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2014.07.13

今年も,夏の大学院合宿ゼミ

 本日は,日曜日にも関わらず,大学院M1の修論ゼミの日であった。それぞれが問題の所在を明らかにし,それに即して研究計画を策定している段階である。実践研究に着手する院生は,実践を導くモデルを開発することが求められる。それが妥当性を有するものになるように,また実践の枠組みを提供するが普遍性をもつものになるように,アドバイスした。
 このM1たちは,8月中旬に開催される,夏の大学院合宿ゼミを企画・運営する。今年度は,8月16,17日に京都で催す。5年くらい前に始めた,このゼミは,M1にとっては研究計画をとりあえず確定し,2年間の研究の羅針盤を作りあげる機会となる。また,M2にとっては,8月末の修士論文中間発表会の準備状況を確認するチェック機能を有するものである。さらに,大学院ゼミOBが参加して,修士論文のその後を語ってくれて,現役院生にとっては修士論文をどのように発展させるかについて,イメージを持てる場面でもある。10件程度の発表を聞いて議論することになるので,なかなか大変だ。でも,毎年,実り多いゼミとなっている。

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