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2015.03.31

学力調査を活用した専門的な課題分析に関する調査研究

 本日,早稲田大学で催された「学力向上に効果的な指導方法に関する調査研究」の第6回研究会に参加した。これは,文部科学省の平成26年度の委託研究「平成26年度学力調査を活用した専門的な課題分析に関する調査研究」の一環である。早稲田大学の田中博之教授をリーダーとするチームが従事する研究プロジェクトである。そのねらいは,「全国的な学力調査の結果の統計分析とともに、それに基づいて選定した学校へのきめ細かい実地調査を通して,上記の課題の解決において高い成果をあげている学校で実施されている優れた指導方法を実証的に明らかにする」ことである。
 本日は,メンバーが訪問した学校の模様をレポートするとともに,学力向上に成果を上げる学校すべてに共通する点,校種や地域,学校規模によって異なる点などを抽出したた。また,それらを授業レベル,カリキュラムレベル,学校レベル等に整理した。

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2015.03.30

大学院ゼミ生とのお別れ会

Img_1200Img_1195_2 ソウルから帰国したのが27日夜。28日は,午前中から午後3時前まで,卒論セミ生の結婚式・披露宴に出席し,夕方からは,大学院ゼミ生たちとのお別れ会を催した。M2の3人の2年間の努力を私とM1やM0 が慰労する会である。3人には,それぞれの職場で大学院で学んだこと,とりわけ自分の修論の内容を活かしてもらいたい。
 M1がセレクトしたM2の3人への贈りものは,きれいなグラス。そして,M2が私に贈ってくれた記念品はベルトであった。

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2015.03.29

教師の力量形成に関する文献購読会

 本日は,「教師の力量形成に関する研究会」(第23回)を催した。これは,春・夏・冬と毎年3回開催している研究会であるが,全員が,教師の力量形成に関わる外国語文献を読んで,その内容をレポートする集いだ。今回は,Teachers and Teachingという学術雑誌のレジリエンス特集号の論文を中心に,各人がその内容等を報告し,レジリエンスやコミットメント,教職に対する満足感,それらを高める要因について集中的に議論した。
 私は,Marie Cameron & Susan Lovett(2015) Sustaining the commitment and realising the potential of highly promising teachers.Teachers and Teaching, 21(2), 150-163の内容を報告した。

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2015.03.28

今日は教え子の結婚式・披露宴

Img_11801Img_11841 今日は,3年前に卒論指導を担当した教え子の結婚式・披露宴の日であった。昨夜ソウルから帰宅したばかりだったが,なんとかかけつけて,彼の幸せそうな姿を見せてもらった。
 大阪市の小学校の教諭として,子どもたちを毎日を送っている彼は,自分たちを紹介するDVDを作成して,それを上映してくれた。その中に,彼は,「○○○小学校のことが大好きです!」というくだりを入れていた。私も,当該の学校に研究上つながりをもっているので,彼がそう言いたくなるよいムードがあることはよく分かる。それでもなお,それをはっきりと多くの人の前で言えるということは,彼が教職生活のよいスタートを切れたことを物語るものであろう。大学の指導教員として,また当該学校の研究上のアドバイザーとして,うれしいことである。

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2015.03.27

ソウル市教育庁を訪問

P1080407P1080415 26日午前,ソウル市教育庁を訪問した。ソウル市の教育方針,その背景,それを体現する施策等について聞き取りをした。教育方針は,「Happy Innovative Future Educational for All」と聞いた。そして,それを,学校,家庭,地域で実現していくのだという。それゆえ,学校のカリキュラムを子どもの全人的成長に即したものにするだけでなく,例えば,ソウル市の学校では,放課後学習(例えば,スポーツ,英会話,音楽,ダンス,ICT活用等)のプログラムを充実させている。そのためのセクションが教育庁に設けられているのには,驚かされた。

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2015.03.26

韓国の小学校における授業研究(的な営み)を見学

P1080362P1080366 昨日の午後,ソウル市内のフッソク小学校を訪問し,そこで,教師たちの授業研究的な営みに接した。5時間目の授業の際に,6年生の5クラスの学級担任が授業を公開し,残る教師たちがそれを見学し,コメントするというものだ。授業を公開する教師たちは,指導案を作成し,それを同僚に提出している。ただ,一般的には授業後の協議はなく,気づきをレポートにしたためて,授業を公開してくれた教師や学校長にフィードバックするようだ。ただし,その手順には,バリエーションがあるようだが。
 本日,ソウル市教育庁を訪問し,この件について質問してみたが,あらゆる教師が1年に2回以上,指導案を作成し,授業を公開することがルールになっていると担当指導主事は語っていた。

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2015.03.25

ソウル教育大学と附属小学校を訪問

 本日は,ソウル教育大学やその附属小学校等を訪問した。まず総長にお会いし,両大学の交流を深めるよう努力することをお伝えした。
P1080301P1080326 その後,ソウル教育大学附属小学校へ。学校側のプレゼンテーションビデオを見た後,6年1組の国語の授業の見学へ。それは,「多様な観点から考える」ことを促すために,北極開発について記された2つの新聞記事を比較読みし,その上で,自分の意見を論拠や根拠を大切して表明するというものだ。メディア・リテラシーの授業としての性格を帯びていた。

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2015.03.24

ソウル教育大学を訪問

本日から、3泊4日の日程で、ソウル教育大学等を訪問する。今夕、大学の数名のスタッフと、教員養成等に関する基本的な情報を交換した。

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2015.03.23

今日は,卒業・修了式

 今日は,本学でも,卒業・修了式が催された。そして,夕方から,天王寺で卒業生・修了生が謝恩会を催してくれた。4月から教職大学院に配置換えとなる私は,挨拶の中で,「私も,ミニ卒業です。でも,教職大学院で皆さんをお待ちしています」と述べた。
 段ボール箱に囲まれた研究室では,4月からどのような状態で教職大学院の講義等を担当するのか--その展望がイメージしにくい状況ではあるが。

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2015.03.22

しばらく,研究室では段ボールに囲まれた暮らしが続く

 明日は,我が大阪教育大学の卒業式・修了式だ。私は,役職に就いていないので,式そのものには出席しない。でも,夕方から,卒業生や修了生たちとパーティーを催す(いわゆる謝恩会)。
 しかし,同時に,明日は,前の研究室の荷物を移動させる日でもある。現在は,次に研究室をお使いになる方のために,それらを隣の演習室内に積み上げている。もちろん,移動そのものは,業者の方にたくすのであるが,移動を見届け,それから新しい研究室で教育・研究を実施できるようにしなければならない。にも関わらず,まだ,新しい研究室には,本棚や戸棚,ミーティングテーブルなどが搬入・設置されていない。ということは--しばらく,研究室では,段ボールに囲まれた暮らしが続く。

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2015.03.21

さようなら,411室

P1010485P10104871 18日から始めた,研究室の引っ越し作業も,今日で,1つめの山を越えた。本日,大阪教育大学天王寺キャンパス中央館411室からすべての荷物を運び出し,さらに机,本棚や戸棚,シンク,床を掃除して,自分が入室した時の状態に戻した(おおむね)。さようなら,411室。
 大阪教育大学に赴任してから8年間,この北向きの部屋で,長い時間を過ごした。夜間学部・大学院なので,23時過ぎまで,この部屋で一人,コンピュータに向き合った。土曜日や日曜日にも出勤し,多くの人と勉強会を開催し,意見を交換した。これまで4つの大学に勤めてきたが,同じ研究室に8年も暮らしたのは初めてのことである。たくさんの想い出を胸に,西館3階の部屋に移動する。それが2つめの山である。その作業は23日であるが,24日から韓国に出張するので,新しい研究室が落ち着くのは,いつになることやら--。

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2015.03.20

なじんだ研究室で最後の卒論ゼミ

P10104741P1010475 金曜日の10:00から14:00前まで,卒論ゼミを催した。5人のゼミ生たちは,先月までに先輩の卒論を読破して,そのイメージを鮮明した。いよいよ,今月から,自身のテーマに即して,問題の所在を明らかにしたり,研究方法を考案したりした。いずれの発表も,問題がまだ焦点化されていないので,研究方法が詰められていない。来月までにそれを掘り下げてくることとなった。
P10104811 今日のゼミが,なじんだ研究室(天王寺キャンパス中央館411室)での最後のゼミとなった。8年間の住まいとも,いよいよお別れだ。卒論ゼミ生たちは,ゼミ終了後,西館への引っ越しの準備を手伝ってくれた。ありがとう。

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2015.03.19

連合教職大学院の発足に向けて

 本日は,午前中は引っ越し準備,午後は連合教職大学院の運営準備委員会の長い会議に時間を費やすこととなった。後者は,14時から18時半くらいに及んだ。あっという間に時間が過ぎる。確認しなければならないこと,決めなければならないことがたくさんあるからだ。誰もが慣れていない教職大学院の仕組みを構想し,運用することは容易ではない。既設の教職大学院に勤務していたスタッフはいるけれど,文脈や状況が異なれば,システムが違うので,必ずしも経験知で乗り切れるわけではないからだ。運営準備委員会のリーダーの先生のご心労は並大抵ではなかろう。正式なスタートまであと10日あまり--暗中模索が続く(でも,まあ,なんとかなると思っている)。

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2015.03.18

いよいよ、引越しのウィークに

いよいよ、引越しのウィークになった。本日だけで,アルバイターの力を借りて,20箱以上の荷物を準備した(廃棄するものも含めて)。廃棄したものの中には,8年前に大阪教育大学に赴任して以来一度も開封しなかった箱などもあった(恥ずかしながら)。明日から数日,荷作りの作業が続く。23日の引っ越しまでに,その準備が整うのか--不安でいっぱいである。しかも,24日から27日までは韓国・ソウルに出張である--不安がいっそう大きくなる。

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2015.03.17

教育支援人材養成プロジェクトのミーティングに出席

 本日,東京学芸大学にやって来た。北海道教育大学,愛知教育大学,東京学芸大学,そして我が大阪教育大学が連携して進めているHATOプロジェクトのミーティングに出席するためだ。私は,その中でも,教育支援人材養成プロジェクトのメンバーとなっている。本日の会議は,年度末総括であり,私も,尼崎市教育委員会と協力して進めている,教育支援人材活用においてリーダーシップを発揮する,コーディネータ・アドバイザーの位置づけや役割などを報告した。また,プロジェクトのアウトプットの可能性について,いくつかの意見を述べた。

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2015.03.15

ディシプリン中心のカリキュラムについて考える

 本日は,島根大学教育学部で,カリキュラム研究会を催した。5名のメンバーで,それぞれがピックアップしてきた文献の内容を報告した。特に最初の報告者がシュワブの思想,とりわけディシプリン中心のカリキュラム,それを特徴づける構文的構造について問題提起してくれたので,その後の発表の内容を,構文的構造やその認識スタイルたる実践的様式を視点として議論することができた。私も,自治体独自のカリキュラム開発に関する論文のエッセンスを発表したが,当初準備したレジュメの内容をシュワブが呈するカリキュラム概念に照らして語るパートを即興で盛り込み,報告を進めた。
 すぐにアウトプットを出さねばならないプロジェクトの会議とは異なる,勉強会だからこそ得られる,知的なコミュニケーションを繰り広げる,よき機会となった。

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2015.03.14

もうすぐ,附属平野小学校の卒業式

 3月16日に,大阪教育大学附属平野小学校で卒業式が催される。先日,前校長たる私にも,ご案内が届いた。残念ながら,明日,明後日と島根大学に出張するので,式に列席することはできない。私は,卒業生たちが4年生,5年生の時に,学校長を務めた。たくさんの子どもたちと話をしたり,遊んだりした。この学年の特に女子児童は校長室によく来てくれた。彼らの未来に幸多からんことを心より願う。
 それにしても,学校長として二度目の,そして最後の卒業式を迎えて,もう1年が経つ。早いものだ。もうすっかり校長先生としてのふるまいにうとくなってしまったが,それでも,英国の小学校では,なぜか,子どもたちとすぐに仲良くなれる。それは,二年間の経験がなせる業かもしれない。

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2015.03.13

卒論ゼミ生,これからもがんばって

 今夜,今年度の卒論ゼミ生とお別れ会を催した。彼は,昨年度の夏から10ヶ月にわたって,フランスのリヨンにある大学に留学していた(卒論指導はもちろん中断し,今年度再開した)。それゆえ,同期の卒論ゼミ生から1年遅れて卒業することになった。帰国してから7ヶ月,一人だけで私と対話し,研究を進め,そして論文に仕上げてきた。よくがんばったと思う。
 本日,同期の卒論ゼミ生(つまり昨年3月に卒業した学生)の有志が集まり,彼の卒業を私とともに,お祝いしてくれた。彼らがこれからもそれぞれが置かれた状況で精一杯がんばってくれることを期待している。
 そうそう。一人でがんばった彼は,私に記念品をくれた--それは,ピンク色の○○○○○○である。ありがとう。

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2015.03.11

必要なものが見あたらなくて--

 ブログのタイトルとは関係ない話題で恐縮である。お許しいただきたい。
 日曜日に英国から帰国してから,必要なものが見あたらなくて困ることが続いている。もともと大雑把な性格であること,加齢によるボケ,時差ボケ,マルチタスクの影響などが複合的に作用して,ここ数日,もの探しに莫大な時間とエネルギーを費やしている。
 そういうものだと達観するしかないのか,なんらかの方策を取り入れる(徹底する)ことでなんとかなるのか,いずれにしても,ここままでは無為な時間が多すぎる。

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2015.03.10

これからの生涯学習施策のあり方について(意見具申案)

 本日,阿倍野市民学習センターで,大阪市社会教育委員会議の第4回が催された。私は,昨年7月から,大阪市社会教育委員を拝命しており,その活動の一環として,『これからの生涯学習施策のあり方について(意見具申)』の策定に参画している。これは,大阪市の生涯学習に関する施策を策定するための考え方について学識経験者や社会教育の実践者等が提言するものである。小委員会,親委員会の会議に何度も出席してきたが,アイデアや意見を積み重ねて,新しい生涯学習のビジョンやフレームワークを呈することができたと思う。多様な意見を整理し,表現してくれた事務局のメンバーの労力に敬意を表したい。

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2015.03.09

今日は,FDの日(教職実践演習に関して)

P10104653P1010467 本日18時から,FD(Faculty Development=大学教員の職能成長のための研修)の集いが催されたので,私も出席した。今回は,教員免許を得るために必要になった「教職実践演習」についてのリフレクションとなった。そのプログラムは,学務部会長の基調報告,教員の実践報告,そして実際に受講した学生のコメント,そして全体討論で構成された。
 私も,全体討論において,教職実践演習のねらい,それに基づいた評価のあり方について発言した。学生参加のFDなので,また,本学の第2部の教職実践演習は全教員が参加しており当事者意識が強いので,議論が盛り上がった。

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2015.03.08

英国の学校のそれぞれの成長物語

P1080280 1日に英国に着いて,ロンドン,エクセター,ウスターで3つの小学校を訪問した。ロンドンでは,同じ学校を2日にわたって訪問し,そのカリキュラムやマネジメントの詳細に迫った。また,エクセターでは,同じ学校長が別の小学校でどのようにリーダーシップの発揮の仕方を変えているかを目にした。そして,ウスターでは,OFSTEDの評価が高い小規模校の教師や保護者の様子をつぶさに観察した。
 3つの学校は,その状況や背景が異なる。しかし,学校長のリーダーシップ,それによる独自のカリキュラムによって,子どもたちが成長していること,それらに教師たちが誇りを抱いていることは共通していた。それぞれの学校の成長物語を日本でも追究したいと思う。
 写真は,ウスターの小学校で見つけた,Japan Club用の掲示である。

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2015.03.07

OFSTEDoutstandingの評価を受ける学校(Grimley and Holt CE Primary Schoolにて)

P1080238P1080267 エクセターを発ち,ウスターにやって来た。この地の小さな小学校,Grimley and Holt CE Primary Schoolを訪問した。この学校は,直近のOFSTEDの査察で,outstandingの評価を得た学校である。児童数89人の小さな学校であるが,訪ねてみると,きめ細かな指導が繰り広げられていた。また,「専門家のマント」という枠組みで,合科的なアプローチを展開していた。子どもたちは,人なつっこく,たくさんの質問を私たちに投げかけてくれた。何十分も,日本に関するQ&Aタイムが続いた。

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2015.03.06

合科的なアプローチが生きている

P1080161P1080208 エクセターのBowhill Primary Schoolでも,至るところで,合科的なアプローチを目にした。かけ算を美術・工芸作品に表す,家紋について歴史的・デザイン的に検討する等,半日しか滞在していなくても,教師たちが子どもの学びの充実のために強化をクロスさせて教材化を図っていることがよく分かる。

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CPSHEの一環として子どもたちがリラクゼーションを

P1080191P1080194 英国滞在4日目に,南西部のエクセター市のBowhill Primary Schoolを訪問し,いくつかの授業を見学した。その1つに,第1・2学年の子どもたちが,CPSHE(市民性,個人的・社会的健康に関する教育)の一環としてリラクゼーションのためのマッサージを行っている様子を目にした。このマッサージ学習は初めて見学するものであった。肩こりに悩まされているので,私も思わず子どもたちと一緒にマッサージをしてしまった。

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2015.03.05

学校長は集会でよいお話しができないと務まらない(Maryland Primary Schoolにて)

P1070924 ロンドン東部のNewham区のMaryland Primary Schoolでは,たくさんの授業や教員研修の他にも,全校集会や学年集会も見学した。前者では,学校長のMs. Jacksonがwasteの問題を子どもたちにしっかり考えさせようと,働きかけていた。子どもたちに歩み寄りながら,クイズ交えたり,象徴的な映像を見せたりしながら,子どもたちが自身の行動を見直すように,上手に語っていた。要するに,管理職であっても,teacherとしての資質を有し,子どもたちに直接指導できる実力を有している。
 私は,2年間附属小学校で学校長を務めたが,全校朝会が一番苦手であった。週1回でも苦戦していたのに,Jackson氏は週2回,それを務めているという。英国の学校長は,その学校経営のシステム上,マネジメント能力に長けていないと務まらないのだが,それだけでなく,教師としても一流でないとダメなのであろう。

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2015.03.04

よい授業は教科を越境している-ロンドンのMaryland Primary Schoolを訪問(第2日目)

P10801071P1080106 昨日も,ロンドン東部のNewham区のMaryland Primary Schoolを訪問し,たくさんの授業を見学させてもらった。第1日目に続いて,literacy(国語)や算数の授業を午前中にたくさん見学した。そして,午後は,理科や歴史やComutingの授業を見学したが,それらの少なからずのケースにおいて,教科を越境する教材が用意されていた。例えば,Computingの授業では,その題材はスペイン無敵艦隊の移動に関するものであった(歴史)し,プログラミングの前には,ストーリーを考えるという国語の学びが挿入されていた。よい授業は,なんらかの意味で教科を越境している-それは,日本も英国も変わらない。

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英国の小学校におけるLesson Studyの様子

P1080011 2日,3日と,ロンドン市内のNewham区にあるMeryland Primary Schoolを訪問した。2日の15:30~16:30に,同校のCPDとして実施された,Lesson Studyに参加した。2年生の歴史の授業の導入部分を撮影した記録映像を視聴し,教師たちは,当該授業を批評していた。実際の授業を見学するわけではないが,彼らは,授業の進め方に関する評価基準を有しているので,それに基づいて,当該授業がgoodにとどまるのか,それともoutstandingになるのかについて意見を交換していた。途中から,コーディネータが,子どものワークシートを提示して,議論を深めていた。
 今回が初めてのLesson Studyだったと聞いた(大阪で,学校長と副校長に,日本の授業研究を見学してもらってはいるが)。それにしては,よく練られた進め方であったと思う。

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2015.03.03

ロンドンのMaryland Primary Schoolを訪問(第1日目)

P1070889 本日,ロンドン東部のNewham区のMaryland Primary Schoolを訪問し,たくさんの授業を見学させてもらった。特にliteracy(国語)の授業は圧巻であった。朝学習ではなく,正規の時間に,なんと第1学年から第6学年までの子どもが(無学年制の)習熟度別指導に従事していたからだ。14学級の子どもたちが29のグループを構成して,習熟度別の学習を進めていた。もちろん,正規教諭だけではなく,アシスタント(高い教授スキルを有する)が参画しているから成り立つアプローチである。

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2015.03.02

ロンドン一人旅

 今回の英国訪問は,研究プロジェクトのメンバーの野中先生(横浜国立大学),高橋先生(富山大学)と出発日がずれた。それゆえ,最初の2日間は,単独行動となる。ロンドン一人旅だ。ちょっと寂しいが,それでも,学校で授業を見学したり,教員にインタビューしたりできる貴重な機会である。がんばって,行ってこよう。

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2015.03.01

3年ぶりに英国の学校を訪問

 今,伊丹空港である。これから,羽田空港を経由して,ロンドンに向かう。3年ぶりの渡英である(附属平野小学校の学校長を拝命していたので,長期出張が難しかった)。ロンドン,エクセター,ウスターで3つの小学校を訪問し,授業を見学するとともに,CPD(教員研修)について情報を収集する。今回,ロンドンでは,同じ小学校を2日連続訪問する。また,実際にCPDの活動を参与観察する。これまでの渡英では,1つの学校には1日あるいは半日しかいられないというケースが多かった。今回は,より密に接近できる。得たものをこのブログで紹介したいと思う。なお,火曜日に,野中先生(横浜国立大学),高橋先生(富山大学)と合流する。帰国は,8日である。

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