員の多大なる協力で,とりあえず,査読に入る準備が整った。お忙しい中,また休日に,委員会のために参集なさった委員の方々,そして事務局スタッフに,心より御礼申し上げます。

| | Comments (0)

2014.04.11

同じ教師にインタビューを重ねて

 私は,ある教師に何年もインタビューを実施している。その時にいかなる仕事に取り組み,何を感じ,どのようにそれを対処しているかを1年に数回聞き取るのであるが,明日も,その機会を頂戴する。まったくのボランティアでその方のお時間を頂戴し,恐縮するのであるが,しかし,私にとっては実に貴重な機会である。同じ教師に定期的に同じ視点でインタビューを実施すると,彼(女)のライフストーリーの特徴,そこに浮き彫りになる感情,問題解決のための方途(実践的知識,学習共同体)など,教師研究のホットなトピックの実像を感じられるからである。その方にインタビューするためには,片道3時間以上かかるのであるが,それでもなお,これからも,通い続けて,しっかり学びたいと思う。

| | Comments (0)

2014.04.10

かわいい学生たち--2014年度も講義が始まった

140409 昨日から,2014年度の講義が始まった。昨日は「教育総論」と「教育実践の研究Ⅱ」でスタート。前者は,教育の思想や歴史に関する講義であり,その目標は次のとおりである。
「学力観とそれに基づく授業実践の多様性について理解する。具体的には,次のような目標を満たすことが期待される。」
・機能的学力と実体的学力の概念を理解できる。
・学力観の変遷について整理できる。
・わが国の戦後60年間の代表的な教育実践について,その学力観や教育方法の特徴について考察できる。
 写真のように,けっこうな数の受講生であるが,学校で子どもたちにどのような能力・資質を育むべきか,それは時代や地域によって異なるべきか--等々の問いについてしっかり考えてくれた。

1404101 今日は,「教育学演習Ⅰ」を担当した。これは,次のような目標に迫るためのものだ。
 「わが国の教師に関する研究について,その動向や成果を理解する。具体的には,次のような目標を満たすことが期待される。」
・わが国の教師に関する研究の領域,その多様性を理解できる。
・教師に関する研究の方法論を会得し,それを踏まえて,教師に関する研究の計画を策定できる。
 こちらは,10人弱の少人数。彼らは,例えば教職に似ていると思う職業は何か,それはどうしてか--等々の問いについてしっかり議論してくれた。
 
 大阪教育大学第2部の学生は,教師になりたくて,いつも一生懸命に学んでいる。かわいい学生たちだ。その熱意は,大学教員の熱意に伝染する(逆も又,しかり?)。

| | Comments (0)

2014.04.08

今年も,実践学校教育専攻に新入生

 本日は,大学院(大阪教育大学・大学院教育学研究科・実践学校教育専攻)の新入生に対するガイダンスの日であった。
 新入生に対して,カリキュラム,3つのコースの構造,必修科目の内容等が説明された。私も,自分が担当するコース(教職ファシリテーターコース)の概要を解説した。
 教職ファシリィテーターコースの意義を説明するのは,難しい。私は,「自らの授業づくりと同僚等のそれを『共鳴』させて,よい授業やカリキュラムを子どもたちに提供したい方に,そのための知識やスキルを獲得してもらうためのコースです」と説明することにしている。
 大学院ゼミは,今年度の担当は3人。M2と合わせて全部で7名だ。ゼミも,学習共同体であるから,ゼミ生同士,私とゼミ生で上記のような共鳴に取り組むことになる。

| | Comments (0)

2014.04.07

水越敏行著『発見学習の研究』(明治図書,1975年)は何度読んでも,ためになる

 今日は,昨日に続いて,原稿執筆の日。学習指導法について整理するために,研究室で,いくつかの書籍をひもといた。恩師である水越敏行先生のご高著『発見学習の研究』(明治図書,1975年)の内容は,やはり,学習指導法に関する研究として,とても示唆に富んでいる。水越先生の博士論文を刊行したものであるが,発見学習を主柱に据えて,各種の学習指導法の特徴が分かりやすくまとめてあるし,実践との接点もきちんと確保されている。今から40年ほどの書物であるが,その内容は,今日の学力向上の取り組みに通ずるものもある。自分が執筆中の原稿にも,何カ所か引用させていただくこととなった。

| | Comments (0)

2014.04.06

総合的な学習の時間の可能性

 今日も,教科教育と教科外教育の関係について吟味し,それを原稿にしたためた。「総合的な学習の時間」の可能性について,書物を読み,文章を書いて,再認識した。教科教育を支える,補完する,発展させると,様々な可能性がある。教育課程上のユーティリティープレイヤーだ。特に,探究的な学びのサイクルを通じて,自他の生き方に迫る学び=訓育を実現できるのが,特徴的である。それは,少なくとも学習指導要領上では,道徳や特別活動にはない学びのスタイルだ。

| | Comments (0)

2014.04.05

教科教育と教科外教育の関係

 ある書籍の刊行の関係で,「教科教育と教科外教育の関係」というタイトルの文章を執筆している。それは,カリキュラム研究の重要なテーマであるが,総合的な学習の時間や外国語活動と違って,特別活動の研究授業を見学したことがなく,その教育課程上の位置づけや内容について,恥ずかしながら,これまであまり吟味してこなかった。原稿執筆のおかげで,学習指導要領解説にもずいぶん接近し,勉強した。知らないことが多かったので,執筆のスピードは鈍かったが,しかし,かなり勉強した。

| | Comments (0)

2014.04.04

3つの研究課題に取り組む,実践研究にエネルギッシュな学校

 本日,佐賀県の多久市の西渓校を訪れた。この学園は,西渓小学校と西渓中学校から成る小中一貫校である(多久市の小中学校は,現在,すべて小中一貫校となっている)。学校研究の発展に外部組織がどのように関与しているかを追究する研究(長崎大学の寺嶋先生,高知大学の島田先生と企画・運営している共同研究)のために,実践資料を収集し,関係者にヒアリングを試みた。
 西渓校は,もちろん,小中一貫教育のカリキュラム開発を進めている。さらに,「学び合い」をキーワードにして指導法等の研究にも着手している。さらに,小中学校のすべての教室に電子黒板を配備し,それぞれ40台のタブレット型PCを導入し,活用している。3つの研究課題があって,その計画や実行が難しいのではないかとたずねたが,理路整然とそれらの関係性や取り組み方の工夫を関係者は述べてくれた。3つの研究課題に取り組む,実践研究にエネルギッシュな学校であった。

| | Comments (0)

2014.04.02

研究室でコツコツがんばる

 昨日も,今日も,天王寺キャンパスの研究室で,一人で過ごした。3月末をもって附属小学校長を退任したので,辞令交付の日も,年度始めの職員会議も附属小学校に行かなくてもよくなった。それゆえ,昨年度,一昨年度とは,まったく様子の違う春休みとなった。ひっそりとした研究室で原稿を執筆したり,講義の準備をしたりしていると,附属小学校児童との関わりがなくなるなあという寂しさと,研究者としてコツコツがんばっているなあという充実感がないまぜになった,複雑な感情を抱く。まあ,それも,きっと,大学や大学院の講義が始まるまでであろうが--。

| | Comments (0)

2014.04.01

「教師のICT活用に対する熱意に影響を及ぼす要因の具体的検討」

 先日,日本教育工学会論文誌第37巻増刊号が届いた。私たちの論文も掲載されている。タイトルは,「教師のICT活用に対する熱意に影響を及ぼす要因の具体的検討-英国の教師たちの実践史の分析を通じて-」である。その要旨は,以下のとおり。

ICT活用に対する熱意に影響を及ぼす要因を具体的に検討するために,英国の3人の教師に「ICT活用に関する熱意」曲線を描いてもらい,それに影響を与えた事象を語ってもらった.3者の曲線の共通性や個々の独自性を明らかにした後,それらに影響を及ぼす要因を,個人的要因,環境要因に整理した.また,環境要因については,ICTの使いやすさという教師たちの感情を伴うものであることを確認した.これらの結果をもとに,ICT活用に対する熱意に影響を及ぼす要因の関係性をモデル化した.

 情報教育(ICT活用)と教師教育の接点を追究する研究として,ちょっとユニークだと思う。がんばって英国でインタビューをした甲斐があった。

| | Comments (0)

« March 2014 | Main | May 2014 »