学校をまたいだ授業改善等のネットワークの試み
本日,倉敷市のある小学校を訪問した。同校では,市内の別の小学校の教頭(加配)が,授業改善や校内研修の充実のために,週1回勤務している。各教室でティームティーチングを繰り広げたり,授業記録を作成し,それをもとにして授業改善のアドバイスを各教師に送ったりしている。さらに,校内研修(授業研究等)においても,新鮮な視点に基づくコメントを呈する等で,活躍している。
倉敷地区には,4人の授業改善推進員(指導教諭)と1人の授業改善推進リーダー(教頭)が配置され,それぞれ,本務校に加えて2校の兼務校で上記のようなアクションを起こす。同時に,5人は,2週間に1回,ミーティングを催し,授業改善の取り組みについて情報交換や相互助言を行う。
さらに,岡山県内には,倉敷以外に,津山と東備地区でも同様のシステムが構築されている。そして,年に数回推進員全員による会議が開催されているし,推進リーダー間では,電話やオンラインでより密につながっているようだ。地区を越えた授業改善ネットワークも,ゆるやかではあるが,設けられているというわけだ。
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