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2014.04.24

卒論の方法論を考える(教育学演習Ⅰ)

P1000302 学部で担当している講義に,「教育学演習Ⅰ」というものがある。学部の教育・心理系の専門科目の1つであり,卒論の方法論を会得してもらうことをねらいとしている。
 この講義の到達目標は,次のとおりである。
 わが国の教師に関する研究について,その動向や成果を理解する。
 具体的には,次のような目標を満たすことが期待される。
・わが国の教師に関する研究の領域,その多様性を理解できる。
・教師に関する研究の方法論を会得し,それを踏まえて,教師に関する研究の計画を策定できる。
 講義前半は,重要な他者,学級経営,授業力,カリキュラム開発,多忙,保護者対応,教員研修などについて,実践記録の分析を通して,その問題の所在をつかんでもらう。講義後半では,研究課題を定めて,少人数で,卒論のリサーチプロポーザルを受講生に作成・発表してもらう。
P1000299 今日で3回目の講義。ユニークな学級経営を繰り広げている教師の取り組みの映像記録を視聴して,その特徴と課題を確認するとともに,それを探究する場合の研究の視点と方法について議論した。

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