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2015.05.14

所属校の研究発表会に関するリフレクティブなコメント

 本日は,武庫川女子大学における非常勤講師としての講義「教育方法論」,学務委員会の部会長会議,大阪市教育センターのスタッフとの打ち合わせの後,連合教職実践研究科の講義「校内研修のマネジメント」を担当した。この講義では,4ヶ月かけて,校内研修の企画・運営に関わる実践的知識の獲得,それを活かした所属校等の校内研修のプランの改善に,受講生は取り組む。
 本日の第5回目の講義では前回に続いて,校内研修のR-PDCAサイクルについて講じた。その多元性,その多様な展開を解説し,それらの代表的実践事例を紹介した後,受講生の経験とそれらをオーバーラップしてもらった。
 その過程で,私は,いわゆる研究発表会を第三者評価の機会と性格づけること,そのためにそのプログラムを工夫しなければならないことを説いた。すると,受講生たちから,「それならば,研究発表会が終わった後に,そこで感じたこと,得られたアイデアを整理したり,共有化したりしないといけない--しかし,今は,やりっぱなしになっている」といったリフレクティブなコメントが呈された。講義内容に基づいて所属校の点検・評価が進みつつある。講義の3分の1が終わったわけだが,その目標が徐々に達せられてきたように思う。

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