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2014.06.27

研究授業が終わった後も学び合いが続く

 京都府の長岡京市立長岡第九小学校は,京都府総合教育センターが企画・運営する「『教師力向上』教育実践力継承事業」の開発実践校である。この事業は,各学校に「教師力向上」に資する取り組みを推進してもらう事業だ。各校を担当する大学研究者が定められ,彼らは,1年間に5回程度,学校を訪問し,授業を見学したり,授業研究会に参加したりして,各校の取り組みにアドバイスを送る。
P1020705P1020720 長岡京市立長岡第九小学校のアドバイザーは私である。研究授業を見学した。同校の研究主題「算数的活動の指導を通した,自ら学び,考え,伝え合う児童の育成~九小のなかまと学ぶ楽しい算数~」に即して,第5学年の算数科の授業において,いくつかの算数的活動が導入され,それを通じた伝え合いが目指された。この研究授業,子どもたちにとって,とても知的に楽しい学びであったと思う。それは,授業後の子どもたちの様子に象徴される。研究授業が終わってからも,子どもたちは,自然に黒板の発表ボード等に集まり,口々に,もっと他の「まとまり」の作り方があると自他のアイデアを共鳴させていた。多くの教師たちに見学される(中学校の教師がたくさん見学に来ていたので),緊張感に満ちた授業だったのに,それがとりあえずのゴールを迎えても,まだ学び合いを続ける姿勢を示す,しかも楽しそうに--子どもたちが学びに浸る姿を眺めることができるのは,教育学者として,とても幸せなことである。見学者が退散した後も研究授業の教室に残っていてよかった(実は,何か起こりそうな気配を感じていた)。

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