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2014.11.09

卒論や修論のゼミにおける議論

 本日は,修論のM1ゼミであった。3人のM1生の他に,次年度大学院入学予定者等で,私を含めて7名でのゼミとなった。3人のM1がそれぞれ,修士論文に関わる研究の進捗状況を報告した。まずまずの進度である。
 いつものことであるが,修論でも,そして卒論でも,ゼミ生たちの研究テーマは異なる。かなり多様である。必ずしも研究テーマに通じていない場合でも,その報告を聞いて,議論することはできるし,また,それを通じて参加者は自身の研究の特徴と課題を相対化できる。例えば,問題の所在から結論に至る論理が確立しているか,知見が常識の範囲を超えるものを有しているか,次の実践を生み出す具体性を有しているか等々を視点として積極的に仲間の研究に接しなければ,ゼミを催している意味がない。今日は,それを再確認した。

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