文科省の講座で,なつかしい人たちに会った(放送教育指導者養成講座「虎の穴」の卒業生たち)
本日,上野の社会教育実践研究センターを会場にして,文部科学省生涯学習政策局情報教育課等による平成26年度メディア教育指導者講座がスタートした。オリエンテーションの後,課長による「ICT教育の現状と課題」に関する講演がおこなわれた後,私が担当する講義「学校等におけるメディア利用の現状と課題」のタイムがやって来た。ここでは,90分で,1)学校等におけるメディア利用の基本的な考え方,2)メディア利用の実践動向-学力の構造とICT活用の3つの効果-,3)学校におけるメディア利用の展望や課題について講じた。特に,2)については,全国の小中高等学校の実践事例をたくさん参照して,ICT活用の教育効果を語った。
会場には,懐かしい人が2人。彼女たちは,かつて,私と堀田さん(東北大学)が講師役を務めた,オンライン放送教育指導者養成講座「虎の穴」の5期生だった教師たちである。このオンライン講座が終了してから10年近く経っていると思うが,参加していた全国の教師たちが,それぞれの地元で着実に成長し,当該地域の教育の情報化等に貢献していることが分かって,うれしかった。
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