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2014.04.04

3つの研究課題に取り組む,実践研究にエネルギッシュな学校

 本日,佐賀県の多久市の西渓校を訪れた。この学園は,西渓小学校と西渓中学校から成る小中一貫校である(多久市の小中学校は,現在,すべて小中一貫校となっている)。学校研究の発展に外部組織がどのように関与しているかを追究する研究(長崎大学の寺嶋先生,高知大学の島田先生と企画・運営している共同研究)のために,実践資料を収集し,関係者にヒアリングを試みた。
 西渓校は,もちろん,小中一貫教育のカリキュラム開発を進めている。さらに,「学び合い」をキーワードにして指導法等の研究にも着手している。さらに,小中学校のすべての教室に電子黒板を配備し,それぞれ40台のタブレット型PCを導入し,活用している。3つの研究課題があって,その計画や実行が難しいのではないかとたずねたが,理路整然とそれらの関係性や取り組み方の工夫を関係者は述べてくれた。3つの研究課題に取り組む,実践研究にエネルギッシュな学校であった。

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